模擬戦(1)
今日も学園に通う。
午前中は普通の授業だった。
今日は翻訳眼鏡を持ってきていたきら真面目に授業を受けることができた。
ただ、あまり内容は理解でくなかったがな。
そんな感じで午後だ。
今日の午後は体育だ。
ただし、ただの体育ではない。
なんせ冒険者や騎士になりだかる奴等がいるところだ。
普通な訳がない。
場所は闘技場だ。
俺が編入試験をした場所よりは小さい。
「今日は編入生もいることだし模擬戦をするぞ」
皆の前に出た筋肉もりもりの教師が言ってくる。
模擬戦に対して何人かの生徒が嫌そうな声をあげる。
「嫌そうな声を出すな。……それじゃあ適当にペアを作れ。あ、それと編入生は俺と模擬戦だから一番最後な」
俺、先生とかよ。
まぁ、ペアになるようなやつもいなかったから丁度良かった。
もしかしてそれを思って先生がやってくれたのかな。
まぁいいや。
全員がペアを見つけたようだ。
「よし、全員ペアが出来たな。あ、それから今回は能力の使用を禁止とするから」
『えぇ~!』
今度は全員が嫌そうな声をあげる。
「だから嫌そうな声を出すな。能力を使わなくてもある程度は強くなっていろ」
皆はしぶしぶ納得している。
まぁ、俺にはあまり関係ないな。
俺の能力は攻撃には向いてないからな。
攻撃といえば精々、霊影剣位だろう。
それに霊影剣は複数に対しての牽制でしかないから模擬戦では全く意味をなさない。
「それじゃあ模擬戦を始める。適当な順番でステージにあがれ」
こうして模擬戦が始まった。
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