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101 結婚式について相談

 1年6月6日


「途中あなたが意地悪している時に注意しようかと思ったけど丸く収まって良かったわ。エリアナさんこれから宜しくね?」


「はい。こちらこそよろしくお願い致します。それとお2人とも婚約したのでさん付けしなくて良いですよ」


 一時はどうなるかと思ったけど丸く収まって良かった。

 まぁ僕のせいで揉めたのもあるから反省しているけど。


「分かった。エリアナよろしくね」


「はい!」


「シルヴィーさん。結婚式についてご相談させてください」


「その前に娘と婚約したので私の事をお義母様、いえ、娘の婚約者から様付けはおかしいわね。お義母さんと呼んでください」


「分かりました。お義母さん。これからもよろしくお願いします」


「はい。こちらこそよろしくお願い致します。……敬語も不要な気がするけどそれだとお互い馴れ馴れし過ぎるかしらね」


「そうですね僕もそう思います」


「結婚式についてでしたね?1ヶ月後でどうでしょうか?」


「はい。大丈夫です。これをプレゼントしますね」


「あら?何でしょうか?」


 僕は卓上カレンダーを取り出す。


「カレンダーというものです。現在が6月の6日ですので、1ヶ月後だと7月の6日ですね。分かりやすくマークを付けておきますね」


「あら?良いですね。これまで日付を意識する物が無かったのでアバウトでしたが、これなら明確にいつ行うか分かりやすいですね。それからそのマークも良いですね」


「これはですね私の元の世界で心臓を表すシンボルで。愛や好感を意味する意味のものです」


「心臓と言うと鼓動を打っている大切な臓器ですね」


「はい。そうです。恋愛をすると胸がドキッとするので私の元の世界ではハートを射抜かれるという言葉もありました」


「なるほどそういう事ですか。エリアナの心臓も今、恋でドキドキしていますわ」


「あら、あなたも乙女ね。親としては微笑ましいわ」


「お、お母様少し恥ずかしいですわ」


「あら良いじゃない。それは普通の事よ」


「お母様もお父様と結婚する時はドキドキしたのですか?」


「もちろんしたわ。緊張していたというのもあるけどね」


「お母様でもそうなんですね。あっ結婚式についてでしたね失礼しました」


「いえ、大丈夫ですよ。今日が何日か忘れそうなら毎日寝る前か目が覚めた時に印を付けると良いと思いますよ」


「なるほど、確かにそれなら忘れないですみそうですね」


「私の元の世界では毎年、結婚日に夫婦でお祝いしていましたね」


「それ良いですわ!ブリタニアはいつなの?」


「私の時はカレンダーが無かったからいつか分からないのよね」


「ブリタニアは5月1日にお祝いする事にしようよ」


「そうね。少し残念な気もするけど仕方ないわ。元々は無かった文化だもの」


「結婚記念日ですか。良いですね。私も何日か覚えていませんもの。今年はコウイチさんのお蔭で理由はどうあれ国際会議を開けて、更にコウイチさんが神になった年ですわ。創造神様が今年は1年として数えていくというのは色々な意味があり良いですわ」


「確かにそうですね。今年は僕が神になった年でもあり、皆と結婚した年でもあるのか」


「そういえばコウイチ。他の方々の結婚式はいつですの?」


「聖女様が7月3日でリア女王が7月5日だよ」


「忙しいわね。大丈夫なの?」


「聖女様とリア女王との結婚式は準備を向こうがしてくれるから。僕が大変なのは結婚式の日だけだよ……あっ結婚指輪はどうしようかな?ブリタニアどう思う?」


「皆、同じものが良いわ。だけど私達、不老不死になったから『超身代わりの指輪』の効果があまりないのよね。創造神様に相談しましょう」


「そうしようか」


「結婚指輪とは何?」


「僕の世界の文化でね。永遠の愛を誓った証として身に着けるもので、離れていてもお互いの存在を感じられる愛の象徴らしいよ」


「へー。素敵ですわ」


「ところでお義母さん、結婚式はどのような形で行うんですか?


「私の国の王都の広場で行いましょう。残念ながらエルフの中にも差別する方もおりまして『第二王女が何故、人間なんかと結婚するんだ』と言う方もいると思います。そこで申し訳ありませんがステータスを集まった国民に見せていただきたいのです。準備は我が国で責任を持ってやらせていただきます」


「分かりました。ステータスの件も構いませんよ。創造神様に隠す必要はないと確認が取れていますし」


「ところでコウイチは何の神になるの?」


「創造神様はそろそろ新しい世界をつくりたいみたいでね。僕にこの世界の管理をしてもらいたいみたいだよ。神の名前はなんだろうね?聞くの忘れていたよ」


「すごいですね。エリアナとしては世界を管理するということなら世界神とかではないかと予想します」


「おー良いね。カッコいい。いいセンスだ」


「ありがとう……?」


「お義母さん。それで衣装とウェディングケーキについてなんですが……」


 僕はウェディングドレスとウェディングケーキの意味について話した。


「素晴らしいですわ。それではドレスとケーキの準備はお願いしますね」


「私も素晴らしいと思いますわ」


「それでカラードレスなんだけど何色が良い?」


「エリアナはエルフですもの!緑が良いですわ!」


「うん、分かった。僕も似合うと思うよ」


「そうですか?着るのが楽しみですわ!」


「うん、僕も着ているのをみるのが楽しみだ」


「お義母さん、結婚式に必要な事は以上で大丈夫でしょうか?」


「大丈夫だと思います。私が結婚する訳ではないのにワクワクします」


「ところでお義姉さんは結婚はされているんですか?」


「婚約者はいますがまだ結婚していませんよ」


「コウイチ、私がいながらお姉様も狙っているんですか!」


「いや、違うよ。単純に気になっただけ。それじゃ妹であるエリアナが先に結婚する事になって問題になりませんか?」


「通常ですと問題になると思いますが、それもコウイチさんのステータスを見せて納得させます」


「分かりました。それではそろそろ帰ります。エリアナ結婚式でよろしくね」


「はい!こちらこそよろしく!」


「娘をよろしくお願いしますね」


「はい、では失礼します」


「ブリタニア行こうか」


「うん!」


 僕達はゲートで城に帰った。

投稿した小説の更新情報などをツイートしている私のTwitter(@Ichirimo_kosei)のプロフィールイラストを「ゆんちゃ*結乃りぼん(@mspink_y)」先生に描いていただきました。

星は一里茂孤星を青いバラは不可能を可能にし「夢叶う」や「奇跡」という花言葉を理由に描いていただきました。


とっても素敵なイラストですので多くの人に見てもらいたいと思います。

見に来ていただき、もしよければTwitterのフォローをしていただけますと幸いです。

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