第七十二話 ソ連の状況
Side:近衛高麿
1925年(大正14年)1月となった
関東大震災から1年以上経過したが、震災からの復興事業は順調に進行しているし、幸いなことに国内の情勢は落ち着いていると表現していいだろう。
全半壊した住宅の復旧も急速に進んでいて、これにはカムチャツカ半島の森林資源が大いに役立ってくれている。
経済運営と金融政策は、さすが高橋是清といったところだけれど、彼にはまだ最低5年はこの国の経済を支えて貰わねばならない。
結局、震災恐慌と言えるような深刻な事態は発生しなかったから、昭和金融恐慌も心配しなくていいとは思うが油断はできないし、世界恐慌という大嵐の本番がやってくるのだから、彼の手腕は絶対に必要なものだ。
個人的には昨年初めに次男が誕生して高士と名付けたのだが、元気に育ってくれている。
これで二男一女か。
なんか遠くまで来た感じがするが、これからが本当の戦いだな。
国内では山縣有朋に続いて、昨年は松方正義と伊藤博文が相次いで亡くなり、元老は父一人となった。
この元老という肩書は返上してしまっても良いのかもしれないが、任命していただいた先帝陛下に申し訳が立たないからと、父としてはこのまま棚上げというか、放置するつもりらしい。
やはり「最後の元老」と言われることになりそうだな。
このあたりで世界情勢と、将来の方向性の確認をしておこう。
日英露仏の同盟関係は盤石だから、これが日本の取る行動の基本線となる。
もっとも「永遠の同盟国もいなければ、永遠の敵国もいない。あるのは永遠の国益だけである」と、イギリスのパーマストンが喝破したように、国家の戦略は常に冷静で、常に非情でなければ構築できないのが現実だから、永遠に英露仏が日本の同盟国であり続けるなどと思わないことが肝要で、周囲の政治家たちは十分理解している模様なので安心だ。
そもそも…現在は同盟国だが、ロシアはかつての敵国、というより日本から見たらズバリ「侵略者」だったのだし、江戸時代が終わったのは英仏の侵略に対抗するためだったのだ。
それが現実なのだから、時代が変われば関係性もまた変わるだろう。
それと比較すると、令和の日本人がアメリカに対して抱いていた感情は少々・・・
一方で問題になるのがドイツとソ連、そしてアメリカがどう動くかという点だ。
史実はご存知のように、日・独・伊 VS 米・英・ソ・仏で第二次世界大戦が起こったが、今回はまるで違う状況となるだろう。
まず英米が手を携えて仲良く共に戦うなどは、もう考えられない状況だ。
そしてドイツとソ連は日本の敵となるだろう。
ソ連は確定だが、ドイツはソ連に侵攻するだろうから敵になるかは分からないって?
そうでもない。
まず、ソ連の置かれた立場は、史実よりかなり悪いと見ていいだろう。
ロシアにトドメを刺せなかったばかりか、復活を許してしまったために、ソ連の国際的孤立は際立つことになった。
ソ連を国家承認したのはドイツが最初で、これは史実においてもそうだった。
「嫌われ者同士仲よくしませう」と言ったかどうか知らないが、さっそく両国は「ラパロ条約」により緊密さを増す事になったのだが、史実と違ってイギリス、フランス、イタリア、日本など主な国は国家承認を未だにしておらず、今後も承認しそうにない。
いや、そもそも大国はロシアの同盟国なのだから、ソ連を承認するなんて基本的にあり得ない。
大国以外の各国が承認しない理由は、帝政ロシアの債務を引き継がなかったことも要因だが、ロシアが健在な以上、ソ連と国交を結ぶ必要性が薄れたことも大きく、将来ソ連領はロシアが奪還する可能性があるから、なおのことソ連なんて承認しないだろう。
従ってソ連はドイツとの絆を、より深めるしかなくなるだろう。
一方でドイツはどう出るだろうか?
史実においてヒトラーは、イギリスと対峙している最中にもかかわらず、ソ連に対して「バルバロッサ作戦(ソ連侵攻作戦)」を発動し、敢えて二正面作戦を選択することで、自分から滅亡への道へ進んでいったように見えるかもしれないし、どうしてヒトラーがバルバロッサ作戦を発動したのかについては、21世紀でも見解が分かれるくらい謎多き事象だ。
イギリスは片付いたから安心だと誤認したとか、ソ連軍はスターリンの大粛清で弱っているから今がチャンスだと思ったとか、いろいろ言われているけれども、侵攻の是非は一旦おいても、現実問題としては発動したタイミングは少し遅かったと言えるだろう。
仮に史実の1941年6月22日ではなく、3月か4月、遅くとも5月初旬に発動していたら、11月にはモスクワに到達していて、冬将軍によってナポレオンのように撃退されることはなかっただろうから、そういった意味では、結果が残せなかったけれど作戦自体は無謀なものではないだろう。
詰めが甘いという、ドイツ民族特有の弱点が出たとは思うけれど。
だから、一部の学者の間ではバルバロッサ作戦そのものは、ヒトラーなりの合理性はあったのだと判断して逆算して無理やり理由を後付けしていた。
つまり、イギリスがドイツに対して頑強な抵抗を続けて、決して屈しない姿勢を取り続けている理由は何なのか?とヒトラーは考えて、これに対する解答がバルバロッサ作戦だというわけだ。
イギリスはソ連という大国の存在に加えて、アメリカによる支援に希望を繋いでいるからだと結論付け、ヒトラーはこう段階的に考えたのではないか?と推理した。
①ソ連を倒すことが出来れば、イギリスの継戦意志を打ち砕くことが可能となる。
↓
②ソ連が消えることで、ソ連の東に位置する日本は自由に南方進出を果たせるようになる。
↓
③日本に攻撃されたインド・アジア方面のイギリスは、窮地に立たされて滅亡する。
↓
④イギリスが滅びれば、アメリカがイギリス側に立って参戦する意味もなくなる。
↓
⑤万一、アメリカがドイツと戦おうとしても、背後の日本が気になって二正面作戦は取れない。
こうドミノ式に考えたのではないかと推測したわけだ。
つまりヒトラーにとってソ連侵攻は、対英戦に勝利するための手段として必須だったわけで、だから第一次世界大戦と違ってドイツのUボートはアメリカの船舶を絶対に狙わず、アメリカに参戦の口実を与えなかったことに繋がると。
これに追加して理由を挙げれば、ソ連領内のバクー油田も魅力的に映っただろうし、ドイツの支配が広がるとともに、占領地での食糧配給にドイツは手こずっていたから、大穀倉地帯であるウクライナの小麦を必要とした側面もあったと推理した。
しかし、結果は日本がアメリカの挑発に乗ってしまい、対米戦を開始してしまうというミスを犯したことによってヒトラーの勝利の方程式は崩れ、おまけにアメリカは対日戦に参戦すると同時に対独戦にも加わってしまい、ヒトラーの目論見は消え去ったのだと主張した。
結局のところ、アメリカを動かしたスターリンの深謀遠慮が、ヒトラーに勝ったと言えるだろうと結論付けた。
ただ、これらの諸説にも欠点があって、米独が戦うことになったのは、真珠湾を攻撃されたアメリカが激怒して、日本と戦うついでに同盟国ドイツに宣戦布告したからではない。
史実としては「ルーベン・ジェームス」というアメリカ駆逐艦は、真珠湾攻撃に先立つ10月末にドイツUボートに攻撃され 、なんと100 名以上の死者を出したにもかかわらず、 アメリカ世論は全然盛り上がらず、対独参戦になびかなかった。
しかし、ヒトラーは日米戦が始まるや、日本に義理立て?して、ドイツ側からアメリカに対して宣戦布告したのだ。
日独伊は軍事同盟を結んでいたのだから当然では?と、思われるかもしれないが、条約では三国のうち「いずれか一カ国が、条約締結時において戦争に関係していない国から攻撃を受けたときにのみ、相互援助義務が発生する」という内容だった。
だから、日本が自ら戦争を始める以上、ドイツには参戦義務などなかった。
実際にドイツが独ソ不可侵条約を破って独ソ戦が始まった際には、日ソ中立条約を守って日本は参戦しなかった。
それにもかかわらずだ。
あの時に日本も東からソ連に攻め込んでいたら?
近衛内閣が南進策ではなく、北進を選んでいたら?
なぜに、わざわざアメリカにまで喧嘩を吹っ掛けたのか?
ヒトラーの頭の中はわからない。
確かに真珠湾攻撃の3日前の段階で、ドイツは日本に対して正式に 「日米開戦の場合アメリカに宣戦します」 ということを通告しているが、 日本が対米戦に踏み切ったからといって、 どうしてドイツがアメリカと戦おうとしたのか?
これに対しての解説にも諸説はあるが、繰り返すがヒトラーの頭の中はわからない。
日本と組めば勝てると考えたというのが、案外正しい結論なのではないか。
何れにしても、ソ連を助ける為に日独と戦いたかったルーズベルトが、最終的に一番喜んだのは言うまでもないだろう。
かなり前に説明したように、日本がビスマルクのように明確な戦争目的を持ち、国家の意思を統一して戦争に臨んでいたならば、アメリカが相手でも勝てた可能性はあるし、少なくともあれ程の惨めな敗戦には至らなかっただろう。
けれども、現在の世界線における日本は、ドイツの同盟国にはならない。
なるつもりもないし、ロシアも健在だから史実と同じようにならない。
ヒトラーは筋金入りの反共主義者であったことは事実で、ドイツの支配下となった地域に於いて共産主義者を片っ端から殺しまくった。
しかし、今回はいかにヒトラーが反共主義者であったとしても、ソ連と手を携える、或いは共産主義に目をつぶる以外に道は無く、ヒトラーがソ連に攻め込む合理的理由がないのだが、もし攻め込んでくれれば敵を分断出来る願ってもない状況になる。
しかしそんな簡単に自滅の道を歩むとは思えない。
つまり、最悪のパターンとして、日・英・露・仏 VS 独・ソの戦いを想定しておくべきとの結論だ。
もっとも、この場合の戦争は大雑把に言えば次のような様相となるだろうと予想する。
日露 VS ソ連
英仏 VS 独逸
地理的環境を考慮すれば上記となるのは必然だろう。
ただし、日本の場合はソ連と戦争になった場合に海軍は全力を挙げてヨーロッパへ派遣される確率が高い。
そこまでは予測の範囲内なのだけれど、次にやっぱりアメリカが不気味な存在として浮かび上がってくるわけで、何とか第一次世界大戦時のように傍観者でいてもらいたいところだ。
でないと海軍をヨーロッパへ派遣できない。
今のままならモンロー主義が効いているから、第一次世界大戦と同様に中立を保つ可能性は高い。
しかしF・ルーズベルトという存在が厄介だ。
奴は史実においては日本はもちろん、ドイツとの戦争も欲していた。
先程述べたようにソ連を助けたかったわけで、この世界において独ソが手を結ぶのであれば、口実を見つけてソ連側で参戦しようとするだろうから、史実同様に日本に対して挑発行為を繰り返し、現在は大きな問題が発生していない日米関係が悪化する確率が極めて高くなる。
付け加えるなら、この状況でスターリンの立場なら、日本とアメリカが戦ってくれないと史実以上に困るだろうから、日米双方に対して謀略を仕掛けてくるのは最早必至と言える。
ただし、日本側の拠点となり得る共産党は崩壊しているから、組織的運営は続行できないはずだ。
そこで我々の取る対策としては、日本側の防諜は引き続き抜かりなく行うとして、ルーズベルト政権を誕生させないか、若しくは再選を防ぐように工作するのが一番いいだろう。
史実のように「大統領四選」なんてされたら、目も当てられなくなる。
その目的を達成するには、やはり内閣北方協会(NHK)による工作を始める必要があるな。
ここで、これまで触れていなかったが、ソ連の状況はどうなっているか見てみよう。
ソ連がなぜ誕生したのかといえば、ドイツの策謀によるものが大きいだろう。
その理由は以下の通りだ。
第一次世界大戦において、東西に強敵を抱えて戦っていたドイツは、何としてもロシア国内を混乱状態にして戦線から離脱させようと図った。
日露戦争において、明石大佐が後方攪乱を行ったのとほぼ同じ動機とみていいだろうが、規模とスケールはこちらの方がより大きいだろう。
その結果が後世において「封印列車」と呼ばれるようになったもので、ドイツ国内に置いていたら革命騒ぎを起こしかねないレーニンら厄介な連中(当時ロシアからの亡命生活を送っていた)を、まとめて列車に詰め込んでロシアへ送り返したが、詰め込まれたレーニンたちにしてみたら、ロシア帝国へ帰国するのが何よりも自らの信念である「革命」実行の利益となると考えたため、ドイツ政府との合意が成立した。
1916年10月、レーニン、ジノビエフらボリシェビキを中心とする、30名程度のロシアからの亡命者はスイスを出発。
ドイツ、スウェーデン、フィンランドを経て、ロシアの首都ペトログラード(レニングラード、21世紀ではサンクト・ペテルブルク)に到着し、早速革命運動を開始する。
結果としてドイツの目論見は成功し、ロシアは革命騒動で戦争どころではなくなったが、東部戦線に日本軍が加わるのは計算外で、結局これがトドメとなってドイツ帝国は滅びた。
レーニン一派はロシア皇帝一家の抹殺には失敗したが、ロシア帝国の重工業の中心地であり、油田地帯を押さえた上で国力の増大を図っている。
また同時に、ロシア帝国時代の対外債務の支払いを拒絶し、諸外国の反発を受けた。
そりゃそうだわな。
同じ場所を占拠して利益だけは貪りながら、「ロシア帝国の借金?そんなもんワシの借金ちゃうがな」などと言えば、ヒンシュクを買うだけでは済まないだろう。
史実だとボリシェビキの赤軍と、ロシア帝国の残党である白軍は内戦状態に陥るのだが、皇帝が健在であることを知った白軍は、赤軍の地元で戦う不利を悟って、後にロシア立憲君主国の版図に含まれることになる東部へ移動し、内戦状態は避けられた。
しかし、赤軍は本当であれば資金を得られると見込んでいたユダヤ資本から融資を断られたのは、計算外の出来事だっただろう。
史実におけるそれは4000万ドルの巨額に上る。
以前から触れているように、ジェイコブ・シフがロシア帝国に対して「ポグロム」への復讐の意味も込め、ロシア帝国を倒すために行った融資だが、今回は俺が介入したせいで融資を行っていない。
よって成立直後における赤軍の実態は、とても脆弱な体制であり、レーニンやトロツキーが思い描いていた理想の通りでは無かったはずだ。
しかし、それでも何とか、西ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、ザカフカースの四つの国々をまとめ上げる事に成功して、史実より遅い1923年11月にソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)成立を宣言した。
だが既にソ連の東にロシア立憲君主国という、日英仏が援助する国家が建国されており、ソ連がロシア帝国を滅ぼし損ねたことで、ソ連もロシアも成立直後からお互い憎みあい、潰すまで戦うしかない宿命を背負うことになった。
彼らの考えの基本となった共産主義とはなんぞや?と言えば、「金持ちを全員殺して、世界を共産党が支配すれば人類は救われる」と考える人々で構成されている団体と考えていいだろう。
これはイデオロギーではあるが、一種の宗教と言っても間違いではない。
だからソ連において他の全ての宗教は、人々を一時的には安楽にするが、根本的には解決しないどころか地獄に落とすアヘンと同義なのだ。
彼らの支配地では土地の私有も認められないから、自分の身に降りかかると考えてみればすぐにわかると思うが、日本では受け入れられない思想だ。
ソ連の初代最高指導者となったウラジーミル・イリイチ・レーニンは、新経済政策と呼ばれる政策を展開し、ロシアの飢饉を終結させるため、農民に農作物の自由な販売を認める。
一方、重工業、銀行、鉱山は、政府の手に委ねられた。
そのレーニンは昨年に史実通り死去したが、レーニンのロシア革命を手助けしたレフ・ダヴィドヴィチ・トロツキーは、ネップを終わらせ、ロシアを工業化し、外国へと共産主義を広げたいと考えているはずだ。いわゆる「世界同時革命」という迷惑なやつだ。
しかし、未来においてはトロツキーの計画は頓挫し、その代わりに政治局員のヨシフ・スターリンが実権を握りはじめるだろう。
スターリンは、主な都市や町の政治的な役職に自分の手下たちを任命し、多数派を形成した後は、トロツキーを追放するだろう。
その後にこの男がやることは、ソ連を農業国から工業国へと急速に転換させるため、ネップの代わりに、自身の考案した第1次五ヵ年計画を進めるだろう。
重機、石油の生産を拡大し、軍需工場を整備して戦車などの装備の生産を最大化するのだ。
急速な工業化とともに、農地も急速な集団化を行い、土地や農業は政府が管理するようになる。
その急激な変化の果てに起こったのがホロドモール(人為的飢餓)だ。
これはナチスのホロコーストに勝るとも劣らない蛮行だが、どうやって追い詰められた民衆を救い出すか具体的に考えなければ・・・
恐らくだが、ソ連という国家体制の構築が史実より遅いから、ホロドモールも遅くなると思われるので、こちらが準備する時間はありそうだ。
そもそも、歴史的事実を指摘すればこの時代、多くの世間知らずの学者たちが共産主義を礼賛した。
背景としては世界恐慌に揺れ動く資本主義社会の矛盾に嫌忌した為だろうが、「階級の差がない」、「貧富の差がない」という理論上の利点にのみ注目するあまり、現実の欠点に気付かなかった。
その欠点とは、言うまでもなく共産主義社会とは「階級も貧富の差も無くなった代わりに、全員が貧しくなった」という結果だ。
いわゆる理念先行、つまり頭でっかちで現実世界を顧みない、もしくは現実世界で働いた経験がないと、こうなってしまうという典型だろう。
時代に関係なく「学者バカ」には本当に要注意だ。
強制収容所や序列の固定化、密告などの暗部は語らずとも、この一点だけでも21世紀で共産主義を主張するのは狂気の沙汰なのだ。
環境問題もそうだろう。
ビジネスと環境問題は相反する課題だ。
つまり、経済発展すればそれに伴って環境問題が顕在化するのは世界的な現象で、それに対して環境だけを前面に押し出す人物はビジネス経験の無い、理念だけの人物が多いと思われる。
21世紀において、共産主義者が環境問題提言者へと看板を変えて生き残っているのは、以上のような理由だと思われる。
その意味で、21世紀を生きる人々も教訓とせねばならないだろう。
つまり一見すると「素晴らしい!欠点など無い」と思われる制度や体制も、机上の空論の可能性があるということだ。
例えば令和の日本において取り上げられることがあった「選択的夫婦別姓」も、真剣に内容を考えて判断したほうが良いだろう。
理念先行で「早急に夫婦別姓を実現せよ」とやった結果、「こんなはずじゃなかった」と後悔しても遅いのだ。
それは未来の人たちの言任せるとして、この世界での対策を急ごう。




