オーク討伐完了!
少し長めです。
スキルの修正を行いました。
「ふう、終わったね。
凄い大変だったけど。」
「ああ、そうだな。もっとも、俺は盾で受け流していただけだったが。」
「そんなこと言ったら、私は支援魔法をかけていただけです。
……あ、一体だけなら収納魔法に入りそうなので、入れておきますね。」
「いいんじゃない?収納魔法のレベルも上げられるんでしょ?
私はオーク戦で多分属性魔法のレベル上がったと思うし。」
「じゃあ残りは、アイテム袋に入れておくね。」
1体ずつアイテム袋にしまっていく。
1体入れていくごとに膨れていくアイテム袋に満足感と達成感を感じる。
自然と頬が緩んでいく。
「アイテム袋にしまったか?
変な顔してないで今日の所は街に帰るぞ。これぐらい大きな魔物を倒したんだ。
流れた血に寄せられてまた魔物が集まってくるぞ。」
「「「了解!」」」
東門から帰ると、まだ正午あたりだった。
少し早すぎたかな?
でも、初めて1発で倒せない魔物と、それに同時に5体と戦ったんだからしょうがないよね。
孤児院に帰って、院長先生にオークを1体渡すととても驚かれた。
「もう、オークを倒せるようになったんだねぇ。
私がこのオークを倒せるようになったのはCランクになる直前だったんだけどね。
お前たちならきっと目的も果たせるだろうね。確かブラッディ・ベアの討伐だっただろう?
頑張りなさい。」
「「「「はい!」」」」
ちなみに、子供達は昼寝の最中だ。
「今日は少し疲れたな。今日は雑用に行く前に休んでいくか。」
「そうだね。じゃあ、休憩もかねて裏庭でステータスの確認でもしよっか。」
「そうですね。私はまだ鑑定で自分のステータスが見えないのでちゃんと確認しましょうか。」
「そうしよう!火属性魔法のレベルが上がってるといいな。」
昼間の裏庭は初めてだったけど、日差しもちょうどよく、風通しも悪くない。
ここで昼寝したら気持ちいいだろうな。
「じゃあ、まずは俺からだな。」
名前 アントン
種族 人
ランク D
LV 9
(HP 658/658)
(MP 349/349)
(SP 477/477)
攻撃力 303
魔法力 128
(物防力 224)
(魔防力 181)
(回避力 59)
(スキル『片手剣 LV5』『両手剣 LV3』『盾術 LV5』『火属性魔法 LV2』『水属性魔法 LV1』『風属性魔法 LV1』『身体強化魔法 LV4』『武器強化魔法 LV3』『魔力制御 LV4』『魔力把握 LV3』『身体苦痛耐性 LV1』)
称号(『剣の道を進むもの』『復讐者』)
「じゃあ、次は僕の番かな。」
名前 レオ
種族 人
ランク D
LV 10
(HP 556/556)
(MP 309/309)
(SP 437/437)
攻撃力 356
魔法力 215
(物防力 135)
(魔防力 114)
(回避力 222)
(スキル『片手剣 LV3』『両手剣 LV6』『火属性魔法 LV1』『水属性魔法 LV1』『風属性魔法 LV2』『身体強化魔法 LV6』『武器強化魔法 LV5』『感覚強化魔法 LV2』『魔力制御 LV6』『魔力把握 LV3』『魔力放射 LV4』『魔力感知 LV4』『鑑定 LVMAX』『身体苦痛耐性 LV2』)
称号(『剣の道を進むもの』『魔の道を進むもの』『復讐者』)
「次は私の番ですね。」
名前 ヒカリ
種族 人
ランク D
LV 9
(HP 477/477)
(MP 617/617)
(SP 295/295)
攻撃力 121
魔法力 339
(物防力 89)
(魔防力 93)
(回避力 214)
(スキル『杖術 LV4』『火属性魔法 LV4』『水属性魔法 LV3』『風属性魔法 LV4』『光属性魔法 LV5』『収納魔法 LV2』『身体強化魔法 LV3』『魔力制御 LV4』『魔力把握 LV4』)
称号(『魔の道を進むもの』『復讐者』)
「最後は私ー。」
名前 シズク
種族 人
ランク D
LV 10
(HP 466/466)
(MP 714/714)
(SP 267/267)
攻撃力 123
魔法力 381
(物防力 109)
(魔防力 126)
(回避力 182)
(スキル『杖術 LV2』『火属性魔法 LV6』『水属性魔法 LV4』『風属性魔法 LV4』『身体強化魔法 LV3』『魔力制御 LV5』『魔力把握 LV5』『鑑定 LV5』)
称号(『魔の道を進むもの』『復讐者』)
「みんな結構ステータスが上がってきたな。
って言っても、平均的なステータスとかはわからないんだがな。」
「まあ、そうだね。
でも院長先生がこのオークを倒せるようになったのはCランクに上がる直前だったって言ってたじゃん。
だから、結構強いほうに入るんじゃない?」
「そういってましたね。
……そういえば、私たちは院長先生の過去を知らないですね。あの話し方から結構強かったのは想像ができますが。」
「確かに……。
ギルドに行って聞いてみる?アンさんなら多分何か知ってんじゃない?」
「……ふわぁあ。
……ねえ、最近どんな感じなの?そこに有望そうなのいる?」
「そうですね。
あの称号を持っているものの中で、それを進化させることができそうなのが、10人ほど。
すでに進化しているものが4人。
ダンジョンを1つでもクリアし、知った者の中でまだ上を目指しているのはもういません。
なので、多く見積もって14人といったところでしょうか。」
「そっか。彼ら、達することができそう?
戦力になりそう?」
「……五分五分、ですかね。」
「まあ、1人でもなってくれればいいからね。
アレの妨害がある中で、それができればこの箱庭じゃいいほうでしょ。」
「そうですね。ほかの所ではどうなんでしょうか?」
「……ダメダメだね。もうどうしようもないんじゃないかな。」
「では、この箱庭に合わせる、ということでよろしいでしょうか?」
「……まだ、もう少し様子を見てみようかな。
科学ってやつの可能性もまだ見てみたいし。」
「しかし、もう二つの箱庭が壊されています。
もう後がないのでは?」
「大丈夫大丈夫。心配する必要ないよ。
それに、楽しければそれでいいし。」
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