人物紹介 1章
オースティン
イブの道具屋主人で以前は冒険者として活動していた。その温厚な性格から慕っている冒険者が多い。怪我により離脱したが、その人望で商人ギルド長に就任し、冒険者ギルドと商人ギルドとの連携を図りイブの街を発展させることに成功する。しかしポーション類の輸入が難しくなってきたことにより、弟子であるエルフのイブとベスパに跡を譲り地位を退く。現在はいち道具屋の主人として生活している。
ジェーン
オースティンがまだ冒険者で活躍していたころにオースティンが買った道具屋を経営していた奴隷。オースティンを慕っている。
セバスチャン
イブの街のギルド長。元冒険者であったが戦闘能力は低め。しかし公平かつ慎重な態度が評価されギルド長となる。ギルド職員からの信頼はかなり厚いが若い冒険者たちからはよくお説教されることから倦厭されている。怒ると怖い。
アーヴィン
イブの街のドワーフの家具屋主人。その実力は高く、遠い町からも依頼が入る。なぜか冒険者としての実力も高く、噂によると昔『破壊王』と呼ばれたこともあるらしい。現在弟子たちの育成に力を注いでいる。弟子たちからは『親分』と呼ばれているくらい顔は厳ついが、妻の尻に敷かれている。
シラト
アーヴィンの妻。普段は温厚だが、怒ると恐ろしい。夫の弟子たちからは『大親分』と恐れられている。裁縫師としての実力も高い。受注注文は受けているが、店は持っておらず紹介でのみ仕事をしている。
アベル
鍛冶職人であり、その実力は高く遠方より買いにくる冒険者いる。戦闘能力も高く高ランクの冒険者に引けを取らないほどである。現在は弟子たちが店を回している。本人は気に入ったもののみ製作する程度。街を徘徊していることが多く、住人からは裏の警備隊と呼ばれている。
エヴァ
オースティンから引き継いだ現商人ギルド長。片付けが苦手で現在はコウが片付けをしている。エルフながらとある事情（精霊と無理やり結ぶ契約を嫌がり反抗した）によりエルフの国を出た後行商人として活動。イブの街で商売をしていたときにオースティンに見出されて弟子となり、彼の引退後ギルド長に就任した。書類関連は苦手。
ベスパ
エヴァがイブの街に到着した頃彼女もこの街に流れ着く。情報屋として活動していたがその正確な情報収集能力を買われてエヴァの下で働くこととなった。
クララ
イブの街のガラス職人。腕は一流であるが、弟子は取っていない。魔法使いで冒険者の弟がいる。
