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人神奇譚  作者: いかのてんぷら
第一章 その男新たなる英雄
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超古代からの希望

「あれはローズ先生のイミニタブリーの一つ!対象に勇気を与える《勇成のイニミタブリー》ですね。後は対象の弱点がすぐにわかる《視弱のイニミタブリー》、あとは神の祝福の一つ神腕も持っているのです!」 


かなり早口で話し始めた。そんな様子に少し引きつつも、一つの作戦を考え始めていた。 


「ローズ…オータスは後何分で到着する?」 


その問いかけにローズは「あと15分ほどだろう。」とそう言いながら今にも進軍しようとしていた。 「何か作戦はあるのか?あのクソトカゲは、三大魔獣の中でも唯一弱点がねぇぞ。」エクスアップがそう語りかける。僕はその声に「あぁなんとかなりそうだ」と返事をし、エクスアップに作戦を話した。「だがそれはあまりにも都合が良すぎる。第一お前は、あの術を使えるのかよ?」「たぶんそこは問題ない。あの本に書いてあった術を見た時直感的にわかったんだ。俺はこれが使えるって」その言葉を聞いたエクスアップが、静かに気づいた様な顔で独り言の様に呟いた。「なるほどな…それは《神術のイニミタブリー》だな。それなら確かに神術が使える…!」  

作戦会議を終え、ローズに話しかけた。 


「────ローズ!兵士達の魔力を俺に渡す様に指示してくれッ!」 


「何か作戦はあるのか?」 


「あぁこの戦いの勝利条件は残り15分間を稼ぎ犠牲者を1人も出さない。それを達成できる作戦がある!」 


「───────このままやり合えば間違いなく国が滅ぶ…分かった賭けようじゃないか!お前ら!ユイトに全ての魔力をくれてやれッ!」 


ユイトの体に兵士達の、様々な思いがこもった魔力が集まる。光り輝く魔力を身に纏ったユイトがアサに話す。 


「アサ!!俺を上に飛ばせ───ッ」 


「───────死なないでくださいよッ! 

            『アップサイクロン!』」 


ユイトの体は風と共に上空へ飛び吹き飛んだ。      目の前にコモルドラの顔がある。 


「ぶっ飛ばせー!「頑張れー!「やれっユイトッ!」  

 

「───────奥義・装土化神ガイアッ!!」 


コモルドラが吹き飛ばした瓦礫や、抉り取られた地面がユイトの体を包み込み、コモルドラの前に巨神が現れる。 


「あれが神話の時代の神の術…ガイアの術!」 


「想像よりもすごいデカいね!コモルドラくらいのデカさだよ!」 


その姿はまるで土人形の様な姿で顔もなく、ただの人形、土の塊…だが、その土人形はコモルドラと同じくらいの巨大さをもち、その一撃は、辺りの空気を削るかの様な速さと力強さで、コモルドラを吹き飛ばしていた。 

 

「───────すごい!一撃であいつをぶっ飛ばした!」 


「それだけじゃなぇぞ!ターゲットを街から完全に変えてやがる!完全に頭に来ているぞ!」 


コモルドラは目の色を変えて、自分の顔を殴り、あろうことか、ぶっ飛ばした巨神にブチギレていた。 


「───────好き勝手にやりやがって、だがここからは、俺たちの番だ!」

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