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人神奇譚  作者: いかのてんぷら
第二章 色鮮やかな過去
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ミラオレンス

サナに言われた通りに道を進んでいくとそこには”黒いコート”に身を通した男がいた。  


「お前がアルファルクだな?」 


ガロンが男に話しかけると、”赤い養液と人の様な形をした何かが、入った透明なカプセル”から目を話し、こちらを向いた。 


「おや?失敗作コピーと…リッターって所かな?そうだね。僕が絶対平和神教第四神父 アルファルク・メロッサこの、鏡の世界ミラオレンスの神であり、人造人間クリエイティブヒューマンの父であり、母である。」 


アルファルクは長い自己紹介を済ませ、満足そうな顔をしていた。 


「貴方を人造人間クリエイティブヒューマン製造禁止法において、現行犯逮捕します。「逮捕ぉ?むりむりそもそもさぁ君たち本気で僕に勝てると思ってんの?今いる場所が僕の文字通り”手のひらの上”だって事忘れてない?」 

 

ガロンはここに来るまでにサナが言っていた言葉を思い出す。 

「アルファルクは何かの封印を解こうとしてて、すごく弱体化してるから何とか逃げ出せたの!」

だが、今この鏡の世界ミラオレンスは奴の手のひらの上…アルファルクがいくら”弱体化してようと”奴が1番強いのが鏡の世界ミラオレンスだ。今の奴は痛みは感じても、肉体的なダメージは通らない。奴を倒すなら鏡の世界ミラオレンスから奴を出す必要がある。それだけが、奴に勝つ唯一の勝利条件だ。 


ヤヨイが、サナを連れて安全圏に逃げた事をアイと確認し、アイが、術を放ち始めた。 

 

『水封陣』 


アルファルクを水で包み込む 立て続けにガロンが術を放つ


『電糸ッ!!』 


ガロンの両手から糸の様に細い電気がアルファルクをしばった。 

水の中に電気が溶け込み、より強い電撃が、アルファルクを襲う。  

痛みに悶え苦しみながらもアルファルクは声を上げる

 

「───────あまりふざけるなよッ!クソガキどもがぁ!」 


アルファルクが『水封陣』を破ったその時”淡い緑の羽衣”を着たユイトがエクスアップで、アルファルクを切った。その瞬間鏡の世界ミラオレンスはボロボロと崩れ始めた。 


「…は?何で何でッ!!僕の世界が!やめろ!崩れるな!崩れないでくれ!!」 


「哀れだな…人から奪うことしかしなかった男の最後は全てを奪われるだなんてな。」


「それは《無常の羽衣》!!何故お前がそれを!」 


「それは私のセリフだ!!借りを返してやる!!『水月!!』 

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