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特別

お久しぶりです。新社会人になって仕事に慣れなく全く書けませんでした。

 今日は特別な日。


 入院してて環境が全く変わらないから少しくらいは刺激があった方が良いかもしれないってことで1日限定で退院が許されたの!!


 まどかは別に体調が悪いとかはないからそこは安心。


 1番心配なのはお母さんとお父さんに直接会うことだけど上手く隠れるらしいからまぁ安心?かなぁ。


 とりあえず病院から連れ出すのが1番の問題かな......?


 なのに.......なのに!!!まどかったら素直で可愛い!!!お外行こって言ったら可愛い服を自分から着て私の袖を掴むんだよ!!私を殺す気!?可愛いすぎるでしょ!!!


 ................ふぅ。落ち着いて私。そうじゃないとまどかの姉として恥ずかしいでしょ?


 うんもう大丈夫。こういうのに慣れないと私の心臓がもたないからね。


 とりあえずまどかは行く気満々。帰り方は1人の看護師さんに車を出してもらってそれで帰る予定。


 これならまどかは不必要に他人に会わなくて済むから安心!!それに道中は私がいっぱい話しかければ外の人に気が向くこともないだろうしね!!


 それじゃあ帰りますか我が家に!!!


 ------


 ということで帰ってきました我が家!!


「まどか覚えてる?ここがまどかのお家だよ?」


 まどかがいなくなってから私達の家は時が止まったように変わってないから懐かしく思えると思う。


 家の中だってあの頃過ごしたままになってる。もちろんまどかの部屋もそのままになってる。


 服とか男の子を連想させるものは極力私の部屋に移動させたから寂しくはなってると思うけどね。


「..............ちょっと?」


 そっか........。まだ少しだけでも覚えてるだけマシかな?


「じゃあ中に入ろっか」


 そう言って私はまどかの手を引いて家の中に入る。お父さんとお母さん良い感じに隠れててよ..........?


「まずはここかな?ここはリビング。あのソファに座ってよくテレビを一緒に見たんだよ?まどかはだいたい私の膝の上かお母さんの膝の上にいたけどね」


 みんなでテレビを見る時はいっつもそうだった。私かお母さんがまどかのことを抱っこしながらテレビを見てた。


 じっとソファを見つめるまどか。


「こっちおいで?」


 ソファに座った私はそうまどかに呼びかける。


 いつも通りのことをすれば少しはまどかも私達家族との思い出を思い出してくれるかなって思って。思い出してくれたらきっとお父さんとお母さんと顔を合わせることだってできるようになるから。だから思い出して欲しい。


 ゆっくりと近づいて来たからまどかを抱き上げる。ちょっと厳しいけどそこはお姉ちゃんパワー全開にして乗り切る。


 そのまま膝の上に座らせてギュッと後ろから抱きしめる。


 こうやって私達はテレビを見てた。お母さんはキッチンから微笑ましそうな光景を見るように見守っててくれた。お父さんは時々冗談を言って笑わせてくれた。


 そんな思い出が詰まった場所がここ。


「..............おねえちゃんと、おかあさんと、おとうさんといっしょにいた、きがする」


 ................思い出してくれてありがとう。あの最悪の出来事のせいで思い出すってことじたい嫌だろうけどこうやって私達が過ごしてきた時間を思い出してくれるのは嬉しい。


 それにまどかの口からお父さん、お母さんなんていう大人を表す言葉を言ってくれたの嬉しい。


 少しずつ、少しづつで良いからいっぱい楽しかったことを思い出して欲しい。


 そうすると絶対まどかにとって良い事づくしだから。


 だから今日のことを私は計画したんだ。


 まだ家の中は紹介するところがたくさんある。


 まだまだ始まったばかり。


 ゆっくりゆっくり全部見て回っていっぱい家族の思い出を思い出そうね。

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