表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒き剣帝 元最強のアラフォー全盛期を取り戻して無双ハーレム  作者: 六志麻あさ @『死亡ルート確定の悪役貴族2』発売中!
第6章 帰還

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

52/141

3 黒き剣帝VS第一階位堕天使、ふたたび3

 絶対防御神術……か。


 俺はノアを見据えた。


 彼女の不可視の盾は、俺の『紅帝火龍』さえ防いでみせた。

 生半可な剣技では通じないだろう。


 冥皇封滅剣に存在する十三の型、そしてその進化系であるそれぞれの『極』──どの技なら通用するだろうか。


「ふふ、怖気づいたの?」


 ノアは弾き飛ばされた剣を神術で手元に引き寄せ、構えなおした。


「私の攻撃はあなたに見切られ、当たらない。あなたの攻撃は私の『盾』に防がれて当たらない。互角の戦い──」


 言って、堕天使少女の口元に笑みが浮かんだ。

 勝ち誇った、笑みが。


「──なんて思ってる? 決してダメージを受けない私と、避け損なえば致命のダメージを負うあなた……追いつめられているのがどちらなのかは分かるわよね?」

「プレッシャーをかけているつもりか、それで」


 俺は大剣を肩に担ぎ、近づいた。


「事実を語っているだけよ」


 ノアは桜色の髪をばさりとかき上げた。


「さらに言うなら──仮に、なんらかの手段で私にダメージを与えられたとしても、時間干渉系の神術ですぐに回復する。死からさえも、ね」


 絶対防御に加えて無敵の回復力。

 確かに厄介な相手ではある。


「あなたはこの私のプライドに傷をつけたわ。徹底的に絶望し、みじめに命乞いをしながら死んでいくことね。簡単には殺さないんだから」


 涼しげな瞳に宿る、強烈な殺意。

 彼女の一言一言が、高まる気配が、着実にプレッシャーをかけてくる。


「剣術はまだまだだが、戦いにおける心理戦や駆け引きは心得ているらしいな」


 俺はさらに近づいた。


「闘気解放──強化」


 俺の全身から紫色の稲妻が弾けた。


 速力特化の闘気──『雷光の闘気』。

 紫色のオーラをまとった俺は、一歩ごとに加速していく。


 闘気には身体能力強化作用もあるのだが、この『雷光』をまとったときには、速力だけを集中的に強化する。

 今の俺のスピードは音速すら超えていた。


「速い……! だけどただ速いだけで私の『盾』を──」

「ただ速いだけで破れるなんて思っちゃいない」


 がいんっ。


 繰り出した剣は、ノアの不可視の『盾』に弾き返される。

 どうやら力任せに破壊できるような防御フィールドではなさそうだ。


 俺は『雷光の闘気』を解いて、今度は『疾風の闘気』をまとう。

 こちらは感覚を極限まで研ぎ澄ませるタイプだ。


 そして──見切る。


「無敵というわけでもないようだな、その盾は」


 見つけたぞ、攻略法を。


「ふん、ハッタリで動揺させようというの?」


 せせら笑うノアを無視して、俺は斬撃の雨を降らせた。

 そのすべてが『盾』に弾き返される。


 しかし、俺はすでにはっきりと見切っていた。


「君の『盾』は確かに不可侵ともいえる防御力を誇る。だが、常時展開しているわけじゃない」

「……!」


 ノアの表情がこわばる。


「まさか、人間ごときに見えるはずが──」


 動揺を簡単に表に出しすぎだ。


 俺は内心でつぶやいた。

 やはり、心理的な駆け引きはまだまだのようだ。


「俺の闘気はあらゆる能力を強化する。その力で見切ったんだ。君の『盾』は一分ほど展開した後、刹那の瞬間だけ解除されてから再展開している。つまり──」


 展開解除の瞬間は無防備ということである。


 俺は『疾風の闘気』で『盾』が解除される瞬間を見極め、『雷光の闘気』に切り替えた。

 刹那を超える速度で踏み出し、ノアに肉薄する。


「そんな!? 私の『盾』が──展開が間に合わな……」

「終わりだ、堕天使」


 告げて、俺は大剣を横薙ぎに繰り出した。


 ざしゅっ……。


 可憐な顔が胴体から分かたれ、地面に転がる。

 頭部を失った体はフラフラと数歩進むと、そこですべての力を失ったように崩れ落ちた。


『暗黒竜王レベル1に転生 いずれ神も魔王も超えて最強の座に君臨する』という新作を始めました。タイトル通りの人外転生系です。

よろしければ、こちらもお読みいただけると嬉しいです!

下のリンクから新作のページに飛べますので、ぜひよろしくです~!


    ※ ※ ※


もし『面白い』『続きが気になる』と思ってもらえましたら、最新話の下のフォームから、ポイント評価をお願いします。

ぽちぽちっと押すだけで簡単に評価できます。

どうぞ応援のほどお願いいたします!m(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
↑の☆☆☆☆☆評価欄↑をポチっと押して

★★★★★にしていただけると作者への応援となります!


執筆の励みになりますので、ぜひよろしくお願いします!



▼こっちの新作もぜひ!▼

実家を二度追放された俺、弱小国に拾われて無双の英雄となる。
【スキル鑑定・極】が発現して、騎士や魔法使いたちの能力を片っ端から底上げしてたら、いつのまにか世界最強国家になっていたようです。




▼書籍版2巻、11/2発売です!▼

ブラック国家を追放されたけど【全自動・英霊召喚】があるから何も困らない。
jdyu5w8o6t2ae4b1hjwslwuver50_18a6_1d0_1xo_1o9ld.jpg
― 新着の感想 ―
[良い点] あっさりw でも復活すんのか どう止める? [一言] 人間舐めすぎw
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ