表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/91

魔族との戦い(3)

 黒い翼をはためかせながら俺を見下ろす長髪の男。

 髪の色はグレーで、顔の作りもイケメンだ。

 腰には全体が黒い剣をさしている。

 全体的に色が暗い感じだ。


 こいつがおっさんの言ってた魔族の1人か。

 人を見下した態度が気に入らねぇ。


「もう一度問う。貴様が殺ったんだろう」


 黙っていたらもう一度言ってくれた。

 意外と親切なのかも知れない……いや、ないか。


「あぁ、俺が殺った」


 長髪の男の目を見て、ハッキリと言ってやった。


「フフ、やはりそうか」


 こちらを嘲笑うかの様な笑みを見せてきた。

 イケメンがこれをするとウザさアップだな。


「……あんた魔族だろ。どうしてここに来た」


 急に現れた理由が聞きたかった。


「仲間のモンスター使いにここのモンスターが全滅したと聞いてな、様子を見に来たのだよ」


 正直に話してくれた。

 余裕の表れか?


「それで、モンスターの全滅は俺がやったことたが、どうするんだ俺を?」


 あの魔族はここで仕留める。


「ふむ、邪魔者は排除しなくてはならんだろう」


 要するに俺を殺すのね。


「上等だ! 掛かってこいや!」


「空を飛ぶ我と対等に戦えるかな」


 長髪の男が剣を抜き、こちらへと刃先を向けてきた。


「やってみないと分かんないだろ!」


 そう言い、セイヤは長髪の男へと走りよった。

評価よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ