オカ研の冬へ…早すぎるトナカイ2。
俺が気がつくと……見た事のない景色が辺り一面に見える。
「ここは……どこなんだ?」
まるで夢の中かの様な場所を歩いている俺。
鬱蒼と生い茂る草木…どこかの森の中なのだろうか。
ここは、どこなのだろうかと知った物を探している俺。
只々森の中を歩き自分の分かりであろう情報を得ようと歩く俺。
「一体ここは。」
迷い始めた俺……だが森の奥へ奥へと不思議と誘われるかのように足はひとりでに進んでいく。
森の中は寒いであろう風が吹き抜けていく。
「さ……寒い…………のか。」
俺は不思議な感覚に晒されている。
冷えそうな風により肌に寒さを感じたかに見えたのだが………。
なぜかそこまで冷えてこなかったんだ。
どういう事だ?
俺はそんな考えにとらわれていたんだ。
だが俺の足は前に前に踏み出していく。
これは一体なんなんだ。
誘われるように身体が勝手に動いていく事に俺は恐怖を感じてくる。
だ………誰か……………。
俺は自身に起きた恐怖に助けを求めてしまう。
声をだそうとするも……声が……でない。
まるで俺の身体が誰かに操られるように。
ただ意識だけが確実にあったんだ。
俺が気がつくといつしか目の前には巨大な老木が一本遙か天まで届きそうな程に高くそびえ立っていたんだ。
「ここは一体……………」
俺はそう呟いていた。
するとその老木が光り輝き始める。
ぱーーーーーーーっと光る老木。
俺は老木に近づくとその光はまるで俺を癒す かの様に俺の全身を照らしていたんだ。
俺はじっと老木を見ていた。
すると俺の目の前に徐々に姿を現したのは白く長い髭を生やした老人だった。
「アンタは一体誰だ!?」
俺の問いかけに老人はニヤリと微笑む。
次の瞬間……俺は全身に違和感を感じる。
骨が変形していく感覚。
徐々に手はいつしか前足に変わっていく。
「えっ!?これってなんだ!?」
そして毛穴からゴワゴワと毛が生えていきやがて体毛が生え揃っていく。
やばい。
やばい…やばい…やばい…やばいやばいやばい。
そして俺は四足になり立ち尽くしていた。
俺は脇に水溜まりを発見する。
水溜まりに視線を向けると。
そこに写っていたのは。
そう……いつの間にか獣になってしまった自分の姿だったんだ。
◇
◇
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