淡い夢
今日はすごく暖かな日差しが差し込む、良い天気だ。あの日とは違ういい日だ…
そんな事を考えていたら、オータスは眠りについた。
「───────オータスッ!今日こそはお前に勝つ!」
そんな事を口にしながらズンズンと近寄ってくる少年の名はブバリア・レンギョウ。藍色の髪に月のような瞳をしている。オータスの同期で、オータスと同じ第1隊の第六小隊の隊員である。
第六小隊は隊長以外は同じ15歳の天才達が集まっている。
「お前は毎回うざいんだよッ!どうせ俺には勝てないくせに!」
今にも殴り合いそうな2人をみて、仲裁に入る者がいた。彼女の名はフリージア・ラナンキュラス。黒髪に、淡い黄色い瞳をしている。
「ちょっと2人ともやめなよ!もうすぐで隊長が来るよ!「そうだぞー隊長が来たぞー」
「「「ギャ────!!」」」
「一体いつからいたんだよッ!」
「んー「オータスッ!今日こそはお前に勝つ!」辺りかな」
「最初じゃねぇか!」
彼こそが第六小隊の隊長アイオラ・デュランタ。淡い灰色に紫の瞳をしている。
「今回はあのリッター団長ローズ・フォルテッシムス様からの直々の任務だ!今回はホーリーを少し南に遡ったとこにある。ハンズ半島の遺跡を調査する。」
「えー遺跡?地味だし文字読めないからやんだけどー」
そう言うブバリアをフリージアが宥めて、第六小隊はホーリーを出た。
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「やっと着いたよー。一ヶ月もかかるなら、先に言ってよー。」
「わるいわるい。今日はもうやめにして、明日から調査にするからさ?あっそうだ!みんなのために俺肉を買ってたんだよー!」
「マジッ!アイオラだいすきー!」
そんなブバリアを横目に微笑みながら魔道具の一つ《立体魔空間・魔袋》の中から魔法で作り出した氷に包まれた美味しそうな肉を取り出した。
そんな時だった。
「──────あれあれ〜なんだか楽しそうなことしてんじゃん僕たちも混ぜてよ〜」
「────そうだよ。俺たちに黙ってやるなんて許せない許せない!許せない!!許せない!!!」
「名乗り遅れちゃったね〜。僕は絶対平和宗教第一神父グレイ・アレンジャー」
「同じく第五神父マリク・サリグリン」




