2025年6月28、29日の結果
28日は時期が時期だけに内陸部のアメダスで完結、範囲は関東から九州までの広域に及んだ。
昨年大ブレイクした広島内陸の加計が1位を奪取、加計と極値が同日の広瀬が帯同し6月極値も2人仲良く更新、去年まで連続猛暑日記録を持っていた高梁が3位と山陽内陸で表彰台を独占。
6月唯一の40℃保持者伊勢崎が関東勢で頭一つ抜け上位進出、海風とは無縁の上北山が標高差をものともせずランクイン。
四国はほとんどが猛暑日未達だが、特異点の江川崎だけは別。本来なら勝沼がいそうなポジションについている甲府パイセン。福崎・福渡・神門・肝付前田・都城、高温の中心は豊後水道辺りにありそうなのにそこに近い大分や愛媛がいない謎。
29日は西成分が加速し気温レベルもアップ、しかし朝晩はまだ過ごしやすく梅雨入り前に来る熱波の延長線上の様な暑さになっている。
6位までが全て極値更新しておりもはや異常高温と言っていいレベルだが、2022年のぶっ壊れ猛暑のせいで感覚が麻痺してしまい普通の暑さに感じてしまう。
加計以外の広島勢は地味、そんな印象を払拭すべく三次がこれ見よがしに37℃突破、加計もお得意の上振れ戦法で連続首位を狙ったが同僚に阻まれてしまった。
さらにレア地点庄原までもがランクインし1,2,3位が広島勢、江川崎もギアを一段上げ上位進出、5月に猛暑日出したことがあるのに6月極値が意外に低かった津和野、広瀬も好調を維持し連続入賞。
アメダス界のクラッチヒッター日田がアウェーの中貫録を見せる。京都は今年ようやく初猛暑日で肩の荷が下りたか、日本海と平地内陸の良いとこ取りアメダス福知山、豊岡鳥取が海風で撃沈の中、私日本海じゃないですと平地内陸部門でエントリー。
東日本ではなんとか桐生が奮闘して滑り込んだが、明日はさらに苦しいか。
明日は京都が37℃予想でトップ、その他山梨~九州の広範囲に36℃予想が点在しているが、最終的には今日と似たようなランキングになりそう。
・連続極値更新で上位に入った加計がトップに、序盤は普段見ないアメダスがトップ10に居たりするのだが早くも強豪で埋まって来た。
・加計が引っ張る広島が爆発し一気に2位、明日岐阜を抜かすには極値更新が絡まないと厳しいが、しばらくは継続的に得点しそう。
・地方別も中国地方が東海甲信と関東の間に割って入る。岐阜愛知がダメでも山梨でフォローできる東海甲信が盤石、北海道と離島勢の得点は今年あるのだろうか。




