第八十五話 創価編
全宇宙の支配者 クソ大和田のせいで、創価小学校とそのサッカー部の寮へ送られます。最後から二番目の送られる先での、環境に適応出来るかの話です。
皆さんは、自分の人生がどう始まったか 憶えているだろうか?大抵の人は、気付いたら生まれ落ち 始まっていたというのが多いだろうが、俺の場合は、ここ千年ぐらい 全宇宙の支配者 クソ大和田によって、何処かへ送られる事を散々、繰り返している。その送られる先の選択肢が残り2つにやっとなり、最後から2番目の送られる先が、決められようとされていた。ただ 全宇宙の支配者 大和田は、クソが名前につくぐらいの糞野郎中の糞野郎なので、事前にクソ大和田の側の人間たちを送り、俺が結果を出さず 俺の人生が上手くいかないよう、仕込んで 仕組んでいる。
昔は送られる選択肢といっても、順序よく 大昔から昔へと西暦発生後は、やっていた。其れをぶっ壊したのが、クソ大和田に「天才だ」と評された、ただの太った醜いデブ クソ水沼武という糞野郎だ。クソ水沼武は、西暦発生後も順序も関係なく、思いついたままに、俺が送られる先を決めていった。その上、送られる先の選択肢は多ければ多いほど良いと、あらゆる選択肢が導入された。その結果、時代がぐちゃぐちゃになり、前世の記憶があったり 何でこんな事になるんだ?と、あちこち混乱した。そんな太った醜いデブのクソ水沼武も、俺のこの最後の最後の人生に登場し、俺の評価は、 運動神経の無い 太った醜いデブで、クソ大和田が俺を陥れるために用意したハニートラップに、アホの水沼武が引っ掛かって、今に至る。
話を戻そう。俺が送られる選択肢が、創価小学校とその寮に入るのと、福岡で極道たちと暮らすことの、2つだけになった。場所はクソ大和田の用意した異次元で、「ちゃんと準備はした。どちらを選んでも大丈夫だ」とクソ大和田が言う。もともと この最後の最後の人生、2回目の東 清二としての人生は、皇太子としての人生だった。なので、起こらない方が不思議と言われる関東大震災を防ぐために、なるべく東京都から離れたくはなかった。だから俺は、創価小学校とその寮へ送られる選択肢を選んだ。
創価小学校とその寮は、東京都の西部にあり、俺の居た 東京サレジオ学園や 通っていた 小平市立第三小学校とも、徒歩で行けるぐらいの距離だ。まずは創価小学校を見学し、創価小学校のサッカー部の寮も案内される。案内をしてくれたのは、名字が鈴木と言う女性だ。その鈴木という名の女性は、寮の世話役もしていて、俺に対して「皇太子だか何だか知らないけど、ここではここのルールに従ってもらいますからね」と言い放つ。別に問題ないので了承し、多分 この女性、どっかで会った事があり、それも俺の側の人間絡みだなと、確証はないが感じた。
次に、俺が寝起きする部屋へ案内され、狭い部屋に二段ベッドがあり、俺は下のベッドとのこと。それも問題ないので、俺は了承した。
鈴木という名の女性が「自分で汚した物は、自分でキレイにする。本物の皇太子だったとしても、トイレ掃除ぐらいは、しなさいね」と言う。
「それで、問題ないです」と俺。
「全部 問題ないって、そんな子初めてよ。誰でも、親と暮らしたいとか、二段ベッドは嫌だとか、トイレ掃除は嫌だとか、不平不満を言うものよ。じゃあ、これならどう?お風呂も、共同で入浴よ」と鈴木という名の女性。
「問題ないです。風呂があればいい。俺は、最低最悪を想定し ここよりも悪い環境で、暮らさざるを得なかったので」と俺。
「じゃあ、これならどう?君と同じ部屋で眠るのは、私の息子で名前は、鈴木 史郎というの。史郎は、おとなしい子が一緒でも 優しい子が一緒でも、誰とも上手くやっていけないの。これでも、大丈夫?」
「しろうって、歴史の史に太郎の郎で、史郎じゃあないですか?それだったら、会う前から大丈夫です」と俺。
「漢字は合ってるけど、それを教えてないのよね…。君は、何者なの?」
「さあ?皇太子か この星の最高責任者か、はたまたモンスターか?自分で考え、自分で決めてください」と俺。
「創価学会の会長からは、皇太子と聞かされてるけど、諸刃の剣とも言われているのよね。もしかして、救世主とか?」
「さあ?一つ屋根の下で暮らすので、いずれ分かりますよ。少なくても糞みたいな野郎 糞野郎ではないです」と俺。
創価小学校のサッカー部の練習が終わり、風呂の時間となった。俺の分の着替えも用意され、入浴する。
ここでは俺 東 清二は、小学校五年生の春で 風呂は先に小学校六年生から入っていくみたいだ。創価小学校の六年生のサッカー部員は2人だけしかいなく、一目で クソ大和田の息子にハゲチャビンと言って、体毛が全くないこれまた大和田の側の糞野郎だと、認識した。少なくても大和田の側の人間たちは、糞野郎と糞女しかいないので、闘わないなら 関わらない方が無難だ。俺は忍者のように気配を消し、やり過ごす。小6の糞野郎2人が、共同浴場に入ったら 小5の子供の番となる。
そこで「お前が本物の皇太子とかいう、新入りか?」と威勢のいい 明らかに喧嘩の強そうな小5の子供が聞いてきた。
「ああ。偽者か本物かは、自分で判断してくれ。新入りは、新入りだけどな。ちなみに君の名は、鈴木 史郎だろ?」
「待て!名乗ってなんかないぞ。どうして分かるんだ?」
「ああ。君の母親に会ったからな。あちこち飛ばされている俺は、置かれた環境に適応しないといけないんだよ。一目で 敵が味方か?ただの中立派か?判別しないと、簡単に殺されてしまうからな。俺から名乗ろう。東西南北の東に、氵に青 漢数字の二で、東 清二だ。生まれは、昭和56年9月6日生まれだ。よろしくな」と俺。
「何だ、同い年じゃねえか。オレは、鈴木 史郎だ。創価小学校の五年生になったばかりだ。勉強は、やる気がないけどな。よろしくな」
他の小5と思われる子供たちも、脱衣所で待機をしている。とりあえず俺は、自己紹介をしておいたが 手持ち無沙汰になる。
「で、史郎。俺たちは、いつ迄 脱衣所で待機なんだ。俺はともかく、君たちはサッカーの練習終わりで、とっとと風呂に入りたいだろう?」と俺。
「ああ、とっとと風呂に入りたい。ただ あいつら糞先輩の2人は、先輩面して 一番風呂を独占するんだ。上下関係にも、うるせえしよ」と鈴木 史郎。
「史郎、当てようか?君は、喧嘩が強いだろ」と俺。
「ああ」
「だったら、突破しようぜ!どうせ史郎と俺は 同部屋だし、その内 全部話すけど、今の全宇宙の支配者は、大和田という名の糞野郎だ。糞みたいな野郎を省略して、糞野郎と呼ぶ。そんで 今一番風呂に入っている小6の2人は、クソ大和田の息子とクソ大和田の側の糞野郎たちだ。共栄どころか、共存も出来ない。糞野郎は駆け引きをしては失敗し、交渉をしたところで意味がない。なので、先輩面して 話しかけられたら、うるせえよ と 知らねえよ と言い、切り抜ければいい。それで喧嘩になったら、こっちのものだ。史郎が喧嘩が強いように、俺も喧嘩が強いからな」
「何だ、清二も 喧嘩強いのか。わかった。うるせえよ と 知らねえよ で、突破出来るか試してみよう」と史郎。
俺たちは、タオル片手に風呂場へと向かう。
俺と史郎が風呂場へ行くと、早速「まだ、オレたちが風呂に入ってるだろ!」と小6の大和田の息子が怒鳴る。
「知らねえよ」と俺。其れを聞いて、隣で 史郎が笑っている。
「史郎、今日の湯船は汚れちまったけど、小学校高学年ともなれば清潔感を意識しないといけないから、ちゃんと自分の身体は自分でキレイにしないとな」と俺。
「清潔感か。わかった」と史郎。
そんな事を言いながらも、東京サレジオ学園に居た頃の俺は、トイレで糞をした後 お尻を1回しか拭かなかったので、俺のケツは風呂の前までは、いつも臭いままだった。試しにお尻を見てみると糞が付いてなかったので、俺自身も お尻を何度も拭いて キレイにし、清潔感を心がけようと決めた。
そのまま風呂で「頭は二度、シャンプーで洗う」とか「背中だけは 手が届かないから、出来る範囲で洗う」と、俺と史郎が話し合っていると、湯船に浸かっていた 小6の大和田の息子が「お前ら、オレたちはセンパイだぞ!オレたちが風呂を済ませるまで、後輩は風呂場に入るなと言ったはずだぞ!」と言う。
「うるせえよ」と俺。また、史郎が笑う。
「お前らのこと、創価の会長に言うからな。オレの言うことを聞かないヤツは、創価小学校には居られないからな!」と小6の大和田の息子が言う。
「知らねえよ」と俺。
ぶち切れながら、小6の大和田の息子と、小6の体毛の全くないハゲチャビンが風呂場を出て行くと、入れ替わりに創価小学校五年生のサッカー部員が、どっと風呂場へ入って来た。
「清二!本当に、うるせえよ と 知らねえよ で、突破出来るんだな。そんな事を出来るやつ、初めてだ」と史郎。
「ああ。糞野郎対策だ。大和田の息子に、大和田の側の人間と、2人しかいない小6の2人は、両方とも糞野郎だ。下手に交渉すると、こっちまで被害を被る。最低限、関わらない方がいい。勿論、喧嘩になったら確実に勝てるのが、必須条件だけどな」と俺。
風呂を上がり もう眠るだけと思いきや、寮にいる小6の2人に 小5の全員が、畳ばりの大部屋へと集められる。どうやらこれは、いつものことらしい。
《創価編か。鈴木 史郎もそうだし、これからいくつかの出会いがあるクソ大和田と大和田の側の人間たちを除けば、悪い出会いではない。俺にとっては この2回目の東 清二としての人生が、地球の歴史より長い俺の歴史において、本当の本当に最後の最後の人生だ。この人生を終えれば、晴れて本当の自分 もはや人間でもなく、大天使長 ドン・リュシフェルに成れる。其れを恐れて 俺の最後の最後の人生の小学校時分、全宇宙の支配者 クソ大和田は、何度も何度も この2回目の東 清二としての人生において、やり直しをさせやがる。ただ2017/06/06今現在、 俺は35歳になり もう寿命を待っているところだ。俺の居る この狭くて暗い部屋には、俺しかいない。クソ大和田も 大和田の側の人間たちもいないところ、俺が何とかたどり着きたかった場所にいる。あとは、念能力。念能力さえ手に入れば…。》
こうして創価小学校と そのサッカー部の寮へ送られ、創価編が始まった。どうせクソ大和田の根端は、小6の大和田の息子やハゲチャビンを俺の先輩にして、俺に対して言う事を聞かせようとしたり、あわよくば創価学会を乗っ取ろうとしたりだろうけど、そうはならないし そうはさせない。次回の話は、本物の創価学会 会長が出て来たり、要らない 下女も出て来ます。さて、どうなることやら。以上。
読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!




