102 創造神様に謝罪と結婚指輪
1年6月6日
城に帰ると16時頃になっていた。
どうしようかな?創造神様に謝って今日は帰ろうかな。
「ブリタニアこれから天界に行こう」
「分かったわ」
天界に来た
創造神様の姿をみると少し落ち込んでいるように見える。
「創造神様こんにちは。先程は怒りに任せて色々と言ってすみませんでした」
「おぉ、コウイチくん。謝る必要はないワシが悪かったんじゃ」
「いえ、そんな事はありません。その証拠に僕には新たな婚約者が出来ました」
「そうか。そう言ってくれると助かる気持ちじゃ」
「これまで通りに僕のことを色々な方に話していただいて構いませんよ」
「本当に良いのか?」
「はい。大丈夫です」
「ありがとう。それは良かった。これからワシはどうしようか考えていたところじゃ」
「そんなにですか」
「当たり前じゃよ。話のネタが無くなった孤独な年寄り程、辛いものはない」
「前も聞きましたが僕のように話しかける天使か神はいないんですか?僕にとっても創造神様は上司なわけですが」
「心当たりがあるとすれば恋愛神か時空神かのぉ。恋愛神は恋愛話が好きじゃし時空神はワシと同じくらいの歳じゃから」
「先日、僕が倒れた時にいたのかもしれませんが誰が何の神なのか分からなかったのでお2人に一度会ってみたいです。僕の先輩にあたる方達ですし。生命神様は良い方だったと思うんですが駄目なんですか?」
「2人に会ってみたいという事なら声をかけてみようかの。ワシの為にもなるし。生命神は良い神じゃが世代が違いすぎると言えば分かるかな?」
「ジェネレーションギャップみたいなものですか」
「そうじゃそれじゃ。だから候補には上げなかった」
「なるほど。そういう事ですか。話を変えて申し訳ないんですが良いですか?」
「構わんんよ。何じゃね?」
「少し先の話ですがエテルノとイブを地球のインターネットへ接続する事は出来ないでしょうか?」
「目的はなんだね?」
「1つ目は地球のインターネットにあるコンテンツ。例えば動画や辞書、例えば日本語の語源などをこの世界のネットワークに輸入したいのと量子コンピュータのAIに地球の情報を学習させ科学技術の発展に役立てたい。2つ目は……創造神様ハロライブはご存知でしょうか?バーチャルアイドルは?」
「すまん。どちらも聞いたことがない」
「アイドルはどうでしょうか?」
「地球の神に聞いた気がするな歌ったり踊ったりして人々を魅了するとか」
「その認識で合っています。インターネット上で活動するアイドルがバーチャルアイドルだと思ってもらえば良いです」
「創造神様からいただいた給料で地球に30階建てのマンションを建ててハロライブという事務所に所属しているバーチャルアイドルに住んでもらおうと思っているんです。例の件の被害者2人もその事務所に所属してもらってバーチャルアイドルとして活動してもらおうと思っています……それに本人達は同意していますそれが僕なりの例の件の被害者への罪滅ぼしなんです。僕のせいではなくても僕が要因ですから」
「君も真面目というか律儀というか……ワシも2人の事が気がかりじゃったから正直なところ助かる。ワシら神々のせいもあり辛い目にあった分、幸せになってもらいたいと思っておったんじゃ」
「それでそのマンションの警備と管理にエテルノを配備したいと思っています。アイドルの女の子達が住むマンションなので男性警備員より女性が良い。更に24時間365日、警備させたい。事務所への車での送迎もさせたい。エテルノが最適な人材だと思ったんです。ただし彼女達エテルノはこちらの世界のネットワークに繋いで起きたいんです。トラブル発生時に対応する為にも」
「なるほどそういう事なら可能だと思う。地球で異世界の事を書き込む訳でなければ……まぁ書いたとしても冗談だと思われるだろうがな。分かった。そういう事なら準備を進めておく。被害者2人が目の届くところにいるのもありがたい。辛い記憶は消したが何かをきっかけに思い出してパニックになる可能性も無くはないからな。傷ついた魂は修復したが魂の奥底に辛い記憶が残っている可能性もあるんじゃよ。魂レベルは流石のワシでも確認や記憶の削除は出来ない」
「そうですよね。人間は不思議な事にふと思い出す事があるので心配だったんです。僕から見たら地球の時間は止まって見えますが可能ですか?」
「可能じゃよ。君以外の者から見たら時間は動いておるからな。実際、被害者2人が連れ去られた事もそういうことじゃ」
「確かにそうでしたね。ところで結婚指輪なんですが相談させてください」
「そうじゃの。超幸運の指輪でどうだろうか?」
「良いかもしれないですね」
「ステータスの幸運は戦闘時以外も常時働くからの」
「そうだったんですね。ドロップアイテムだけに影響するのかと思っていました」
「後はそうじゃな。コウイチくんのステータスを全てのお嫁さんに共有するとしよう」
「ありがとうございます」
「よいよい。過労防止でもあるからの。渡しておくの」
「はい。気を付けます。指輪ありがとうございます」
「うむ」
「それでは今日はこの辺で失礼します」
「私も失礼します」
そうして僕達は天界を後にした。
日が暮れて来たので城の皆に挨拶して家に帰った。
今日も奥さんと仲良く過ごそう。





