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98 エルフの女王様からお呼び出し

 1年6月6日


 城に戻ってきた。

 もう13時か時間が過ぎるのが早いな。

 まぁ色々とあったからね。そんなもんか。


「ブリタニア、昼食にしようか?」


「そうね。そうしましょう」


 2人で昼食をとって14時になった。

 しばらく執務室に座ってアレコレ考えていると、ウィンドウちゃんが話しかけてきた。


「マスター、リーベ王国大使館のフローライトさんから連絡がありました」


「何かあった?」


「ヒンメル王国の女王様がマスターとお会いしたいと伝言があったそうです。ヒンメル王国のお城までお越しくださいとの事です」


「あっ、国際会議で大使館の話をしたのにまだ何もしていないから怒っているのかな?」


「そんな事はないと思うけど」


「ブリタニアどうしてそう思うの?」


「隣国ではないけれどお父様からヒンメル王国の女王様の話は聞いているわ。あの方は何故か耳が早いらしいの。それに性格が良い方だと聞いているわ。だからあなたが倒れた事も知っている可能性が高いわ。もし、そうではなくて大使館の件で何かあるなら倒れていた件とクーデターの話をすれば納得してもらえると思うわよ」


「分かった。それじゃ行こうか」


「うん!」


 ゲートを開くとブリタニアは飛び込んでいったはやっ。

 僕も入っていく。


 お城の前まで来た。お城の衛兵さんに声をかけよう。


「すみません。大和王国の国王と王妃です。シルヴィー女王からお話があるとの事で参りました」


「あ、はい。お話は伺っております。こちらへお越しください」


「ありがとうございます」


「こちらの会議室に座ってお待ちください。女王陛下はすぐに参りますので」


 数分待つと女王陛下と2人の女の子が来た。

 僕は席を立って挨拶する。


「こんにちは。私にお話があると伺い参りました。ご用件はなんでしょうか?」


「その前に国際会議の後、お倒れになってしばらく記憶を失い大変だったと風の噂で聞いております。また、元フォルター帝国、今はトラバント地方でしたか。そちらでクーデターもあったとか。お2人とも色々と大変でしたね」


「そこまでご存知とは驚きました。風の噂ですか?」


「はい。そうです」


 そこまで知ってるとは。国際会議でも思ったけどなんだろうやっぱり恐怖を感じる。


「ところでお2人は?」


 とても美しくてとしか表現できない2人の少女について聞いてみる。


「こちらは第1王女のエリザベトと第2王女のエリアナです」


「コウイチ・タカナシ様、初めましてエリザベトと申します」


「コウイチ・タカナシ様、初めましてエリアナと申します」


「「よろしくお願い致します」」


 息ピッタリだな。


「大和王国国王のコウイチ・タカナシです。こちらこそよろしくお願い致します」


「「はい」」


「失礼ですがお2人のご年齢は?」


「私は19歳です」


「私は17歳です」


「お2人ともお若いのにしっかりしていますね」


「ありがとうございます。母親として嬉しく思います」


「ところでご用件は?」


「既にお気付きではありませんか?」


「大使館の件でしょうか?その件でしたら申し訳ありません」


「いえ、違います。色々と大変だったのは存じていると申したではありませんか」


「それでは何でしょうか?私には他に思いつくものが無くてですね」


「エリアナを嫁にもらってほしいというお話です」


「すみません。政略結婚は本人の意志がですね……」


「お母様!私は聞いていませんよ!」


「ご本人もこのように申しておりますし。私は既に3人の妻と婚約者がいます」


「エリアナ、この方をよく見てどう思われます」


「素敵な方だとは思います。ですが3人の妻と婚約者がいる方ですよ?」


「私は人数は関係ないと思いますが。あなたはそう思いませんか」


「わ、私は……」


「この世界の常識では人数は関係ないというのは存じております。私も既に3人の妻と婚約者がおりますし。ですが私が元いた世界の祖国では1人は1人としか結婚できず、複数の女性と関係を持つのは浮気と言われ嫌悪されたものです。ですからエリアナさんのお気持ちは分かります」


「あら?エリアナはまだ何も言っていませんよ?どうなのエリアナ」


「私には結婚はまだ早いと思います。まだお母様と姉と離れたくありません!」


「エリアナ、あなたはもう17歳よ。そろそろ結婚しても良い時期だわ」


「で、ですが……」


「私が横から言うのもなんですが結論を急がなくても良いのでは」


「コ、コウイチ様もそう言っていますし私もそう思います」


「コウイチさん、私はあなたの事を理解しているので断言します。この子の将来を思う母として結論は急ぎたいのです」


「何故ですか?」


「まず先に政略結婚というのは否定しておきます。母として娘の為に言っているのです。そしてこの段階で理由は言えません『私はあなたの事を理解している』それであなたには十分伝わるのではないでしょうか?」


 この人、僕が神になったことと結婚したらどうなるかを知っているんだな。


「正直、申します。僕は今、あなたに恐怖を感じています。何故そこまで知っているのかと」


「はぁ……それはそうですよね。分かりましたネタバラシします。私は聖女様と同じように創造神様と会話出来る立場にあるのです。正確には私はというよりもエルフの女王はですね」


「そういう事ですか」


 創造神様、聖女様でも思いましたけど色々と喋りすぎではないですか?

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