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人神奇譚  作者: いかのてんぷら
第二章 色鮮やかな過去
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オーバーフロー

ユイトの掛け声に合わせアイが術をを放つ 


『水牛ッ!!』 


シートに向かって水でできた水牛が突撃する。それをシートは軽々と受け止めて砕く。それに合わせてアイが、立て続けに呪文を唱える。 


『──────海月・攻!!』 


ムキムキの人型の海月が、シートと殴り合いを始めるだが、抵抗虚しく数十秒で崩れてしまった。 


「時間稼ぎ終了!やっちゃって!ユイトッ!ガロンッ!アサッ!ハンさんッ!」 


白岩刀舞ハクガンケンブ!!』 

『雷豪!!』 

『風双牙!!』 

水龍拳舞スイリュウケンブ!!』 


ユイト達の全力の攻撃が、シートを襲う。シートは最初こそ全てを防ぎ切っていたが、徐々に押され始め、ついにはシートの体に傷を付けた! 


「───────ふふふ…ハッハッハッハ!俺の体に傷を付けたのは!お前達が初めてだ!もっと俺を楽しませてくれ!!」  

 

土壊崩回チガイホウガンッ!!』 


そう唱えた瞬間六本の腕全てに土でできたドリルを纏わせ、ユイト達に向かって勢いよく走り出した。 

ユイトは咄嗟に『土門』を放つがすぐに破壊しユイト以外の3人を遠くにバラバラに吹き飛ばした。 


「なんだよまさかこれで終わりだとは、言わせないぞ。」 


 「前にも言ったことがあるよなあれを使うぞ。」 

 

エクスアップが、語りかけてくる。その言葉を聞き、以前エクスアップと話したことを思い出す…

「ユイト…もしこの先死ぬ様な事があってももう俺はやり直しをほとんどさせてやれない。もし”やり直しができたとしても、20秒が限界”だろうな。一ヶ月半もやり直したからな。だからもしこの先お前が死にそうになったら、いやピンチの時でもいい。俺をお前に刺せ。そうしたら俺の魔力を一時的に全て使える様になる。だから死ぬなよ…ユイト」 


「あぁそうだな!エクスアップ!《オーバーフロー》ッ!!」 


ユイトは《オーバーフロー》と、唱えながら左手に持ったエクスアップを右手に刺す!その瞬間エクスアップはユイトの体に吸収され始め、それと同時にユイトの体を黒く、禍々しい魔力が多い尽くす。まるで鎧の様なコートのフードから光るユイトの瞳はギラギラと輝き、周囲に圧倒的な圧を放っていた。 


「─────第二ラウンド開始だぜ─────」 

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