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人神奇譚  作者: いかのてんぷら
第七章 英雄記
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狂乱開幕

魔王復活から一週間が経った頃オクルスで起きた出来事についての情報共有と対策についての話し合いを行うため、第一から第五までのすべてのリッター隊長とユイトの代理としてアサが、ホーリーに集められていた。アサや周りの隊長が第六隊隊長エオル・メルダの姿が見当たらないことに疑問を持ちながら沈黙を保っていると、ドアを開け会議を進める議長モデ・ギフンが姿を現す。


「本日はお集まりいただきありがとうございます。急を要する物件ですのですぐさま議題へと参ります。今回の議題はオクルス上空に出現した謎の空島についてです。現在把握できている情報をまとめると、空島が出現するおよそ数分前に三大魔獣らしき魔力を検知、ですがそれは正体不明の謎の男により討伐、その後数秒後三大魔獣を凌駕する魔力が検知され、またその後オクルスにいた″全ての生命″が爆死したもよう」 


「なるほどな…それでエオルが見当たらんと思ったで…」 


「はいトラさんの言うようにオクルスをスポンサーにもつ第六隊隊長エオル・メルダ様は殉職なさったと思われます。そして今この瞬間にも空島はオクルス上空に位置しています」 


「モデさん空島に行く手立ては無いのですか?」 


「それは未だに…」 

 

王者キングプレッシャーり』 


謎の声が部屋に響くとその場にいた全員が身動きが出来ずにいたら部屋が八つ裂きにされやがて城全体にまで亀裂が広がり、バラバラになる。未だに身動きが取れないアサ達を狙う男が二人。内一人が瓦礫を飛び跳ねながら隊長達に触れると一瞬にしてバラバラの肉片に変わっていった。その手がアサに触れるその瞬間ヨアが間一髪救い、安全に地面に降り立つ。 


「大丈夫かアサ!?」 


「えぇ…ありがとうヨア。他の隊長は…もう…」 


「おいおい俺達を無視して話してんじゃねーよ」 


「ヒエンそんな事どうでもいいだろ?どうせ猿の話す会話に興味は無いんだ…俺の運命デスティニーカードは気まぐれなんだ」 


「あなた達は…なんの目的でこんなことを!」 


「俺達?あー《四天王》ってやつだよ。もっとも一人死んで三天王?になっちまったし、トップも死んだけど…目的は…特にないかな!」 


「は?」 


「だってさぁーこの世界の中で俺達はトップなのになんで猿のために不自由を強いられなきゃいけないのさ。勝手に呼んだくせに」 


「アサ…悪いが庇って戦えるほどの余裕はない…逃げるなら今のうちにだ」 


「ヨアこんな時にバカな話しないで…くるよッ!!」 

「この俺ヒエン・リンの『引裂ザグリー』から逃げられるかなッ!!」 

 

ヒエンという男が手を地面に触れさせると辺りには不気味な亀裂が広がり地面がどんどんと割られていった。

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