2017年 7月15日の結果
15日は北海道にとって歴史的な日となった。
【2017年北海道大熱波】とでも名付けようか、気象庁から正式に命名はされずとも、この一連の猛暑は人々の心に残り続けることだろう。
なんという圧巻のランキング、昨日の本州の高温予想など軽く吹き飛ばす北海道の大猛暑。
それも熱波の最終日にこれを持ってくる勝負強さ、極値更新も大量に出た。もはや狂ってるとしか言いようがない。九州の豪雨も心配だが、この熱波の方も同じくらい報道されてもいいレベル、現地の人達は大丈夫なのだろうか。
これまで何度もランクインしてきたが、上位には来れてなかった帯広がついに首位!北見も3位だ、やはり勝負所ではベテランが強い、美幌も7月初の37℃台を記録し上位入賞。
昨日7月極値を更新したばかりの糖内が今度は通年極値を更新、40年の歴史に新たな記録が刻まれた。
北見や美幌もそうだが、今日はオホーツク海側もかなりの高温になった。別界最強に名乗りを上げたのは津別、本家本別も8位入賞、足寄も当然のようにランクインした。地味に真夏日が多い遠軽だが、今日は猛暑日まで気温を上げてきた。
北海道の完全独占を阻んだのは15時過ぎまで伸ばした鳩山と勝沼、鳩山は最近よく下位にランクインし続けている。この嫌らしい点の取り方が鳩山の真骨頂、地道なポイントの積み重ねが後々効いてくるのだ。
勝沼は2回目の登場だがいずれも下位、今年はまだ本調子ではないのか決め手に欠ける日が多い、今後に期待しよう。
トップ10のうち5地点が北海道という異常な光景、足寄帯広はなんと豊岡を抜かして2位、3位に来てしまった。本別が駒場と仲良く並び、ボーナスを絡めた糖内も登場、多治見はなんとランク外に沈んだ。これも史上初の出来事、今年の夏は何かが違う。
持続型熱波という新しいスタイルで北海道が過去最大の大量点、群馬をはるか後方へ追いやり200P目前の圧倒的な1位!これは2016年の山梨県とほぼ同じポイントである。北海道の県別タイトル上位フィニッシュはこの時点で確定。
地方別でも大逃げの関東に1日で追いつき1位を奪取、しかしこちらは明日にも抜き返されそう、もちろんそれでも大健闘だ。15日までの期間で一番暑かったのは北海道!これに異論を唱える人はいないだろう。
今週のポイントランキング、先週の西日本中心のランキングとは打って変わって関東以北ばかり、その中で豊岡の存在が光る。館林に目が行きがちだが、北海道の底力が改めて分かる1週間だった。
北海道の熱波は今日で終了、明日は関東~九州で猛暑日予想が出ている。範囲は広いが36℃予想はないので気温レベルは低い戦いになりそうだ。




