全国高温バトル2016 最終結果 その1
9月の総合順位未発表は個人的に失敗、最後に白熱した攻防があったのでやはりちゃんと発表しておくべきでした、来年から改善します。
セミの鳴き声も聞こえなくなり、すっかり秋になりました。
今後の予報を見る限りもう猛暑日は出る気配がないので今年の集計を終わりたいと思います。
という訳でお待ちかね、結果発表~~~!!!
果たして今年の栄えある1位はどの地点だ!?
まず地方別から、これは総括して発表します。
見事なまでの九州無双。
前半こそ東日本が主な得点源だったが、天候不順になった7月下旬辺りからはずっと九州の独壇場。
極値更新は2013年と比べ、そこまで多くなかったにもかかわらずほぼ同じポイントを獲得している辺りいかに偏った猛暑になったかが分かるだろう。
東海甲信と近畿は五分五分の戦い、地点数と選手層の差で東海甲信に軍配が上がった、東海は位置的に東暑でも西暑でもある程度戦えるのが最大の強みになっている。
4位になってしまった関東だが不純な夏だった割に結構ポイントは取っていた。主に館林のおかげだが
北陸は終盤の追い上げが印象に残った。数日の無双でこのポイント、本当に恐ろしい
中国と四国は終始接戦で最後は0.4Pというコンマ差!こういうつばぜり合いは見てて面白い。
離島はまぁいつも通り、いやポイントを取れただけでもすごい
東北と北海道は今年の絶対的不利な条件ではどうしようもなかったか。
2014年や2015年と違い西暑よりの年となり、大陸からの熱波も発生せず猛暑になる要素が皆無に近かった。
来年以降は東暑になる事を期待しよう。
続いて県別ランキング!
10位 京都府 123.6P
序盤はイマイチだったが中盤の大量得点で勢いに乗り、一気に100pを超える。そのまま安泰かと思われたが、その後は全く点が取れず宮崎や新潟に抜かれてランク外になってしまう。ところが最後の最後で京都気象台がきわどい勝負を制して宮崎を再逆転、10位に復帰するという熱い戦いを見せてくれた。
やはり選手層が厚い地域は上位に来やすい傾向がある、京都官署の安定感は健在でそれプラス今年は園部が大活躍。日本海勢も下位にランクインしてしっかりフォロー、やはり全員プレイは強い事を証明してくれた。
9位 高知県 123.8P
スーパールーキー江川崎の活躍が目立っていた、得点割合も60%以上と高め。
その他は中村や高知県庁、須崎、大栃などがランクイン
しかし2013年上位だった(高)佐賀や窪川はまさかの無ポイント、これらがランクインしていればもっと上位に行けていただろう。本来東風は苦手としているのでこれでも大健闘ではある。
8位 群馬県 129.8P
今年の群馬は東風主体で大苦戦、頼みの四天王が思うように機能せず数少ないチャンスの日も東海や甲信地域に上位ランクインを邪魔されるなど不遇な日が目立った。しかし天下の館林様がいればランク外の心配は無用、このぐらいの順位には留まってくれる。
館林がいる内は安泰だが、2020年に消防署移設に伴う移転の噂もあり頼ってばかりもいられない、伊勢崎、桐生の四天王2人のさらなる躍進に期待したい。
7位 新潟県 130.4P
8月末までほとんどポイントがなかったが、そこからわずか数日間の無双であっという間にtop10に上り詰めてしまった。
新潟が無双を起こしやすい理由は東北地方の海岸線が南北方向、関西以西が東西方向が主なのに対し
新潟県は北東-南西方向の海岸線が主というのが原因である、地点数の多さも相まり大挙してランクインする光景はまさに軍隊、ランキングの中では異色の存在といえよう。
6位 大阪府 153.4P
小県でありながら大健闘、強豪である豊中と枚方は期待通りの活躍を見せてくれたが、その2つに引けを取らない実力を見せたのが大阪官署と堺、特に堺は去年までの不調が嘘のような絶好調っぷりだった。海風が吹いてもお構いなしに高温を叩き出しており、かなり印象に残る年だった。
5位 山梨県 195.8P
普段は甲府と勝沼の2地点だけで強引に得点し上位に行く事が多いが、今年は大月を始め切石や南部などの脇役も大活躍、東日本劣勢の中群馬を差し置いての上位ランクインは賞賛に値する。
来年は群馬や岐阜勢と共にハイレベルな戦いを期待したい。
4位 岐阜県 211.2P
毎年のランキング常連県は西暑でも安定感抜群。
多治見のダントツは予想通りだったが、それに加え美濃5人衆の一人である揖斐川が覚醒し岐阜の得点に一役買う。怒涛の8日連続ランクインは日田や久留米にも引けを取らないインパクトがあった。
他の5人衆はあまりパッとせず凡退、それでも地点数でカバーして4位入賞を果たす。
東海中心の猛暑が来たらどうなってしまうのか見てみたいものだ。
3位 福岡県 279.0P
今年最も躍進したのがこの福岡県だろう、突如確変を起こし日田と互角以上の戦いを見せた久留米を筆頭に太宰府、朝倉、福岡など多数のアメダスがランクインし、シーズン前半は素晴らしいチームプレイを見せてくれた。
が、手放しで褒めちぎられるかというとそうでもなく、前半こそ首位を独走していたが後半は徐々に失速し大分、熊本に抜かれ3位まで落ち込んでしまった。やはり結成間もないチームの団結力は長くは続かないのか、後半は久留米に任せっきりの日が目立っていた。
久留米の不調時にどう他の地点がフォローするかが今後の課題だ。
2位 熊本県 305.7P
前半は福岡や大分の陰に隠れて目立ってなかったがそれでもコツコツと得点を重ね、後半他の地域が失速した瞬間を見計らい怒涛の追い上げ、見事準優勝を飾る。
菊池、熊本、岱明の3強はもちろんのこと、人吉や益城などの脇役もしっかり得点に貢献、300Pオーバーの快挙を達成!ボーナスを絡められたのも大きい。
1位 大分県 331.0P
栄えある県別1位は西日本最強の日田を有する大分県!
ポイントはほぼ日田と犬飼の2地点だけだったにもかかわらず、危なげなく優勝してしまった。
最大の功績は日田から犬飼へのバトンパスが上手く決まったことだろう、お盆までは日田、その後は犬飼と役割分担が完璧だった。また首位奪取率が高くランクイン時は高得点ばかりだったのも勝因の一つ、どちらか1つが欠けていても優勝は難しかっただろう。来年からは東暑になってもどう立ち回るか見物だ、おめでとう!!
都道府県一覧です。11位以下もやはり九州勢が強い、東海も健闘した。
ランクイン都府県数43は過去最多だが、全都道府県が表に載る日は来るのだろうか・・・
長いのでここで分割します。




