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人神奇譚  作者: いかのてんぷら
第三章 定められた血
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最強の奥義

薄暗い部屋の奥に確かに感じる濃い魔力を感じながらアサは突き進む。 


「あなたがジック・ウライさんですか?」  


そこには《魔封のお札》が貼られた牢屋に鎖で縛られたジック・ウライがいた。


「─────なんだまた拷問でもするの…その服装はリッターか!!さっきの爆発といい、外では何が起こっている?」 

「────と言うことがありまして」 


「なるほど…分かりました。私も協力しましょう。」 


牢屋から出たジックが白いランスと、大きな白い盾をもち、アサと共に戦場を駆け抜け始めた。 


「ッ!!あれは”黄色い流星”!!」 


「なんで!アイツは牢屋に居るんじゃ!!」 


ジックは辺りにいる新人類達を一瞬で切り伏せ、新人類達に反撃を初めていた。 

 

─────────────────────────


「なるほど確かに不死身なんだね。ならこれならどうだい?」 


オータスはマイヌを万有引力・引でとてつもない速さで引き寄せ、さらにビクトクスに万有引力・反を乗せとてもない速さで切りつける 


「体が半分になっても俺は死なないぜ!」 


体が半分になったマイヌは一瞬でくっつき、再び立ち上がった。 


『万有引力・反ッ!!』  


マイヌをオータスは万有引力・反で地面と挟むように押し潰す。 


「─────まさか潰しても蘇るのか…」 


血溜まりから骨や肉が新たに作られ、再び蘇る。 


「ほら君じゃあ俺は殺せない。君達の作戦は失敗だったね。君達が勝つには君とグリオスをぶつけて、君が勝つ様にサポートする事だった。もっとも君じゃあグリオスは倒せなかっただろうけれど。」  


「確かにこのままでは僕はともかく皆の命が危ない…あまり”この術は使いたくはなかった”んだけれど仕方ない」 


そう言うとオータスは4つの万有引力を混ぜより強大な魔力を作り出した。

  

『奥義─黒破・黒龍黒穴ダークホール』 


ゴウゴウと音を立てながら一瞬にして当たりを更地にする 


「この術は強大な重力による歪みを意図的に起こす術。いくら君だろうと血一つ残らなければ死ぬだろう。仮に死ななかったとしても、以前の様な速さで再生は出来ない。どうやら僕らの作戦勝ちだったみたいだね。」  


オータスは塵すら残っていないマイヌがいた場所に向かって話した後、ユイトの方へ飛んでいった。

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