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全国高温バトル!  作者: 開かずの電車
全国高温バトル!2015
42/438

2015年 高温バトル 最終結果 (地点別)

と、いう訳でいよいよ個人総合の結果発表!

県別である程度順位が分かってしまった人もいるかもしれませんが、栄えある1位は誰の手に!?





第10位 日田(大分県) 41.266P


九州が暑い日は逃さず上位を取り、それ以外でも孤軍奮闘して下位で地道にポイントを稼ぎ続けた結果10位に滑り込んで九州最強の意地を見せた。東日本優勢の中この成績は大健闘でしょう。




第9位 勝沼(山梨県) 47.95P


終盤に3日連続で上位ランクインしたのが大きかったが、犬飼の存在感が強くて若干影が薄かった印象、2013年も4日連続39℃越えという偉業を達成したが、一月後に江川崎の4日連続40℃越えという伝説を残されてしまっており、不遇なアメダスの地位を築きつつある。




第8位 京都(京都府) 49.993P


安定した強さを誇るが、決め手に欠けると言われていた京都官署、しかし2015年は39℃台を叩き出すなど近年の実力以上のパワーを発揮していた印象、レベルが低い日にちょくちょく下位に入ってくる粘り強さも健在で、このような状態を維持できればもっと上の順位も狙える、次回の高温バトルに期待だ!




第7位 犬飼(大分県) 57.9P


勝沼と同じく終盤に怒涛の追い上げを見せた地点の一つ、特筆すべきはこのシーズンで出した最高気温が37.4℃と非常に低い所、猛暑日ギリギリの攻防が多くいかに効率よくポイントを稼いだのかが分かるだろう、2016年は西日本中心の猛暑と予想されているので本来の実力にも期待したい!




第6位 桐生(群馬県) 58.399P


2014年まではランクインする事はかなり稀だったが、2015年に突如覚醒!

四天王にも引けを取らない強さを身に着けた。

桐生の歴代最高気温ベスト10のうちなんと6つが2015年の記録であり、確変っぷりがよく分かるだろう。

館林の殿堂入りがほぼ確定している中で新しい四天王の最有力候補となっている、1年間の活躍だけでは信ぴょう性にかけるため、まだ(仮)だが2016年も他の四天王と同じくらいの気温が出続ければ四天王入り確実だろう。




第5位 伊勢崎(群馬県) 59.466P


安定感抜群の戦績で今年も上位入賞、一時は覚醒桐生に先を越されていたが土壇場で逆転、四天王の意地を見せた。しかし2014年は総合準優勝を飾っておりこの順位には満足していないだろう、今年は早く夏が終わってしまったので影響がほとんどなかったが、お盆過ぎあたりから失速しがちという弱点の克服も重要事項である。




第4位 梁川(福島県) 61.2P


こちらも2015年に大暴走、あの館林に喧嘩を吹っ掛けるという涼しそうな名前からは想像もつかないかなり攻撃的なアメダスに変貌した。

今回はボーナス点で上位入賞を果たしたが、来年以降は同じような戦法は出来ない、自力でどこまで行けるかが見物である。




第3位 熊谷(埼玉) 65.45P


今年も気象台最強の地位は守ることが出来たが、ライバルであるはずの多治見とはダブルスコア以上、日順位でも一度も館林に勝てず不完全燃焼で終わってしまった。

ポテンシャルだけなら2人と同等の実力があるはずなのに未だに四天王止まりとなっているのは、この日順位1位を取る回数にある。

2015年は館林が10回、多治見が8回、対して熊谷はなんと0回

この差が得点に大きく響いていると言える。

2007年8月16日や2011年6月24日のように型にハマれば他を圧倒する気温も普通に出せるはずなので、次回は日順位1位を取れるように頑張ってほしい所だ。




第2位 多治見(岐阜県) 149.4P


近年は天候不順などで四天王に負けたりする年もあったが、今回は好調を維持し100P越えで2位に復活!

東海の面目を守った。

しかしここまでの力を出しても館林には及ばない、多治見は多治見で実は総合優勝を1度もした事がないアメダス、館林と比べて日順位1位を取る回数にそこまで差はないが、問題はその時の相手の方の順位。

館林が1位を取る日は多治見はあまり上位には付けないが、多治見が1位を取る日は館林も上位に入ってる日が多いというのが一番の原因、しかしこればっかりは自分の力ではどうしようもないので日順位1位を館林より多く取るほかない。頑張れ、多治見!




第1位 館林(群馬県) 218.5P


強い、あまりにも強すぎる。期間が短かったのにもかかわらず200pを超えてしまうあたり、狂ってるとしか言えない。

関東猛暑での1位は当たり前、それどころか北海道が暑かろうが西日本が暑かろうが容赦なく上位入賞や1位をかっさらうという凄まじいKYっぷりも見せつけた。

それもそのはず、同じ気候条件なら日本有数の猛暑地帯のど真ん中、さらに風通しの悪い駐車場のそばという極悪なアメダス環境に勝てる者などいない。2013年のような気圧配置がずっと続くか移転されない限りはおそらく来年も再来年も、ずっとトップに居座り続けるだろう。




地点別は数が多すぎるのでベスト30まで記載です。四天王の鳩山がまさかのトップ10落ち、エンジンがかかる前に夏が終わってしまったからしょうがないと言えばしょうがない。

今回は東海勢が健闘しました。

美濃、岐阜辺りはもう少しで10位でしたが残念、まあそこが5人衆っぽい所ですが。

豊岡、京田辺などの関西勢はあまり奮わず、東海から一気に暑さが九州にジャンプしていった印象。


挿絵(By みてみん)



てことでこれにて2015年の高温バトルはお開きです、2016年の高温バトルでまたお会いしましょう!











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