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人神奇譚  作者: いかのてんぷら
第七章 英雄記
139/160

魔王降臨

「なんで…」 


「これで少しは話を聞く気になったか?」  

 

今更何を…だが魔力のない俺には選択は一つしかない。 

 

アサヒは頷くと二人は折れた丸太に向かえ合うように座る。 


「この数日間に何が起きたか…知ってるか?」 


「魔王の復活の事か?」 


「あぁ現時点で分かってるだけですでに63ヵ国が魔王によって潰されている。それだけじゃない奴の縄張りは空にある」 

「しかも移動機能付きのな」 


「そうだ。そしてこのままのペースでいけばあと数週間のうちに世界は魔王の物になる。人は狩り尽くされ、魔が満ちた世界…アイはそんな世界を作るために戦い、死んだ訳じゃない。俺はアイが生きたいと願った、守りたいと思った”普通”を…世界を守り切る。そのためにはアサヒ…お前の力が必要不可欠。だから”今は”殺さない。力を貸してくれアサヒ…神話時代の遺物…あの英雄達ですら成せなかった魔王の完全討伐をやってやろうじゃないか」  

 

────────────────────────


「おかえり〜ユイト。久々の散歩はどうだった?」 


「中々良かったよ」 


「それはよかったよところで隣にいる方は?」 


「それも踏まえてしっかりと話すからヤヨイは第七隊全員を作戦室に呼んでくれる?」 


ヤヨイは元気に返事をすると皆を呼びに城を駆け始める。 


─────────────────────────

 

「アサは今ホーリーで会議だもんな…よし全員いるな。早速だが今後の方針が決まった。目標は魔王討伐、世界の復興だ。そこで作戦の要を連れてきた。見たことがあるものも居るはずだ。紹介するコイツは”俺”の幼馴染アイを殺した敵で”俺”のもう一人の幼馴染アサヒだコイツとは作戦終了まで手を組んだ。皆ないとは信じるが喧嘩とかはするなよ…それで肝心な作戦だが、”俺”とアサヒで奴の縄張りである空島に突入、アサヒの術で空島ごと魔王を闇の世界に閉じ込む。魔王が出て来れないならそのまま”俺”達だけ出る。がそれはまず無いだろう…だから闇の世界に入り次第魔王と戦闘を始める。皆はその間空島付近の地上にて待機」 


「待機!?確かに俺達は飛べないが皆で突入した方が勝率は上がるだろ!」 


「ガロンの言うとうりですよ!俺達じゃ心許ないなら他の隊長達と行くとか、そもそもユイトが出なくても最強の」 

 

ハルマがそこまで言うと突然会議室のドアが勢いよく開けられる 

 

─────────────────────────

 

アサ達は疲れ切った体でゆっくりと歩き出し敵の討伐報告、まだ敵が居ないからを確認しようとしたその時空が黒に染まる。 


「これは報告にあった魔王復活時に起きた空の色が変わる現象…!」  


アサは感じたことの無い魔力を空から突如感じ目を凝らす。そこから雲を破り、闇を纏いし空島が現れる。  


「あれは…空島…!」 


ヨアの呟きにローズは被せるように叫ぶ 

 

「逃げろぉ─────ッ!!!!!!!」 


その叫びは辺りに響き渡るが不運なことに奴はすでに大地に降り立っていた。


「人は皆殺しだ…!」 


互いに通じ合うことの出来ない獣はより強い者が弱き者を蹂躙する 


────────────────────────


「ホーリーに敵襲!!予想される敵は…《魔王》ですッ!!!」


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