オカ研の冬へ…早すぎるトナカイ3。
「なんだこれは……俺はどうなってしまったんだ?」
俺が水溜まりに見た姿は……なんと……立派な角が生え毛むくじゃらの姿。
そう、俺はいつの間にかトナカイになってしまっていたんだ。
「これは……どうしたらいいんだ。」
◇
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俺が目を覚ましたのは家の今は使われてなかった犬小屋。
ここは俺が小さな頃飼われていたゴールデンウィークレトリバーが入ってた小屋。
その為に今のこの比較的大きな姿の俺が入っていられたんだ。
だけど……このままではやばい。
俺はオカ研の二人の事を思い浮かべていた。
「仁……部長…………………。」
その時。
俺の耳に入ってきた音声。
それは家の誰かが見ていたのかテレビの音声だったんだ。
俺はついつい聞き耳を立ててしまう。
『今入ってきたニュースです……昨夜からこの街に不審な動物の目撃情報が寄せられています。』
そんなニュースが流れているなんて…:でもこの時俺は気がついた。
これってこの姿になった俺の事を言っているんじゃないか!?
こんな怪しい見た目の動物なんてクマに見えても仕方の無い大きさ。
大きさだけでも誰もが目にしたら恐怖を与えてしまいそうであった。
やはりここはあの二人に相談するしかない。
俺はそう思い考える。
どうしたらいい?
今のこの手足…そう四足歩行の身体になってしまった俺。前足と後ろ足ではスマホがあっても操作できない……そうなればやはり直接二人に会うしかないのだ。
俺はそう考えると、まずは……そろりと小屋から出ることにする。
音を立てないようにまずは小屋から出る事にする。
偶然にも鍵は施錠されず頭部で押していくとその扉は開いていったんだ。
抜き足差し足忍び足とゆっくりと小屋から出ていく俺。
時はまだ昼をまわったくらいだと思う。
きっと日中なら。
そう思い出たのだが。
家の門から出たその時。
なんとそこで数名の学生と出会ってしまったのだ。
目と目が会う俺と学生達。
こんな滅多に見ることの無い獣が民家から出てきたんだ学生達も驚いたであろう。
俺達は対峙するも……そこで一人女生徒は急に叫んだんだ。
「きゃあああああーーーーーーーーーっ!?」
俺はその声に驚きダッと地を蹴りその場から逃走したんだ。
そして一目散にかけていく俺。
気がつくと大きな屋敷の前にいた俺。
俺はフラフラと玄関前に辿り着くと。
いつしかその場で倒れ込んでしまったんだ。
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