表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒の怪奇譚  作者: 黒羽冥


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

116/140

盆の章ーその陸ー

彰男君に続き風間君が消えて帰らなくなってしまった。

私達はこの恐怖に震えてしまう。

すると声を上げたのは『浅野りん』ちゃんだった。


『ねえ!?りょうくん!?彰男君の次に風間君も帰って来ないのだけど本当に何も知らないの!?昨日だってちゃんと説明できなかったじゃないのさ?』


すると薄ら笑いを浮かべるりょうくん。


『ええ?そうだっけ?それに僕は本当に何も知らないんだけど…………なあ?お前達?』


他の男子メンバーにそう声をかけるりょうくん。

りょうくんにそう問いかけられるメンバーは青い顔で頷くだけだった。


『でも二人も消えちゃうなんてこれは本当に異常事態だと思う……だからすぐにでも連絡をしなきゃ。』


さすがにこれはやばいか思いあのツアコンの男性に電話をしようと考えた私。

すると私の言葉にりょうくんの表情が一瞬変わった気がした。

だけれど。


『あれっ!?ない!私のスマホがない!?』


私はバックをひっくり返してみてもそこに自分のスマホがなくなっていたの。


『えっ!?本当に!?じゃあ私の持ってくるね!?』

『うん!ありがとうりんちゃん!!』


そういいスマホを取りに向かうりんちゃん。

そして玲奈ちゃんも他の二人、いつもほとんど話さない『美緒』ちゃんと、そして男勝りな『佳奈』ちゃんもスマホを取りに向かう。

すると聞こえてきたのは皆の焦り声だった。


『私のスマホもなくなってる!!!』

『ねえ!!私のもないんだけど!?』

『私のも……………ない。』


すると玲奈ちゃんが目で声をあげる。


『ねえ、たまおちゃん!?玲奈のスマホもないよお』

『えっ!?これはどういう事!?じゃあ男子!!誰のでもいいから貸してよ?』


私の声に落ち着いた様子の、りょうくんが口を開く。


『まあまあ…………皆!なんでも焦るのは良くないよ?まずは落ち着いて。』


するとりょうくんに苛立ちをぶつけるように声を上げたのはりんちゃんだった。


『これが落ち着いていられないわよ!!二人も人間が居なくなったんだよ!?ほら!!男子!!誰でもいいからスマホを貸してよ!?』


涙目でそう叫ぶりんちゃん。

するとりょうくんの隣にいた『崇』君が口を開く。


『ごめん………りんちゃん……僕達はサバイバルと聞いてたからスマホは持ってきてないんだ。』

『そうそう…………僕はそもそも電波あるか分からないからはじめから持ってきてないんだよね。』


そう言った男子メンバー。

すると口を開くりょうくん。

そして、りょうくんは怖い笑顔でそういったの。

お読みくださりありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ