128 悪夢のようなスキル
お久しぶりの投稿です。大変お待たせいたしました。
復帰第一作目は、聖女夕奈の手記の謎に迫ります。
怒りを放出した後の私のお仕事は、死屍累々たる広場のお掃除だ。
まずは、最重要酔っ払いである綾人君とラハンさんとレアリスさん、アルレット伯母さまに、生の解毒ポーションを飲ませておく。昨夜は黒マジックを出さなかったので、誰の顔にも魔眼も眉毛も鼻毛も無かった。
次いで、お父さんにくっついて離れないリュシーお母さまと、ファルハドさんにくっついて離れないセシルさんと伯母さまその二のロクサーヌさん、その三のソランジュさんを引き剥がし、ちゃんとベッドで寝た有紗ちゃんと子供たち、あと雑魚寝をしているレジェンドたちや他のメンバーを起こす。
その後、二日酔いにいいシジミのお味噌汁を作ったけど、寝ぼけて味噌汁鍋に入ろうとするキノコ大根たちを捕獲して鉢に植えておく。お味噌汁が無事で良かった。ちなみにお味噌汁は、解毒ポーション入りだ。
解毒ポーションは、加熱するとあのさわやかな飲み口がなくなり、効能はそのままに料理の味を損ねないらしい。昔から、大量に解毒が必要な祭りの後などに、スープなどで食卓に供されることがあるそうだ。先人の知恵だけど、みんな昔から飲みすぎに悩まされていたんだね。
酒豪のユーシスさんとリヨウさん、イヴァンさんとアズレイドさんの他、節度をもった飲酒をするファルハドさんとイリアス殿下、昨日ちょっと解毒ポーションを飲んでぐっすり寝た王子以外、ほぼ全員二日酔いだ。
みんなにフレッシュなりんご風味の野菜ジュースを出して、王子にはケールと小松菜の青汁を出した。色が分からないよう、マグカップで。みんなが美味しそうに飲んでるのを見て、王子も疑いもせず飲んだら、ブーッと勢いよく青汁を噴き出していた。
そんなこんなで、昨夜の後始末を終えたら、今度はみんなでパーティ会場のテーブルでそのまま野天会議だ。昨日渡された夕奈さんの手記について、綾人君に尋ねるためだ。
「そういえば、初代聖女の手掛かりはどうだ?」
王子が聞くと、綾人君はパラパラと手記をめくる。
「うん。どうやら、ノームに匿ってもらって王の追手を逃れた後、黒の森に来ていたみたいだ。で、そこで、レンダールの不審な動きを察知したリュウキが、極秘でここに連絡を取ったらしい。それで一度セリカへ入ったって書いてある」
黒の森は、のちの夕奈さんの夫になるテオドールさんの故郷だから、その伝で匿ってもらっていたようだ。
リュウキ将軍は、セリカ行きの時に私たちも滞在したアスパカラの州城にいて、転移でそこで合流したらしい。その時に、今の国境の転移を制限する感知システムみたいなのを夕奈さんが作って、レンダールからの転移での侵入を阻止したみたい。
それで、しばらく州城に滞在することになったけど、その時に妊娠が発覚して、つわりで具合が悪い時に、レンダール側が夕奈さんの所在を嗅ぎつけて、引き渡しを要求したようだ。
リュウキ将軍は毅然とした態度でそれを突っぱねたので、当時最強の軍を率いた最強の将軍にしり込みしたレンダール側は、セリカ側につくくらいならと、夕奈さんを暗殺しようと刺客を送ったらしい。
もちろん、ことごとくテオドールさんとリュウキ将軍が返り討ちにしたけれど、お腹の赤ちゃんのために、レンダール側も刺客を送れないような場所で出産の準備をすることになったようだ。
場所の選定には、東方レジェンズも協力してくれて、人が全く住んでいない地域で、レジェンドの手助けがないと行けない場所を見つけてきてくれた。
その場所が、今私たちがいるヴァンウェスタ領の北東にある北海の主、リヴァイアサンさんのねぐらだった。
極寒の地と言われているけど、リヴァイアサンさんは冷気を操れる水属性の魔獣らしく、東方レジェンズの朱雀さん曰く、『あいつ、寒がりだから』と言った。どうやら、北海の主と呼ばれているけど、リヴァイアサンさんは寒いのが嫌いなようで、能力で住居の周りは春っぽい気候にしているようだ。……なるほど、レジェンドも大変そうだ。
「人間がそこに行くには、東側の北海の端から船で行くか、この領の東の峡谷ヴァレリアンを通って行くかのどちらかしかないが、どちらも強力な魔獣の巣窟だ」
地理に明るくない私と有紗ちゃんが分かるように、イリアス殿下が教えてくれる。
南には綾人君が最後に行った「果ての迷宮」の入口を囲うように凄い高さの山脈があって、北側はそれこそ前人未踏の地だからルートはその二つしかないみたい。東側はセリカの領土なので、踏み入るのも大変だし、西側はそれこそリヴァイアサンさんの眷属の魔獣がうようよしてて、迷路のようになっているんだって。
どちらのルートを選択するにしても、千人で出発しても一人か二人たどり着けるかどうか、という過酷な場所のようだ。
そんな訳で夕奈さんたちは、東方レジェンズに紹介してもらったリヴァイアサンさんの所で、出産準備に入ったそう。
「でも、そんな場所じゃ、ろくな物資も無かっただろう」
王子が朱雀さんに聞くと、朱雀さんは小さく首を傾けた。
『あたしら四獣が直接動くと、レンダールに嗅ぎ付けられるかもしれないから、あたしや白虎の眷属に食料や必要なものを届けさせたのよ。あと、黒の森の長も、ユウナが教えて転移が使えたから、産婆はそちらから連れて行ったようだわよ』
レジェンズたちは、できるだけ夕奈さんたちに接触しないようにしていたらしく、お使いに出した眷属から様子を聞いていたようだ。
『その間に、ダンナのテオドールは、地下組織みたいなのを作ってさ、打倒レンダール王家みたいな活動をしていて、当時レンダール国軍よりも強いと言われた傭兵団を作っていたわ。ホントあいつのユウナに対する執着凄かったから、暗殺されそうになったのが余程頭に来たのね』
朱雀さんの説明に、綾人君が「はい」と手を挙げる。
「……ねえ、俺の姪っ子に当たる現レンダール王家の始祖の子って、たしか傭兵だったような気がするんだけど」
『そうよ。ユノは、父親のテオドールから傭兵団を引き継いで、各地を魔物退治で転戦したのよ。それで「放浪の女神」って言われて、国民から絶大な信頼を得ていたわ』
「俺の姪っ子すげぇ」
どうやら、綾人君に宛てた手記には、ユノさんが大人になってからのその辺りの事情は書いてないみたい。
「でも、そこがとんでもなく危険な場所にあるとしたら、私たちはどうやって行くの?」
私は疑問に思ったことを聞いた。
多分以前、リヴァイアサンさんの話を聞いた時に、人間が住める最果ての地がヴァレリアンにあって、そこに行くという話はしていたと思う。確か、『行くには人間には面倒』とお父さんが言っていたけど、イリアス殿下の話では千分の一の生存率なんでしょ? みんなは大丈夫でも、私は絶対に無理だ……。
『決まっておろう。私が乗せて行ってやる』
「やだ」
お父さんが楽し気に言うので、私は断った。最近、お父さんの背中に乗った時は、二回とも落下した覚えがある。
私が断固拒否すると、お父さんがからかうように言う。
『では、陸路で行くか?私と一緒なら、知能の低い魔獣どもも蹴散らしてやるが、断崖絶壁や険しい山登りがあるぞ』
「う……、ちょっと考えさせてください」
私の運動神経では、五分で諦める未来しか見えない。
私がお父さんか山登りかの究極の選択に迷っていると、隣に座った王子がちょいちょいと私の髪の毛を引っ張る。
「なぁに?」
「お前、忘れてるかもしれないが、シロを使いにやってるだろ。あいつに転移の巻物を持たせてるから、誰も崖下りも山登りもしないぞ」
「……早く言って」
そういえば、シロさんがお使いに行ってくれてるんだった。もう、かれこれ三週間くらい前のことだからすっかり忘れてた。
「そういえば、シロさん何してるんだろう」
『じじいは、時間の感覚がじじい時間だからな。あの辺りの温泉ででもゆっくりしてるんだろう』
「温泉あるの?」
お父さんの言葉にピクッとする。寒い土地の温泉って、最高。この前泊まった温泉宿は一泊だけだったから、許されるならリヴァイアサンさんの所で少しゆっくりしたい。メイさん曰く、温泉は地下の魔力も一緒に溶けだしているそうで、きっと王子の体にもいい効果があるはずだ。
「最果ての村は『エイヤ』というが、あの辺りは火山帯だからな。温泉が出ても不思議はあるまい」
イリアス殿下が、お父さんの話を補足すると、王子がぐわっとお父さんを振り返った。
「クソ! フェンリル、何でそれを早く言わない!」
『お、おう。オーレリアン、そなたそんなに温泉が好きだったか?』
「もちろんだ!」
「私もです」
力いっぱい返事する王子と、間髪入れず同意するレアリスさん。そういえば、この前の温泉リゾートでも張り切っていたよね。
そんな二人に、有紗ちゃんが突然〝聖なる炎〟を使った。「あっちぃ!」「ぐっ」という声がして、二人の前髪が焦げた。
ユーシスさんが私にポーションをリクエストしたので渡すと、王子とレアリスさんを小脇に抱えて一つのお家に入ると、ちょっとしてから前髪が治った二人を連れて戻った。それをお母さまと有紗ちゃんとスイランさんが、ジトッとした目で見ている。
とりあえず、王子が温泉好きのようで良かった。
「アヤト、後、その手記に何が書いてある?」
何事もなかったかのように、平静な声で話を進める王子がすごい。綾人君も「う、うん」とちょっと引き気味になっていた。
「あ、そだ。前に言っていた、俺が残したと思われてたタヌキの暗号だけど、やっぱりあれは夕奈が残したって書いてあった。リュウキに頼んで、俺の日記に挟んだみたいだ」
あの、「この世界の神を殺さない限り、この世界は長くはない」というあれだ。
「夕奈は、どうやら逃避行中に新しい〝感応〟というスキルを取得したらしい」
どういうスキルか分からなかったら、王子が説明してくれた。
〝感応〟は、触れた対象の状態を共有するスキルらしいけど、その種類はいろんなものがあるようだ。
一番多いのが、お医者さん薬剤師さんみたいなお仕事の人が使うもので、身体状態を調べるもの。どこにどういう不調があるか説明しづらいものを、ある程度正確に感じ取れるようだ。
いくらポーションが発達しているからといって、それが内部の怪我なのか病気なのか、それがどれくらい重度なのか、状況に応じた診断ができないと適切な治療はできないから、この世界にもちゃんとお医者さんはいる。特に獣医さんは、言葉で説明できない動物の不調を診るのに大切なスキルらしい。
もっとレベルが高いものだと、〝記憶感応〟といって、物に触れるとその物の記憶のようなものに触れることができるらしい。あれだ。地球で言うサイコメトリーだ。
そして、このスキルの最も高度な効果が、〝神託〟というもの。主に聖域と呼ばれる場所や聖遺物 (神様やその加護を受けた聖人の遺物)に触れた時に、その奇跡や強い遺志を垣間見ることができるものらしい。
夕奈さんは、どうやら最後の〝神託〟に近い能力だったようだ。
「子供が生まれた後、一時期セリカの首都のセラに身を寄せていた時期があって、そこに行く途中に、セリカの〝黄山〟っていう場所でその情報を得たらしい」
転移は、小さい子供に影響があると駄目だからと、どうやら国境までは白虎さんが運んでくれて、そこから徒歩と馬車で移動したらしい。しかも、リュウキ将軍の護衛で。
「黄山は、その昔、白虎様方聖獣を束ねる黄帝という神が降臨された地と伝わっています」
綾人君の説明に、リヨウさんが補足をしてくれる。そのリヨウさんがチラッと四獣のみなさんを見ると、白虎さんが頷いた。
四獣のみなさんは、この世界の成り立ちに関わることは、〝古の制約〟というもので制限されて簡単に話せないらしいけど、どうやらこの辺くらいはOKのようだ。
「その黄山にある寺院に宿を借りたその夜に、あの暗号の内容を夢に見たって」
夕奈さんは、直接遺物に触れなくても、白昼夢のようなイメージを受け取るものと、しっかりとした夢として受け取ることがあって、古い記憶や未来のことを断片的に垣間見ることがあったそうだ。綾人君が再びこの世界に召喚されることも、そうして知ったらしい。
「暗い迷宮の最も深い場所に、真っ黒な楔に縫い留められた巨大な龍がいて、その傷口から流れ続ける血が瘴気になって、空気や地面に染み込んで魔物を生み出しているのが見えたらしい」
その時、夕奈さんの頭に『我の正気が欠片でも残っているうちに、我を打ち滅ぼせる人間が、再び異世界より召喚されることを願おう』という声が聞こえたって。
その時に、自分ではない日本から来た新しい聖女と、日本の服を着て新しい武器を持つ綾人君の姿が鮮明なビジョンとして浮かんだそう。
だから、夕奈さんがいない先の時代に、綾人君が来ることが分かったんだね。
綾人君の言葉に、人間組もレジェンドたちも、お父さんですら神妙な雰囲気になった。
でも、過去視は稀ではあるけどそれなりの人数が生まれたようだけど、夕奈さんのような未来視のスキルは歴史でも片手に余るほどの人数しか発現していなくて、それこそ神様の領域のスキルのようで、そういう存在が夕奈さんに力を貸していたかもしれない、と王子は言っていた。
「だけど、変なんだ。夕奈が見た未来では、俺と有紗ちゃんらしき聖女のことは書いてあるけど、もう一人召喚されるって記録はないんだ」
「……それって」
つまり、私の姿は、夕奈さんの見た未来にはなかった。
『神の力でも見通せなかったほど、それだけハルは変則的な存在だということだろう』
クククと楽し気にお父さんが笑う。
え、やだ、なんか私がおかしいみたいな言い方!
私はお父さんに抗議するけど、その場のみんなが何故かお父さんに同調して頷いた。
ずーんと私が落ち込んでいると、綾人君が元気付けるように私の肩を叩いた。
「波瑠、元気出しなよ。ほら、波瑠が知りたかったこと、読ませてあげるから」
そう言って、私にあるページを見せてくれた。
〝この『感応』のスキルで、これまでのリュウキの献身を知った。テオがいない隙に、リュウキにどうしてこんなに私を助けてくれるのか聞いた。そうしたら、『大切な者を守るのに、理由はない』って言われた。リュウキは言った後で後悔したような顔をして、その事はその後一切触れなかった。誠実なリュウキらしい。綾人には、そんなリュウキを覚えていてほしい〟
「ご馳走様です!」
まさかのリュウキ将軍と夕奈さんの間の切ないキュン話に、私は思わず叫んだ。
〝感応〟のスキルは、秘めていたリュウキ将軍の想いをそれとなく夕奈さんに伝えていた。これをロマンスと言わずして何がロマンスだろう。
「素敵なスキルを授かったんだね」
私が熱くなった目頭を拭いながら言うと、綾人君は凄く辛そうな顔をした。
「いや。夕奈はこのスキルを『悪夢のようなスキルだ』って言っている」
そうか。いい記憶や優しい未来ばかりが見えるはずがない。瘴気の元となった龍の記憶もそうだし、きっと見たくなかった出来事も流れてくるよね。神様みたいな未来を見る力はもちろん、過去の記憶を見ることによって生じた夕奈さんの負担は、私たちには計り知れない。
「ごめん。軽率なことを言って。神様の領域みたいな記憶を見て、夕奈さんが辛くなかったはずないよね」
私が自己嫌悪に陥っていると、綾人君はまた首を振って私の肩に手を置いた。
「違うんだ、波瑠。夕奈は瘴気の元や未来は、結構前向きに捉えていた。起きてしまった過去は変えられないし、まだ訪れていない未来は変えようと努力していた。でも、このスキルの恐ろしさはそこじゃなかったんだ」
夕奈さんの決意に、強い人だと感動していたら、そんな強さを覆すような何かがあるようだった。これ以上、聞くのが怖くなる。
「ここを見てくれ」
そう言って綾人君が、数ページ後を見せてくれた。
〝今日、着替えようとして、不意に過去のビジョンが見えた。テオがこの服の臭いを嗅いでいた。そろそろアイツをヤってもいいよね〟
「………辛いな………」
王子が思わず漏らした言葉は、私にもそれは特大の矢として突き刺さった。私もレアリスさんの服の匂いを、不可抗力とはいえ嗅いでしまったことがあったから。
あれは、私が王宮から追放された最初の夜に、レアリスさんのコートに包って眠ったからだけど。
「申し訳ございません! わざとじゃないけど、私も似たようなことをしました!」
私が泣いてあの時のことをレアリスさんに謝ると、レアリスさんが首を振った。
「ハルは暖を取ろうとしただけ。何も恥じることはない」
レアリスさんの優しい言葉に救われる思いがした。
そしてレアリスさんは、王子の言葉に傷ついた私を包むように言葉を重ねる。
「それに殿下は、匂いを嗅がれた聖女ではなく、匂いを嗅いでいることが露見した騎士側に同情されただけ。服の匂いを嗅ぎたいと思うのは、この場にいる方々も、男なら誰しも一度は思うこと。だから、ハルが気に病むことはない」
「サラッと俺たちを巻き込むなよ! そ、そんなことしないわ!」
王子がすごい速さでツッコミを入れる。でも、ちょっと噛んでる。
それをレアリスさんが曇りなき眼で見つめた。
「たとえ実行せずとも、ただの一度も思ったこともないとおっしゃるのですか?」
何故かレアリスさんが疑問を投げかける形になり、それに男性陣の多数がそっと顔を逸らした。
誰とは言わないけど、……あるんだ。
その何となく気まずい雰囲気の中、お父さんとラハンさんだけが、『私は普通に嗅ぐぞ』「羨ましいです」と楽し気な感じだった。お父さんは種族的な特性だから別として、ラハンさんにはとりあえず、気を取り直したファルハドさんが拳骨していた。
その後の女性陣の視線の冷たさに、男性陣は季節が冬を迎えたような心地に見えた。
『我ら、もっと議論を尽くすことが他にあるような気がするが』
『いいぞ、もっとやれ』『節操なしか!』
白虎さんがボソッと言い、メイさんの煽る言葉にクロさんがツッコミを入れた。
いつもどおりのカオス状態に、私は小さくため息を吐いて、夕奈さんの手記に目を落とした。
そして、その一文が目に付く。
〝綾人、お姉ちゃん、夫選びを早まったかもしれない〟
最後に綾人君に宛てたその一文の深い哀愁に、何故か私は似たような寂しさを感じて、そっとノートを閉じた。
なぜでしょうか。最後で偏った内容になってしまいました。
今年こそは、バリスタを矯正しようと思ったんですが、できませんでした。
新年一発目から反省回となりましたが、今年もこんな調子にお付き合いください。
また、年末年始にお時間をいただいておりました書籍化作業ですが、皆様からいただく誤字脱字情報がどれほどありがたいものかというのを実感いたしました。感謝でピラミッドが作れます。いつもありがとうございます。
今後は、情報が公開できるようになり次第、後書きや活動報告、Ⅹ(旧Twitter)等でお知らせしていきます。
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現在は未定ですが、状況に応じてインスタ等の開設も検討したいと思います。




