表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界から来た奴がモテモテチート過ぎてウザい  作者: 痛瀬河 病
第四章 人を喰らえ、人共よ
123/284

ケーキを喰らえ オマケ

 パン屋を出た後、ヨハネは人通りの少ない道を選び、城に戻っていた。


「レッド~、レッドはいるですです?」


 ヨハネは口だけを動かし、自分一人が歩く路地で独り言のように声を発した。


「はい、教皇。ここに」


 その声に当たり前のように反応する者がいた。

 そこにいたのは、ヨハネが教皇として作り上げたインチキ宗教団体『神の溝』の信者の一人だった。しかし、このレッドと呼ばれた信者はただの教徒の一人ではない。もっともヨハネの近くで使えていた『色付き』と呼ばれる幹部の一人だ。いや、全ては過去の話だが。


「もう教皇じゃないですです。いや、どっちでもいいですです。今のパン屋ローテーションで一人ずつぐらいでいいんで、経過観察お願いですです」

「はい、わかりました」


 そこに何の疑問も質問も挟まず、レッドと呼ばれた男はまた暗闇に消えた。その様子を満足げに眺めたヨハネは今度こそ独り言を呟く。


「キング~、あなたの作る世界は素敵がいっぱいですです」


 ヨハネは恍惚とした表情で城に帰っていった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
本作をお読みいただきありがとうございます。
出来れば1ptだけでも評価を戴けると嬉しいです。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ