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人と神様の国取り合戦  作者: きりきりきりたんぽ
称号『復讐者』
34/125

なんだあれ…


修正内容


火球→ファイヤーボール

水球→ウォーターボール

風球→ウインドボール

風の籠→ウインドブレッシング

光の恩→ライトブレッシング

水の寵→ウォーターブレッシング


「ヒカリ~試したいことって何だったの?」


「支援魔法です。昨日はレオに速度強化の魔法をかけてみたんですが、その時の強化率が私自身にかけた時よりもはるかに高かったんです。だから、支援魔法は元のステータスが高ければ効果も高くなると思ったんです。その検証ですね。」


「なるほど、シズクに魔法力強化の魔法をかけて、その強化率を見てみたいってことか。」


「そうです。攻撃力強化の魔法もありますが、使ってみましょうか?」


「いいのか?頼む!」


「じゃあ、かけますよ。ファイヤーブレッシングと、ウォーターブレッシング」


 ヒカリがアントンとシズクに魔法をかける。

アントンの体が少し赤く光り、シズクの体が青く光った。


「これで、かかったのか…?」


「はい、かかってるはずですよ。」


「じゃあ、早速魔法を撃ってみよう。あちらから来たみたいだからね。」


 3匹ほど、こちらに向かってきていた。


「じゃあ、まずはファイヤーボール・連撃!」


 シズクの手のひらに火の塊ができて、そこからいくつものファイヤーボールが飛び出していった。

かなりのスピードで。


ドドドドッ!


「ほえー、すごいね!こんなに強い魔法撃てたの初めてだよ!」


「昨日私が撃った時よりも、やっぱり強いですね。次は私が倒しますよ。」


「……、なんだあれ?あれ食らって受け止めきれるか?」



ヒカリとシズクが交代で魔法を撃っていった結果、15匹くらい倒してしまっていた。

……その間、アントンは思考停止していた。


「アントン、あと5匹くらいしか倒せないけどどうするの?」


「私たちは結構倒したので、もう満足なのですが。」


「…あ、おう。じゃあ、残りは俺が倒すよ。」


 アントンは、普通に盾でウサギを受け流して、隙を作ってそこを片手剣で倒すという、順当な方法で5匹倒した。


 アントンが5匹目を倒しきったところで、レオが両手いっぱいに、ウサギを抱えて戻ってきた。





「じゃあウサギを孤児院にもっていくか。そのあとはどうする?今日は昨日よりも早く終わったし。」


「あ、これなんかグレイ・ラビットっていう魔物らしいよ。さっき分かったんだけど。」


「…ん?どうしてそれが分かったの?」


シズクが聞いてくる。まあ、そうなるよね。


「あー、それがね、昨日の夜に鑑定のスキルを手に入れられたんだ。」


「…え?今鑑定を手に入れたって言ったんですか?」


「そうなんだ。いつも行ってるおばちゃんの所で、ヒントをもらって昨日の夜何とかできるようになったんだ。」


「それを昨日教えてくれてもいいんじゃないか?」


「ちゃんとできるようになってからのほうが手伝えると思ったんだよ。それに、鑑定がもし使えないスキルだったら、時間の無駄でしょ?」


「…、まあ、一理あるのかな?で、どうだったの?」


「凄い使えるスキルだったよ。だから、いつもの裏庭の所で教えられるよ。それよりも、魔力循環とか身体強化はできるようになったの?」


「それは、3人ともできるようになりました。昨日の修行でみんな1秒かからないで広げられようになりましたし。」


「そうだな。身体強化も上限はまだ見極められていないが、そこはあと少しな感じがする。」


「そういえば、アントンって魔力量把握できるようになったんだよね?どんな感じなもので魔力量把握できるようになった?」


 シズクが、おっ、そういえば、みたいな感じでアントンに聞いている。


「ああ、それは龍の大きさだったな。魔力を使っていくと龍の大きさが小さくなっていくんだ。」


「…予想外れたんじゃない?」


確か、僕とシズクで天体関係だって予想してたはず。


「…そうだね、まあ何に関係があるのかわからないからね。なんも関係ないかもしれないし。」


「レオはどんな感じなんですか?」


「僕は、星の大きさだったかな。魔力を使うとどんどん欠けていくんだ。」


 そんなことを話していると、東の門についた。

 冒険者カードを衛兵さんに見せて、街の中に戻ってきた。

昼前だからか、人の流れはまだまばらだ。昨日は昼ご飯時だからか、割とたくさんの人がいた気がする。


「そういえば、他の冒険者に全然会わないね。どうしてだろう?」


「ああ、確かにな。時間的な問題だって言われたが昨日も今日も誰にも会っていないもんな。」


「もしかして、冒険者そのものの人数が少ないとか?」


「いえ、それはないでしょう。作ってる革製品は基本的に防具じゃないですか。」


「ああ、そうだったね。私もそこにいたのにど忘れしちゃってたよ。」


「まあ、普通に考えれば、もっと遠くに行ってるか、反対方面に行ってるのではないでしょうか?」


「そっか。なら、いつか会うこともあるかもしれないね。」


ドタドタ……。

遠くからこちらに走って向かってくる足音が聞こえる。


「見つけたっ!全然見かけないと思ったら、何をしてるんですか!?」

最後話しかけてきたのは誰でしょう?(棒)

進度はかなりゆっくりです。


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