2020年9月3日の結果
ここ数年どうも新潟の様子がおかしい。
2018年に初めて40℃を超えたと思ったら翌年も40℃を超えて超熱帯夜記録を樹立、
今年は台風の発生数が少なく猛暑のピークも過ぎているから去年一昨年までの様な高温にはならないと思っていたのだが・・・
その考えは甘かった。
40℃を記録するには風向きや上空気温をはじめ様々な条件をクリアする必要があるのだが、
新潟が40℃を超える条件は【台風が日本海へ侵入する】これだけで充分だった。
10月に36℃が出せるんだから、9月に40℃なんて余裕だぜ!とあっさり壁を突破したのは去年史上初のmax40-min30を達成した熱帯王三条とフェーンの達人中条の条コンビだった。
これで三条と中条は3年連続40℃超えという偉業を達成するとともに、熊谷が20年間守って来た9月日本記録を更新したのだ。当然ポイントはボーナス大量でがっぽり稼いでいった。越後屋、おぬしも悪よのう~!
3位以下は大台突破とまではいかないが、いずれも9月自己ベストを大幅更新。
よく見ると1~5位は全員40℃経験者で流石といったところ、鼠ケ関は去年からフェーンの叩きあいにかなり強くなった。
輪島に至ってはなんと通年極値更新という始末、新潟フェーンに割り込む石川の地点と言えば志賀やかほくのイメージが強いが、今日は何が起きたのだろうか。それ以外の地点は全て新潟の沿岸部で完結!これぞ新潟の恐ろしさ、岐阜も逃げ出す圧倒的な集団力を見せつけた。
・たった1日のポイントで三条がトップ10に食い込んできた。もし9月の間にまた日本記録更新が出たら1位になってしまう。流石にそれは・・・と言い切れないのが新潟勢の恐ろしいところだ。
・三条の1日で8位も十分凄いが、県別はもっとおかしなことになっており新潟が初登場で2位にいるという不思議な現象が起きている。夏序盤ならたまにある光景だが、終盤に差し掛かっている9月にこれをやらかせるのは新潟だけだろう。いや静岡も大概だったかも・・・
・2日前まで3倍差を付けられていた中国にピタリと北陸が並ぶ。
8月まではドべ争いしていたのが嘘のような好調っぷりだ。




