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黒の怪奇譚  作者: 黒羽冥


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秋の章ーその壱ー

皆様こんにちは。

私は黒乃。

秋という季節になってきましたが秋といえば山の実りもございます。

そしてそんな実りを欲するのは私達人間だけではございません。

さて……本日は私の店には珍しい獣害事件の話を持ってきた人物がいました。

しばし……その話をどうぞお付き合いくださいませ。

ここはとある山中………昔からこの山中に建てられた一軒の建物。

ここにはある物が祀られていた。

 それは昔から祀られている恐怖の熊。

 熊神様だった。

 そんな熊神様を祀るこの地。

こんな場所に俺は今彼女………そして数名の仲間達と共にこの地へ来ていた。

俺達は大学生。

学部の研究として動物の歴史を辿る旅に来たのだった。

ここを見つけたのは部長の『日野玲子ひのれいこ』さんだった。


『部長?今更ですが何故ここへ!?』


俺はそう問いかける。

すると部長は照れながら答える。


『あのねえ………………世界にはね……………まだ人間が見知らぬ生物……見知らぬ何者かがいると言われているの………こんな科学の進歩で時明かされてないものも沢山あるのよ?それを追いかける事ってロマンを感じないかなあ?』

『ロマン…………ですか?はあ………………。』

『それより『彰人あきと』君!?この旅に『凛子りんこ』ちゃんまで連れてきて大丈夫!?今回はちょっと危険よって言ったわよね?』

『はあ………でも一週間くらいの調査なんでしょ?山小屋に泊まるって言ってたし。』

『まあ確かに泊まる場所は確保出来たからいいんだけどさ。』


俺達がそんな会話をしてると戻ってきた俺の彼女である『凛子』だ。


『あっ!?ここいたー!!『玲子』さんどうぞよろしくお願いしますー!!』

『ええ、よろしくね!『凛子』ちゃんもこの周辺はそれこそ熊の出没地でもあるから絶対に外には一人で出ないでね!』

『はい!!分かりました!』


元気にそう返事を返す『凛子』。

この変わった部長と気が合う俺の彼女は中々珍しい気がする。

すると副部長の『浅野康太あさのこうた』がやってくる。


『おお………『彰人』!『凛子』ちゃんよろしくな!!』

『『『浅野』さんよろしくお願いします!!』』


俺達は『浅野』さんにも挨拶を返す。

人当たりのいい副部長である。

そして続々と集まるとメンバーは俺達も入れて十名になった。

すると部長が口を開く。


『諸君!!今回は熊の歴史を辿る旅に集まってくれてありがとう!簡単な説明はしたが、もう一度伝えておこう。』


一呼吸おく部長。


『まずは今日はゆっくり休んで欲しい、そして明日から早速調査に入るが、今回の調査内容は伝説の熊害事件の即席を辿る事………どんな場所でどんな状況でどんな風に熊に襲われたのか………その即席を辿り……私が知る中で一番の熊害事件『血の間色村ちのまいろむら』の伝説の熊『半月はんげつ』の調査をします!!今日から一週間よろしくね皆!!』


俺達はその言葉にドキリとし、この調査合宿が始まったのだった。

お読みくださりありがとうございました。

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