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残照 ~俳句と人生、老いの旅~  作者: 松涛/編集:山鳥はむ


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29/91

百合とても移ろい無残廃り捨て

平成二十年四月



 「廃り」は「すたり」と読んで貰いたい。

 薫り高き百合も時が過ぎると枯れ、花瓶の水は顔を背けるほど嫌な臭いに変わる。



 我が家にはいつも百合が挿してある。

 ワイフの好みであり、自分の葬儀は百合の香で満たしてもらいたいといっている。

 何か変な話題に入ってしまったが続けていこう。



 わたしが男として、いや、その仕切り方は好きではないのだが、要するに若かった頃。



 毎日、空手の稽古に明け暮れて、疲れるということを知らなかった。恐らく元気溌剌としていたのではないだろうか。

 ワイフだって、まるでカモシカのような四肢をして、頭脳明晰だった・・・と思う。



 老人会に携わっていると、会員のスナップを写す。

 しかし良いショットが撮れるとは限らない。

 そのような時は密かに捨てている。

  

 最近、ワイフの良い表情が撮れない。

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