オカ研夏合宿その一。
私は藤野涼子。
我々はこの夏休みを利用して夏の合宿へとやって来たのだ。
◇
「ふぅ~~~暑いな。」
「本当ですねえ…。」
私にそう言ったのは輝也だった。
私達は真夏の日差しの中…合宿へと向かい始めていた。
すると。
「おおーーーーーーーい!輝也ーーーーー!!部長ーーーーーーーーーーっ!?」
そう声をかけてきたのは仁だったのだ。
ふと笑顔になる自分。
「お…おお……ちょっと遅かったな仁!?」
そんな仁はなんと車から顔を出し声をかけていたのだ。
私達が車に近づくと仁は車から降りてくる。
「すみません、荷物がちょっと多すぎましたかね?」
「ん!?」
私が後方を見ると一台の大型のバンが着いてきていた。
「仁……あれは!?」
「はい!!どこで何があるか分かりませんし目的地まであれに乗って行きましょう!?」
こうして私達は間宮家の車に乗り移動する事にしたのだ。
◇
◇
◇
私達の町から約一時間ほど向かうと……海へと辿りつく。
すると輝也が口を開く。
「おおおおおーーーーーーーー海だな!!??」
「おお!!僕も久しぶりに海に来ましたよ!涼子さんは!?」
「ああ!私も久しぶり………はっ!?」
美しい海に思わずそんな言葉を発していた事に驚く私。
すると輝也の私達を怪しむ視線を感じる。
「あ!見えてきたぞ!?」
私は誤魔化すかのように前に目を向けると私達の目の前には海に面したとある村に辿り着いたんだ。
◇
◇
◇
「ふぅ〜〜〜着いたぞ」
「ここが!?」
「ここは……海鳴村」
「海鳴村…………!?」
「ああ………ここは海と共に生活がある漁村なのだ……故に大昔から様々な恐怖話……つまり伝説などが多々ある場所でもあるのだ……中でも…………」
私は言葉を途切れさせると。
視線の先には村民であろうか。
一人の老婆がこちらを見て立ち尽くしていたのだ。
「貴女は?」
私はそう声をかけてみる。
すると老婆はニヤリと笑みを浮かべ口を開く。
「わしは…………………この海鳴村に生まれこの村で育った天城うみという……」
「天城さん!?」
「そうじゃ………わしは……。」
そういうと…突然…彼女は口を閉ざす。
「この村に滞在するつもりであれば……着いてくるが良い。」
私達は顔を見合わせると。
老婆の後をついていったのだ。
こうして私達の合宿は怪しく始まったのだ。
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