休日の豚狩り!(2)
俺は今、ゴブリンを討伐した森に来ている。
理由はオークを討伐するためだ。
「確か森の奥の方にいるってハクさんが言ってたな」
俺はそう言って森をズンズンと進んでいく。
ズンズンと
ズンズン
ズンズ
ズン
ズ
・
・
・
「いくら歩いても全然出て来ねーじゃねーか!」
かれこれ1時間は真っ直ぐ歩いたが何も見つからない。
セイヤがイラついていると近くの草むらからガサッ!ガサッ!という音が聞こえてきた。
「ついに来たかオーク!」
草むらから出てきたのは……
「ギャギャ!」
ゴブリン達だった。
「お前らはいらねーんだよ!」
はいカット!(by作者)
◆
「雑魚どもがたわいもない。……今なんか俺の戦いがカットされたような気が…」
気のせいか?
気のせい気のせい(笑)
「何かバカにされたような……まぁ、いいか。それより、やっぱり前回のゴブリンより全然弱かったな」
今回のゴブリンは全員一撃で首を飛ばす事が出来た。
やはり普通のゴブリンはこんなもんだろ。
ガサッ!ガサッ!
「今度こそオークか!?」
「ギャギャ!(いいえゴブリンです)」
「またゴブ(はいカット)」
◆
「はぁはぁ……地味にさっきのゴブリン強かったな。それに最初に出てきたときのキリリとした表情は何だったんだか」
しかも、何かはしょられてる気がするんだよなぁ。
まさか主人公である俺の戦闘シーンを書かないなんてことあるはずないよな。
いいえ、バリバリはしょりますよ(by作者)
「……このままじゃあ俺の戦闘シーンがドンドン削られていく! 早いことオークを探さないと!」
セイヤは勢いよく走り出すのであった。
ちなみにセイヤがオークを見つけるまでもう1時間かかるのだった。
そこまでの流れも全部カット!(by作者)
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