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人神奇譚  作者: いかのてんぷら
第二章 色鮮やかな過去
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友との別れ

「──────あっぶ「あぁぁぁぁぁあぁぁぁッ!!」言葉にならない言葉だけが口から溢れ出る。怒りに身を任せながら、呪文を唱える

 

『──────万有引力・反ッ!!』 


それは一瞬でグレイの手足をもぎ、地面に行き良いよく叩きつけた。それはまるで”流星のようだった”。 


「なんなんだよ…そんな術聞いたことないぞ!まさか魔術か?」 


クソがッ!まさか、このタイミングでフォルテッシムス家の血が覚醒したか…全ての神の祝福を持つ者を産むそれが、フォルテッシムス家の特異性!!才無しだと侮っていた…全ての神の祝福を持つ者と、魔石の力を100%扱えるものだけが、使える魔法とは違う術魔術…! 


「────いや違う…これは、神術だ。」 


「神術だと?そんなものは!おとぎ話にしかない幻の術だぞ!!」 


     ゴンッ!! 


急に空から、黒くゲートが現れる。落ちてきたのは、マリクの頭だった。 


「ヨォ久しぶり…いやもうさようなら?かな。」 


そう言いながら、ゲートの中から、現れたのは”星のマーク”が刻まれた瞳を持ったブバリアだった。 


「オータス…覚醒したか…。」  


そう言ったブバリアはとても切なくなんだか少し、泣いている様な全てに絶望したかの様な顔をしていた。


「────ブバリア…お前その眼は。「あぁ俺も開眼したみたいだ。能力は相手の能力をコピー・より強い術に作り変える技みたいだ。お前は?」 


「まだわからないが…たぶん重力操作だと思う。」 


気がつくと、身体中の模様は消え去り、息を整えているとグレイが独り言の様に呟いた。 


「なんだよ…何でお前らばっ「うるさい」 


ブバリアは腕に魔力を溜めグレイに突き刺し、トドメを刺した。 


「オータス…お前は国にもどれ。俺はもう、戻れない。」 


「まっ《黒瞬》 


一瞬にしてブバリアは消えてしまった。 


僕は国に帰り、転末を話した。その後調査隊が組まれ再度調査が行われ絶対平和宗教の神父2人の死体は発見されたが、アイオラとフリージアの死体は発見されなかった。調査隊は、洞窟の崩壊や血痕、四肢の存在により、2人の遺体は、地下に押しつぶされたと遺族や、僕に話した。 


あの日僕が、グレイにトドメをしっかりと刺せば…

あの日僕も、ブバリアについていけば…

そんなことばかり頭をよぎって何も考えらない。 


「───オ──オータス──────オータス!」 

目を覚ますとそこには、あの日の僕とは違う選択をとった友と対話することを選んだ別の僕と、その仲間達がいた。 

       今は彼らを守りたい…

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