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目は冴えて闇は饒舌秋の夜半
平成十九年十月
二十、三十台は日立金属の深川工場に勤務していた。
就業時間は朝の八時。しかし現場の管理者として三十分前には出社していた。
年に二、三度、どうかしたはずみに夜中の二時、三時まで眠られないことがあった。六時には必ず目覚めなければならない。一年を通すと、かなりのプレシャーとなった。
しかし、最近は二時、三時でも入眠することが出来ないことが多い。歳のせいだろうか? 間違えなく体内時計が狂っている。
しかし、今だって勤め人ではないが現役だ。翌朝眠たい放題にはいかないのだ。
夜更けてベッドで考えていても、この時間帯に良い考えが浮んだ試しはない。しかも闇はマイナーに、しかも容赦なく饒舌に喋り掛けてくる。世間一般の自殺者は夜明けに多いという。
わたしは酒が飲めて紛らわすことが出来て幸いと思っている。




