エンプティネスト
序文
家族周期の中で子供が就職や結婚などにより独立した後
老夫婦だけで暮らす期間。
詩記
私の母は父のおかげで一生を比較的安寧に終える事が出来た
父は私が頻繁に電話する事に対して最近少し嬉しそうでお互い良好な関係
私はそもそも結婚する為に必要な出会いが無いので
一生独身だろうから関係無いのかもしれないけれど老後1人で耐える自信が無い
まぁ結婚という契約を結べる能力が無いのでしたくても出来ないが正解なんだけど
結婚するなら子供作るよ
だって生殖行為する理由でしょうが? 違うのか 知らんけども
保身の為にってエゴイストで嫌だな
契約って言葉が忘れた頃に私の首を絞めるだろう
それまで自立支援受けながら少しでも安らかに生きる事
孤独では全然無いよ いまだにいつも恋している
シナリオ書きするのは人生を舐めてるんだよなぁ
独立独歩だよ 私は最近は筋トレして少しずつ貯金するようにしている
自分の事守るのは自分なので既婚・未婚関わらず本人の気持ち次第なんだよね
生きる事はさ と思うね
男でも父親になりたい気持ちもあるもんだけど
未婚女性ほどに母親になりたい! って強い執着は無いかな
こればかりは運命的な縁次第かも知れないね
良縁に恵まれて下さいな
接続詩
巣立っていった声の残響だけが
まだ壁にかすかに染みついている
朝の食卓は湯気を失い
椅子の隙間には虚無が座っている
あの小さな靴音が
玄関を叩いていた頃を
私は何度も思い出す
戻らぬ季節を撫でるように
けれど空の巣は
空虚の証ではない
翼を得た者たちの
飛翔の祝福である
残された私は
静けさとともに生きる
空の中にまだ温度があり
静かな鼓動が確かに響いている
だから
エンプティネストは悲嘆ではなく
余白に広がる未来の別名だと
私は少しずつ受け入れてゆく
結文
ネットニュースを賑わせているの不倫という結婚という契約の不履行ばかり。でも日本特有では? とも思うんですけどね。エンプティネスト問題もそうですね。日本人の核家族化ね。




