2017年　5月30 日の結果

西から再び高気圧が日本を覆った今日、猛暑日の扉を目指し強豪アメダス達が各地から押し寄せた。

だがそこは5月、狭き門をくぐり抜けたのは1地点のみだった。

今年2地点目の猛暑日を記録したのは島根県最強のアメダス、津和野！南風フェーンでの昇温に定評がある日本海地域だが、津和野は南風でなくても昇温出来るのが持ち味だ。

当然5月極値更新、というより中国地方が5月に猛暑日を記録する事自体が史上初。

見方によっては40℃以上の価値があるのかもしれない。

正午過ぎまでは日本海側の地域が上位を独占していたが、午後からは内陸側の本領発揮、おなじみの多治見や日田の他、風屋、飯田などの山間部地域が数多くランクインしてきたが、中部地方は盛夏時以外の猛暑日は苦手、34℃前後が精いっぱいだった。

明日以降は次第に暑さはおさまり、すっきりしない天気が続く模様、週末以降は晴れる日もあるがせいぜい真夏日が限界で猛暑日の気配は今のところない。来週は南九州の梅雨入りも予想されており本格的に雨の季節になっていきそうだ。