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人神奇譚  作者: いかのてんぷら
第七章 英雄記
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混乱の戦闘

「なんの騒ぎですか!!」 


騒ぎを聞きつけた兵士が集まる。もう一人の四天王はそれを見つめ、呟く


「雑魚でも数が多いのは面倒だ…」  

 

奴は腰からぶら下げているカードホルダーから突然クラブが描かれたトランプカードを一枚取り出すとそれに魔力を込め始めた 


恋人ダブルゴーストい』  


瞬間奴は二人に増え一人は兵士達の方へ、もう一人はヨアの方へ向かいヨアと戦闘を開始した。 


「リエルも始めたみたいだし…俺達も遊ぼうかッ!!」


ヒエンは落ちていた瓦礫を掴み投げる瞬間に切り刻み、ただの一個の瓦礫を使った投擲から散弾銃を放ったかのような攻撃へと変える。アサは危機一髪交わし反撃に出るがすでにヒエンは後ろにおり、強力な回し蹴りを叩き込む。数十メートル以上吹き飛ばされたアサは再び喰らったヒエンの蹴りによってその勢いを弱め地面に叩きつけられた。 


「はぁ…はぁ…はぁ……何故斬らないのですか?」 


「ん?あー《引裂ザグリー》を使わない理由?簡単だよ。使うまでも無いってのと…斬ったらすぐ終わっちゃうじゃん?俺ってさ遊びは長く楽しみたいわけ、だからだよ。理解できた?お猿さん」 


ヒエン?だかの能力はおそらく手で触れた箇所を八つ裂きにする力。使うつもりはなくとも警戒はする。それ抜きにしても基礎能力に差がありすぎる。なんとかアイツが油断している隙に…


『サイクロンカッター』 


「おーやる気になった?でもざんねーんこんなそよ風じゃ俺に傷一つ作れやしないよ」 

 

軽口を叩きながらサイクロンカッターをたたき落とすヒエンに隙を与えないアサは連続で魔法を放つ

 

『アップサイクロン』 


下からッ!あの女さっきの風は目眩し、本命はこれか! 

 

アップサイクロンにより天高くまで吹き飛ばされたヒエンだが、以前として余裕の笑みを崩さない 


「空に飛ばしても俺は倒せないぞ!」 

 

そんなこと…言われなくても…! 


突風千嵐シトツセンカッ!!!』 


荒々しい嵐が宙を舞うヒエン目掛けて襲いかかる。宙にいることにより上手く回避できずに突風千嵐に直撃したヒエンはなんとかダメージを最小限に止めようとし意識を逸らしたその時それを許さないアサの追撃をヒエンは喰らった。 


『風来舵木ッ!!』 

 

自身もまた空へ飛び、そのままの勢いでヒエンに当てた風来舵木はヒエンを地面がえぐれるほどの速さで地面に叩きつけた。風来舵木を当てれば死ぬと考えていたアサだったが、風来舵木がヒエンの体を貫いていないことを知り嫌な予感とともにヒエンの元へ降り立つ。 


「あんた思ったよりやるな…まさか猿に肋骨を何本も砕かれるとはな…こりゃ遊んでらんねぇな。そろそろ本気…出すぜ?」 


風を切り裂く速さで放たれた拳をアサはギリギリ避け、カウンターの風双牙を放つが簡単に避けられる。 

どうする…基礎能力に差がある以上策を練らないと勝ち目は薄い…それだけじゃ無いヨアの方も絶対勝てるわけじゃない…どうする…策…何か…何かないの?…こんな時ユイトなら…ユイトならどうする…



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