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百怪  作者: アンミン
怪異
266/300

66「応対」【挿絵あり】

・受け答えについて。


お寺で修行している知り合いの話。


死んだ人に会った、その人でしか知らない

話をされた―――

というのは怪談や心霊話での定番である。


「でもそうなると、死後の世界が完全に

 証明されてしまうのでは?」


死んだ後の人の証言で、何かが見つかったり

辻褄つじつまの合う事が出てきたりすれば……

それが何よりの実証となるのでは?

そう彼が自分の考えを話していると、


「それもまた、微妙っちゃ微妙なんだよなあ」


そこへ彼らの師匠が話に入って来た。


「微妙と言いますと?」


聞き返すと、師匠はこんな事を言い始めた。


そもそも、見ず知らずの第三者ならともかく、

その人物を知っている人間が相手となると、

全くの無関係というわけではなく、それなりに

相手の応対を知っているだろうとの事。


「知人の幽霊を見た、と。

 まあそこまではいい。


 それで、

 『この人ならこうするだろう』

 『この人ならこう考えるかも』


 と推測して、自分の知識と経験の中にある

 知人が対応したと勘違い、もしくは予想した

 だけかも知れんし」


だから自称霊能者や、霊感が鋭い人間と

いう人物で―――

やたら根掘り葉掘り聞いてくる手合いは

要注意なのだという。


思い込み、というのはあるし―――

それを利用するのは詐欺師の常とう手段

だからな、そう言って師は締めくくった。





挿絵(By みてみん)

( ・ω・)最後まで読んでくださり

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【ゲーセンダンジョン繁盛記】

https://kakuyomu.jp/works/16817330649291247894

【指】

https://kakuyomu.jp/works/16817330662111746914

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