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人神奇譚  作者: いかのてんぷら
第二章 色鮮やかな過去
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現実は非情

絶対平和宗教…最近出来始めた宗教か!あまり良い噂のない宗教だとは聞いていたがまさかここまでの魔力をもっているとは! 


「僕はこいつらと遊ぶからマリクはこの大人と楽しみなッ」 


そう言いながら、とてつもない速度で腰に携えた二丁の刀でフリージアに切り掛かったが、間一髪ブバリア太陽の紋章が付いた剣が、フリージアと、グレイの間を分けた。 


「おいおい俺を殺してから、フリージアに手を出しやがれ。」 


「それを言うなら”俺たち”だろ?行くぞ相棒!」 


2人の絶え間ない攻撃を悠々と交わしながら、少しばかり楽しみを感じている様子のグレイを見てマリクはアイオラに話す。 


「それじゃ俺達も楽しみますかッ!」 


そう言いながら、マリクは右手から、黒いゲートを作り出した。 


『黒瞬』 


そう唱えた瞬間一瞬にしてマリクと、アイオラは闇の中へと、消えていった。 


「隊長!!「よそ見してんじゃねーよ!!」 


その一瞬の隙を突かれブバリアの左腕を切り落とされた。 


「─────ブバリアッ!!」 


フリージアの悲鳴のような叫び声があたりに広がる。 

「な〜んだその程度なのか君達…たのしくないな〜」 

戦闘をまるで遊びのような感覚で楽しんでいたことに引きながらも確かな怒りを身に感じる。瞳が熱い…腕が熱い…足が熱い…全身の身の毛がよだつようなそんな感覚だけが身を支配する 


「────お前ッ!ゆるさ「君も、もういいよ1人は”生贄”に捧げるから気絶じゃないと…!そうだ!最高に楽しいことを考えた…ふふふ楽しみだなぁ〜」 


眠りゆく意識の中確かにやつはそう言い、2人の方へ向かっていった。

 


「───────う…はッ!…ここは?」 


薄暗い洞窟のような場所ので檻の中にいる事は分かった。手は手錠をかけられ、足は鎖がついている。鎖の先は地面に突き刺さっていて、すぐには抜けそうにない。 


「よぉ久しぶり?いや、さっきぶりになるかな?オータスくん。」 


グレイは闇のに一つの灯火を付けた。 


「…は?」 


そこには四肢が千切れ、槍に体を貫かれたあげく、壁に貼り付けにされているフリージアと、アイオラの姿があった。 


「───────ッ!!」 


「なんなんだよお前はよ〜もっと悲しんだり恐怖に満ちて身を震わせたり大声を出したりしろよ?もう1人の方は恐怖で自ら崖に叩き落ちたぜ?」 


「─────────────お前ッ!!!!」 


オータスのオレンジ色の瞳に、星のマークが現れる。オータスの両手に紋様が浮かび上がる。 

オータスの両足にも、両手から繋がる模様が浮かび上がる。その模様は見る見るうちに、全身に広がり、爆発的な、魔力を生み出していた。 

 

          体が熱い。  


今はただ、怒りに身を任せたい。力に溺れていたい。


「やっと本気を出したか!オータスッ!」 


鎖を引きちぎり、檻を吹き飛ばし、洞窟を砕くほどの魔力をオータスは怒りに任せ解き放った。


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