鬱病
序文
抑うつ状態を主症状とする情動性の精神障害。
病前性格は真面目で責任感が強かったり他人に気を使いすぎるような人。
詩記
燦々と嫌になるくらいとカンカン照りの青空に君は1人
カーテン閉め切った暗い部屋でCry 辛いかい? Sky High
私はちゃらんぽらんだから君の言葉全然届かない
SOSいくら出されても手を差し伸べない そんな余裕は無い
でもジェントルでありたいから悩み 聞くよ
何でも言ってよ かわいそうになんて一言で斬り捨てない事を誓うから
鬱屈とした気分な時 誰にでも多かれ少なかれある
でも救いも同じだけあるんだよ?
君が心を開かない限り抱き締めたいと思っている人の両腕も開かない
何を守りたいのか 結局自分だろ? ならば恥知らずと罵られても弾いてやれ
まぁ待てって 成育歴は知らんけど負けるな 鬱に 勝とうとも無論しなくていい
少し会社休みなよ 誰も他人の事なんてそんなに気にしてない
私は特に目敏く悪事を暴こうとしていたから常に注目の的で結局壊された 木端微塵に
それでも 変わらなきゃっていつも自分を応援して細々とデモクラシー唱える
残念ながら弱者救済の日本国ではない
ならばこそ繊細な神経のせいで病んだ人を1人にするようなマネだけはしないで
日内変動はあるだろうが おくすりのんで寝よって歌もある
涙の理由を聞かないから思う存分泣きなさいな
大好きな人を亡くしたら涙の理由は自然にストンと腑に落ちるから
悲しいばかりではない 嬉しいもある 悲喜交々 引きこもってちゃ分からない
寺山は肝硬変で死んだ 詩作のストレスでかなり飲酒していたんだろう
くれぐれも気をつけて欲しい事 それは 鬱の人は詩を書いてはいけないって事
詩界は真っ暗な魔道だよ 君が死なない為に肝に銘じてね
接続詩
普通の朝のふりをしてカーテンが開く
光が差す でも暖かくない
歯を磨く 顔を洗う
手順だけが人間らしさを保っている
でも声が出ない
心の中で何百回も助けてと唱えてる
椅子に沈むように座る
思考が重たい
昨日の事も明日の事もどちらも遠く手が届かない
スマホが鳴る
元気だよと伝える 嘘は上手になった
それも誰にも気づかれない 私に気づく人はいない
心が風邪をひいたと誰かは言う
でもこれは肺に刺さった視えない氷柱だ
息をするたびに内蔵が痛む
今日も私は何もしないという戦いに疲れて静かに横たわる
結文
鬱病は中々理解されない病気でただ怠けてるだけって思われがち。そういうプレッシャーとも戦わなければならないのが自死しちゃう原因のひとつかな。治っても再発しやすいしまわりの人の支えが大事。かなり辛い精神疾患ですからね。




