オカ研の冬へ…早すぎるトナカイ4。
俺は目を覚ましていく。
するとそこはどこかの家の中だった。
「ここは!?」
俺は、どこかの部屋に蹲っていた。
するとヘアのドアが開く音。
俺は震え蹲っているとどこかで聞き覚えのある声が聞こえたんだ。
「お前は……………」
その声は……なんと、部長がそこに立っていたんだ。
「部長!?」
俺は声を上げるも………。
『うえええ………………』
と、そんな声しか出なかったんだ。
「おおっ!?そうかそうか?迷子のトナカイなんて私は初めて見たぞ!?」
なにっ!?
俺は部長のその言葉に驚きを隠せなかったんだ。
俺がなんだって!?部長は俺を見て今なんて言ったんだ?
『うえええぇぇ…………』
「うんうん!そうかそうか!?お前はどうやら腹が減ったのか!?」
いやいや伝わらん!!
どこからどうなったら俺が腹が空いてる事になるんだよ!?
俺はそうツッコミたかったのだが部長は部屋を出ていったんだ。
だがここは部屋なのだが敷かれている絨毯そして寒くないよう暖房がきいているこの部屋。
ここはやはりお金持ちの部長の屋敷ならではのペット用にしては随分リッチな小屋だった。
いつしか俺は気持ち良さそうな絨毯の上に座り込む。
これは……とてつもなく気持ちいいじゃないか。
やばい……ウトウトしてきた。
俺はスーッと寝かけたその時。
キイーーーーーーーーーッと開いた部屋のドア。
そこに入ってきたのはなんと草を抱えた仁の姿。
『うえええええぇぇ。』
「ほらほら仁!?大丈夫なのか!?」
「大丈夫大丈夫!でも……あ……本当にトナカイだ。」
そう言った二人はなんと俺の為に気を利かせてよくうさぎなどが食べる草を大量に持ってきたのだった。
すると近づいてくる部長は俺の顔をじーっと見ていたんだ。
なんだこれは…俺の顔になにか着いているのか!?
あ、そういや今俺はトナカイだったんだな。
『うえええええぇぇっ。』
「なんだよ!?このトナカイなにか言いたいのかな!?」
仁はそうつぶやく。
「やっぱり腹を空かせてるんじゃないか!?」
「うーーーーん………」
そう言いながら仁も俺をジロジロと見ていたんだ。
俺はこのやり取りにため息をつく。
『はあああっ。』
伝わらずガッカリした俺。
すると。
「あれ!?このトナカイについてるこれって……。」
「なにっ!?本当だ……これは我々『オカ研メンバー』だけに渡したハズの………『ネックレス型ナンバープレート』だ……まさかこのトナカイは!?」
部長ーーー!?
気がついてくれたのか!?
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◇
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