心境
前半ヤバいです。まどかがヤバイのでご注意を(書いたのお前だろとは言わないでください笑)。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。
あの人、お姉様に会ってからは心が落ち着かない。
あの目で見られる度に心の奥底から怖くなって、あの声を聞く度に反抗しようとする気持ちがなくなって、あの手が伸びるのを見る度に身体が固まって、あの笑顔を見る度に絶望の底に落とされた気分になる。
リンちゃんを助けなくちゃ、リンちゃんを守らなきゃって思うけど昔のように身体が動いてくれない。あの時はリンちゃんが目の前で傷つけられるのは耐えられなくてなけなしの勇気を振り絞ってただけで、今も昔も私は変わらない。私はお姉様に屈してる。お姉様に反抗できない。
それに同じ空間にお姉さまがいるって思うだけで手足は固まって、身体が動かなくなる。その場にいないって分かってるのに、くるはずのない暴力に対してずっと怯えちゃってる。
こんな状態が学校では当たり前で他のことが何も考えられなくて、それが家に帰っても同じでこの状況が寝ても覚めてもずっと続いてる。
夢の中でもお姉様は出てきて、自分の部屋で寝ていても安心できないし気が休まらない。
ずっとお姉様を怖がってる。ずっとお姉様に怯えてる。
怯えちゃだめ。怖がっちゃだめ。リンちゃんの前に出て守らなきゃいけない。私は男の子なんだから。暴力からも言葉からも視線からも、全部からリンちゃんを守ってあげないといけないのに何もできない。
久しぶりにお姉様と会った時だって私は驚いて、怖くて、怯えて固まってたけどリンちゃんは違った。私の目の前に来て私を守ってくれる。それからもずっとリンちゃんは私を守ってくれた。
すっごく頼もしくて安心できるけどそれと同時に自分のことがすっごく情けなくなる。
リンちゃん1人だけを辛い目にあわせて私はずっと安全な場所にいる。
だからそれが情けなくて、申し訳なくて、そんな感情がグチャグチャになって思わずリンちゃんに抱き着いちゃった。
ごめんね。こんな情けない私でごめんねって言いたかったけどそんなことは言えなくて、抱き着いた瞬間から涙が止まらなくてずっと泣いてた。
リンちゃんの存在を肌で感じれたこと。お姉様をなぜか感じずにいられたこと。他人の温もりに触れられたこと。いろんなことを感じれから泣いちゃった。
大声で泣いちゃったからリンちゃんを驚かせちゃった。私が抱き着いた時はあわあわしてたけど、私が泣き始めてからは優しく抱きしめてくれて、頭と背中をポンポンって軽く叩いてあやしてくれた。
なんとか泣き止んでリンちゃんの顔をそーっと覗いてみたら優しく微笑んでたから恥ずかしくなっちゃってもう1回抱き着いちゃった。
そんなことをしてたら久しぶりに眠たくなっちゃった。睡眠薬を飲んでの眠気じゃなくて自然とくる眠気なんてお姉様に会ってからは初めてで自分でもびっくりしちゃった。
リンちゃんの腕の中でうとうと船をこいでいたらペチペチほっぺたを叩かれて起こされてベッドに連れて行かれちゃった。
それでも眠気で半分以上意識がなくて殆ど引きずられるように連れて行かれてベッドに優しく転がされた。
自分のベッドなのかなって思ってけど転がされた時に頭の下にあった枕からリンちゃんの匂いがしたから、ここはリンちゃんの部屋なんだって分かった。
でもなんでリンちゃんの部屋?私の部屋は?
不思議には思ったけど眠すぎてどうでもいいやってなったけど温かい何かが私の隣にやってきた気がした。
隣を見てみるとリンちゃんを一緒に寝っ転がっていてから一応聞いてみるつもりで、ん?って首を傾げてたけど優しく笑ってごまかされた後頭を抱きしめられちゃった。
そしてらなぜか安心できて、嬉しくて幸せな気持ちになった。
今まで感じたことがないくらいすっごく幸せだった。
そんな気持ちを持ったままリンちゃんに抱きしめられたまま私は意識を落とした。
意識を落とす前に何か言われた気がするけどもう私は聞こえなかった。
「愛してるよまーちゃん」なんて私は聞こえなかった。
そんな恥ずかしくなる言葉なんて聞こえなかった。いい?聞こえなかったんだからね!だから若干顔が緩んだなんて事実はなかった。
...............................ばっちり見られちゃったと思うけど。




