第44話 エピローグ2
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何故ティアラ嬢が魅了魔法を使えるのかそれはまだ分かっていなく、それを突き止めるのを厳重体制で頑張るよとルシウス様は言っていました。
ですが、私はティアラ嬢たちが言わない限りわからないと思います。まあ、言っても意味はないと思いますが。
魅了魔法は上手に光魔法を使える人ならある日突然使えるようになるものですから。私も使おうと思えば使えます。
ですが、魅了魔法を使ってとらえられた後、そう言った方は嘘だと思われありもしない魔法書の場所を聞かれ、拷問の末、死亡したこともあると見ました。
また、魅了魔法を使いすぎると自分の欲が大きくなってしまうとも聞きました。
それでティアラ嬢は暴走したようになったのでしょう。
あの日、私がティアラ嬢に言った言葉、
『仏の顔も三度まで』
これは私が大切にしている言葉です。そもそも人を怒らせるようなことをしないように、と。
ティアラ嬢は三度どころではないですね。
自分の欲を出し過ぎれば破滅するのは目に見えています。
ティアラ嬢で学んだことも今後生かしていけたらいいですわ。
「じゃあ、明日は聖女祭の日だろ?ゆっくり休むんだよ」
「ありがとうございます」
翌日、歴史に残る大聖者が誕生して第二王子と一緒に国のために沢山の功績をあげたのはまた別のお話です。
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