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106 結婚相手という名の真のラスボス現る

 1年6月7日


 僕は今、オースに王国から王城に帰ってきたところだ。

 執務室に向かい考える。ブリタニアそれを横でみている。


 結婚する事が決まったらいつもの通りだ。

 僕が神になった事を明かすと相手のご家族はすごく喜んでいた。

 神になったことによる効果も話したし結婚式についても相談した。

 卓上カレンダーを渡して結婚式は7月11日にお願いした。

 目印としてハートマークを付けて意味の説明もした。結婚指輪の話もした。


 結婚式の形式はやはり王都の広場で行うとの事だ。

 皆にステータスを見せることも承諾した。

 ウェディングドレスとウェディングケーキの意味についても話し採用してもらった。

 カラードレスはパープル、薄紫に決まった。

 結婚式について必要な事は決まったので帰ってきた。


 うん。いつも通りで段々と慣れてきた。

 しかしもうこれ以上増えることはない!やったね!

 ……今、なんかフラグの音がした気がしたけど気のせいだろう。

 だってもう17歳の王族はいないんだから。勝ったなガハハ。



「ブリタニア帰ろうか」


「うん!もう考え事は終わったの?」


「もうこれ以上、婚約者が増えることはないと思うと嬉しいよ」


「それあなたの国の言葉で言うとフラグ?立っていない?」


「いや、だってもう17歳の王族はいないし、ないない」


「そうだと良いわね」


「な、なんだよ……良いから帰るよ」


「はいはい」


「ウィンドウちゃん達また明日ね」


「お疲れ様でしたー」と皆口々に言う。


 今日はブリタニアに料理を作ってもらって美味しくいただいた。

 それからは食休みして風呂に入って2人で寝た。



 1年6月8日


 朝起きてブリタニアとイチャイチャしてから準備してお城に来た。

 今日はやることがあるぞー。


「皆、おはよう」


「おはようございます」と皆が口々に言う。


 いやぁ気分爽快で良いわ。


「マスター、リーベ王国大使館のフローライトさんから連絡がありました」


「リーベ王国で何かあった?」


「いえ、グラウベ聖国さんの使者の方が来て教皇と聖女様がマスターとお会いしたいと伝言があったそうです」


「何の要件か分かる」


「結婚式についてご相談したい事があるとかです」


「分かった。ブリタニア行こうか」


「分かったわ」



 ゲートで転移すると立派な教会の前に来た。入り口を守っている衛兵っぽい人に声をかける。


「大和王国国王と王妃です」


「お話は伺っております。どうぞこちらへ」


 会議室に案内されて席に座った。

 しばらく経つと教皇のアーロイさんと聖女のシャーロットさん……と、シャーロットさんにそっくりな女性が来た」


「お、お久しぶりですアーロイさんとシャーロットさん……もう1方は?」


 顔が引きりながら話しかける。嫌な予感しかしない。


「お久しぶりです。こちらはシャーロットの妹のエリザベスです」


「初めまして私はエリザベスと申します。よろしくお願い致します」


「初めまして。大和王国国王のコウイチ・タカナシと王妃のブリタニアです」


「ブリタニアですよろしくお願い致します」


「今日は結婚式について相談したい事があると伺って参りましたが何でしょうか?」


「当初は教会で結婚式をする予定だったのですがコウイチ様が神になられたとお聞きし多くの人々に見てもらいたく広場で行う事にしました」


「あ、そうなんですね。構いませんよ」


「それからコウイチ様が神になられた事でシャーロットの双子の妹のエリザベスも嫁にもらってくれないかと思いましてお呼びしました」


「き、教会的には良いんですか?姉妹と結婚して」


「本来なら駄目ですが。コウイチ様は神になられたので例外です」


「シャーロットさんは良いんですか」


「むしろ私がお願いしたいくらいです!神になられた事による効果を創造神様からお聞きしたら妹と離れ離れになるのが辛かったのです」


「私、エリザベスも同じ思いです」


「お断りしたいところですが、それを言われると僕としてはお気持ちは凄い分かるのでお断りしにくいです。何しろ創造神様に僕の親兄弟も対象にしてほしいとお願いしたので」


「それもお聞きしています。情に訴えるのはズルいのは分かっています。その上でお願いします。私達姉妹は産まれた時から一心同体です。お互い言葉にしなくても何となくですが考えが分かるのです」


(コウイチくん)


(創造神様?)


(そうじゃ。聖女にやっているように語りかけている。2人はとても良い子じゃ。ワシからも頼む)


(はぁ……気持ちは凄い良く分かるので断れないですよ。分かりました……はぁ親になんて説明しよう)


(それは……まぁ頑張ってな)


(他人事だと思って)


(そ、それじゃまたの)


「今、創造神様からも2人をよろしくと頼まれました。2人とも私と結婚してください。お願いします」


「はい!」


「ありがとうございます!」


「予定通り7月3日で大丈夫ですか?」


「はい。大丈夫です」


「あ、これ3人にプレゼントです」


「これは……?」


 僕はカレンダーについて説明した。


「これは便利ですね」


「ありがとうございます」


「7月3日が楽しみです!」


「エリザベスさん、カラードレスはどうされます?」


「姉が青なので私は赤でお願いします」


「あら?同じブルーの薄い色とかでも良いんじゃない?」


「確かに赤にすると姉より目立ちそうだわ。それでは薄い青でお願いします。あくまで主役は姉にしたいので」


「あら?エリーったらありがとう」


「姉妹、仲が良さそうで良いですね」


「コウイチ様は違うのですか?」


「婚約したので様は止めてもらえると嬉しいです。男兄弟なので少し距離がありますね」


「それではコウイチさんで。そうなんですね」


「さんも要らないんですが」


「それは結婚してから無くす方向で考えます」


「分かりました。お願いします」


「それでは私達はこの辺で失礼しますね」


「はい!結婚式でよろしくお願い致します」


「よろしくお願いします」


「教皇である私からもお願いしますね」


「はい、では失礼します」


 城に帰ってきた。


「ブリタニアどう思う?」


「本来なら良くないと思うけど私も2人の気持ちが分かるから良いと思うわ」


「そっか」

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