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ため息の出血大サービス……。

 すごいのですよ……。出血が……。


 尾籠びろうな話で恐縮です。月ごとに来る生理のお話です。

 生理の話は公にしにくい風潮がございますが、私は間違いだと思っています。


 そもそも生理を「月のけがれ」と表現する、あれが間違い。生理に限らず血を「穢れ」と言います。なぜでしょうか? おそらく太古の昔から、死が忌み嫌われてきたのが原因かと思うのです。死が忌むべき事象であるのは、私も否定いたしません。私だって、死は怖い。嫌いです。死に直結するのは「血」です。血が大量に流れ出れば、生き物は死ぬ。人も死ぬ。ですから「血が出たらヤバイ! 血はヤバイ!」そう類人猿やアウストラロピテクスが考えるのは、理解できます。遺伝子レベルの死への恐れが、人に「血はヤバイ!」そう思わせる。


でもですね、だからって「血はヤバイからダメ! だから生理の話もダメ!」となると、身体が女性のホモサピエンスは、すごく困るのですよ……。何が困るって周囲に「助けてください!」って言えなくなる。「すごく困ってるけど常識的に考えると(←これが間違い)言っちゃダメだから、言えない……(涙)」そうなるのは、人類にとって大きな損失です!


具体例を挙げます。私は大っぴらに「生理の出血がヒドイです!」そう公言していますが、まだ一般的な言動ではありません。すると、どうなるか? 大部分の方が、そういう困りごとがあると知らないままになります。するとですね、例えば大出血用の生理用品が開発されないのですよ。本当はニーズがあるのに認知されないので、商品が開発されない。結果、困っている女性たちが困る。今の私みたいにトイレに張り付いて生活できればいいけれど、それは限りなく不可能に近い。


このエッセイを書くために「私は何分に一度、トイレに行くのだろう?」そう思って時間を計ってみました。4分22秒でした……。ヒドすぎるやろう……(涙)。


装備はですね、大人用のオムツと、それに加えて出血が多い日用の生理ナプキンです。ナプキンが吸ってくれる量は、50㏄くらいだと思います。普通なら十分なスペックですけれど、更年期でホルモンバランスが崩れている私には、焼け石に水、カエルのツラにションベンです。下品な表現で、ごめんなさい。でも普通なら数時間は快適に過ごせるはずのナプキンなのに、5分ももたないのです。


「それならオムツで事足りるのでは?」そう思う方もいらっしゃるでしょう。確かに大人用のオムツは、吸水量が多いです。500㏄くらいは余裕で吸ってくれます。でもですね、500㏄の液体を吸ったオムツを履いて生活すると、どえらい気持ち悪いのですよ!!!!!


排出された液体は、すぐに冷たくなります。ヒヤヒヤしたタオルを股間に挟んでいる状態を想像してください。身動きするたびに、ヒヤヒヤするのですよ! その上、濡れてビチャビチャする! ヒヤヒヤビチャビチャするのおおおおお!!! 身体は冷えてくるし、気持ち悪いし、何より取り替えるのが大変! せまいトイレでズボンを脱いで、ストッキングも脱いで、急いでオムツを履き替えて、またストッキングを履いて、ズボンを履いて……うぎゃああああ!! そんな状態でフツーに仕事して、フツーに生活なんて、私はムリです!


我慢できないのでこまめに替えようとすると、5分ごとにトイレへ駈け込むことになります。

私は生理が来るたびに「オムツを装着しているすべての年代に幸あれ!」そう思います。赤ちゃんも被介護者も意思表示できないから我慢しているだけで、どんなに技術が進んでいてもオムツはしんどいです!! ずっと着けていれば慣れるらしいですけれど、私は慣れるまで我慢できません!


さらにオムツを着けていると、見た目がスゴイです。アヒルのお尻みたいに、でっかいオシリになる! アヒルのお尻はカワイイですが、私のお尻は可愛くないです!


そういう問題を無視して、外へ出かけるとしましょう。不快なのは私だけですから、私が我慢すればいい。オムツ & ナプキン でお外へ出て、働くなり、用事をこなすなりしましょう。何度か出血したとしても、ちゃんと吸ってくれるうちは大丈夫。でも、もし漏れたら?? お尻のあたりを真っ赤な血で染めた人が歩いていたら、今の日本では大問題です! 後々まで「あの人、血でズボン(スカート)が濡れてた……」そう後ろ指を刺されるでしょう(涙)。


たくさんの人が「困ってます!」そう声を大にして言えない状況ですから、この困りごとを解消する商品はないし、サポートしてくれる制度もない。合理的な配慮を求められないから、配慮してもらえない。悪循環です。


いっそ生理を止めてはどうか? 実は可能です。 お薬を服用すれば、生理は止められます。でもこのお薬、ガンの発生率が高くなるのですよ。生理もイヤですけれど、ガンだってイヤです。私はガン家系なので、ガンで死ぬ確率は高いと思います。それなのに発ガンの確立を高くする勇気はない。タバコはカンベンしてください。私はタバコと酒のために生きているので、それは別で……(涙)。


ここまで書いて、ある謎が解けました。私の周囲に仕事はちゃんとできているのに、ハッキリしない理由が退職した女性の方々がいます。なぜだろう? 疑問に思っていましたけれど、そのうちの何人かは、この大出血が原因かも……。1時間の会議で座っていたら、オムツから漏れる可能性は大です。もしも2時間だったら、確実に床まで濡れる……。「生理がヒドイのでトイレに行ってきます」そう言えない風潮の中で、仕事を続けるのは難しいから……。


今日のお話は、ちっとも面白くなくて申し訳ありません! でも生理に限らず「理由はわからないが、困っている人がいるかも」あなた様がそう思ってくださったら、すごく有難いので書きました!

生理に限らず「挨拶さえしない無愛想な人がいるけど、何か困ってるから挨拶できないのかも」とか「めっちゃ無謀な運転でかっ飛ばしていったのは、何か困っているからかも」とか。もちろん無謀運転はダメなのですけれど、そう思えば腹が立たなくなるから、結果オーライだと思います。


 先日からエッセイで「神さまが就職のジャマをしている気がする……」何度か書きました。たぶん私の神様は「生理の最中に初仕事は危険だから、生理が終わってから就職するが良かろう」と教えてくれていたのかも……。たしかにこんな状態で、右も左もわからない職場で働きだしたら、大事件が起こりそうです。生理が終わって次の生理がくるまでに、仕事に慣れれば事件は起きないはず。そう前向きに考えて、来週から頑張ります☆

 

御高覧、ありがとうございました! ここまで読んでくださって、とても感謝しています! あなた様の困りごとに、私も気づけますように!! そしてあなた様に、イイコトありますように!

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