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きよじ  作者: 東 清二
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第百四十一話 大砲と 歩が、と金に成る 【創価編】

時代は、昭和の終わりから 平成の始まりぐらい、創価小学校に在籍していた俺は 期末テストに向けて、戦国時代での俺 織田二郎三郎信長おだじろうさぶろうのぶなが公の話の続きをします。美濃の斎藤さいとう家 攻略の為、付け城から 世界最新鋭の大砲をぶっ放し、美濃の斎藤さいとう家の城をぶっ壊し、並べておいた 織田おだ家の職業軍人のたちが、トきんに成るべく 前進します。しかし 1番槍は、俺や 木下藤吉郎きのしたとうきちろう蜂須賀小六はちすかころくと その部下たちで…。人を育てられる、織田おだ家の方程式が、出来上がります。今の俺の名前、近況、状態、思いも、描かれています。では!

時代は昭和の終わりから 平成の始まりぐらい、転落と流転の中、俺 ひがし 清二きよじ 小学校五年生は、東京都の西部 多摩地区にある 創価小学校に在籍していた。住んでいる所は、創価小学校の高学年のサッカー部員の暮らす 寮で、数十人分のトイレ掃除を俺が 担当している事以外は、快適な暮らしだ。何たって、創価の寮に 俺のがわの人間たちが、2人も居たからね。元 全宇宙の支配者で、不幸をばら撒く 不幸の王様 クソ大和田おおわだによって、あちこち送り込まれる選択肢、創価編は 環境に適応し、大丈夫となった。懸念されるのが、まだ 送り込まれる選択肢が残っていて、最後の送り込まれる選択肢 福岡の極道編が、残っている。ジャイアンとジャイ子が結婚していて、糞詐欺師 近親相姦夫妻となっているのを、俺は まだ、知らなかった。


創価小学校では、きちんと期末テストがあり、それに向けて 社会科の歴史の戦国時代について、話をしてきた。創価の寮の小部屋に、俺と6歳の少女 ピノコ・ナディア・哀姫が座っており、トイ面に 俺のがわの人間たち、小5の鈴木すずき 史郎しろうと、寮の世話人も している 史郎しろうの母親が、座っている。戦国時代での俺、織田二郎三郎信長おだじろうさぶろうのぶなが公の話は、美濃の斎藤さいとう家 攻略の大詰め、織田おだ軍の職業軍人の中で、唯一 敵に斬られた 馬鹿で、将棋に例えると の傷が癒え、美濃の小さな山に、付け城を作り、いざ 出陣というところだ。


織田おだ家の城から、俺 織田二郎三郎信長おだじろうさぶろうのぶながと鉄砲隊、木下藤吉郎きのしたとうきちろう蜂須賀小六はちすかころくと職業軍人のたち、見学に来たらしいオダギリジョーに、最後に大砲隊で 出陣する。倒すべき敵の、美濃の斎藤さいとう家には、クソ大和田おおわだ大和田おおわだがわの人間たちが、うじゃうじゃ居るので 挑発ばかりはしてくるが、まとまりもなければ 戦闘力もない。小さな山の上に作らせた付け城に、無事 大砲隊が入った事で、糞野郎のたむろする 美濃の攻略と、戦の勝利は決まった。


俺は、織田おだ軍の職業軍人のたちを、付け城の前に並ばせ、「先ずは、織田おだ家の大砲の威力を見て、その後は 敵陣に乗り込み、から 成り上がって、ときんになりなさい」と伝える。織田おだ軍が、自慢の大砲を撃ち始めると、敵の城というか 砦どまりの木造の建物が、ガンガン ぶっ壊れていく。敵は、右往左往しながら 散っていき、案の定 勝ち戦だ。


「じゃっ、美濃の攻略の戦の勝ちは決まった。あとは、残党狩りだ。ただし、敵は だいぶ旧式とはいえ、鉄砲も持ってる。油断は、しないように。君達は、将棋に例えるとだ。そして、この戦をもって ななめ前も 前も 後ろにも下がれる、ときんに なりなさい。敵陣深く、切り込んでね。敵の建物は ぶっ壊したから、一歩ずつ進んで行き、鉄砲 刀の順に、攻めなさい。もう織田おだ家の職業軍人から、死人も勿論のこと、怪我人も 出さないようにね。じゃあ、お先。付いて来れる者から、付いて来い。進めー!」と俺。


先陣を切って、俺 木下藤吉郎サル 蜂須賀小六はちすかころくに、何故か?見学に来た オダギリジョーが、一番槍を目指し 突っ走る。織田おだ軍の職業軍人たちも、着実に 一歩ずつだが、前に進む。

「相変わらず、俺が 自ら、斬るに値する敵がいないな。クソ大和田おおわだも 挑発を繰り返していたクソ大和田おおわだの息子たちも、大砲を撃たれただけで、散り散りに逃げ出したからな。木下藤吉郎サル小六ころくも、敵の返り血を浴びて 自分の身体が、汚れないように穢れないように、気を付けてな。美濃のマムシの息子 2人の首だけ取れば、あとは敵の命くらい 見逃してもいい。じゃ、俺は 成り上がりに成れたか?たちを見てくるよ」と俺。

信長のぶなが!敵の大将の、2人の首は、オレの部下たちが もう取ったぞ!」と、蜂須賀小六はちすかころく

「ウーキッ!」と、ご機嫌な様子の 木下藤吉郎サル


俺が、織田おだ軍の職業軍人の達を見に行くと、精悍な凛々しい顔をした トきんになった、者達が居た。

「敵の大将2人の首は、小六ころくの部下たちが取ったよ。織田おだ軍からは、誰も 死んでおらず、怪我も していないかい?」と俺。

「はい!お屋形様!我らは、から トきんへと、成れたでしょうか?」と、織田おだ家の職業軍人たち。

「ああ。成れたよ。充分だ。これから各自それぞれ出世して、部下ができるようになるから、織田おだ家の戦い方を熟知して、要らない奴以外は、犠牲者が出ないように頑張ってくれ。せっかく オダギリジョーが見学に来ているから、宴会の準備もな。褒美と報酬は、追って出す。オダギリ、糞野郎一族の始末に行かないか?見学だけじゃ、やってられないだろう?」と俺。

「行きます。不幸の王様 退治ですよね。あの糞野郎、斎藤さいとう家に寄生しやがって。次は、どこに不幸をばら撒くつもりだ」と、オダギリ ジョー。


木下藤吉郎きのしたとうきちろうは、宴会へ向かわせ、俺と蜂須賀小六はちすかころくとオダギリ ジョーとで、不幸の王様 クソ大和田おおわだと その一族の処分の話をする。

信長のぶなが、不幸の王様 糞野郎なら、とっくに逃げだしたぞ」と、小六ころく

「クソ大和田おおわだの行き先なら 解る。とっくに焼き払った、美濃の隠し倉庫だ。木下藤吉郎サルを連れて行くと、三日三晩 休むことなく、クソ大和田おおわだを全力で 殴り続ける。何も間違っていないけど、貴重な 沖田おきたの時間を、そんな事に費やさせたくない。だから 沖田おきたは、宴会の準備に向かわせた。沖田おきたの分まで、俺と蜂須賀小六はちすかころくとオダギリの3人で、しっかり 不幸の王様 クソ大和田おおわだの始末と処分をしよう」と俺。

「分かった」と、小六ころく

「お屋形様、不幸の王様 クソ大和田おおわだ、また 改名しますかね?」と、オダギリ。

「知らん。名字がクソで、名前が 大和田おおわだで、いいんじゃないかい?」と俺。

「存在は、糞・ゴキブリ以下か?糞・チョン公以下か?糞・黒人ニグロ以下か?ですね」とオダギリ。

「ああ。必ず、不幸をばら撒きやがるからな、クソ大和田おおわだは。居た、不幸の王様」と俺。


ちょっと前に焼き払った、美濃の隠し倉庫に、呆然とした様子のクソ大和田おおわだと、大和田おおわだの息子たちが居た。

「お前ら 糞野郎たち、ここで何をしている?もう 美濃は、織田おだ家の領内だぞ。お前ら 糞野郎たちは、負けたんだ。当たり前だけど、織田おだ領内 立ち入り禁止だ」と俺。

「いやあよお。負けたら、頭をまるめて 名前を変えれば、済む話だからよお。この辺りによお、大和田おおわだの全財産と武器を、隠していたんだけどよお。焼け跡しかないからよお。確かに、この辺りに…。」と、クソ大和田おおわだ

「焼け跡しかないなら、焼けたんだろう。不幸の王様、クソ大和田おおわだ!お前の名は、大和田おおわだで 決定か?」と俺。

「いやよお…。名前が決まると、借金や 借りの回収が始まるからよお。大を付けるのは、決まっているけどよお、あとの文字は よく考えて、付けないととよお…」と、クソ大和田おおわだ

「戦国時代に 自分の名前も、決められないのか。相変わらずの糞野郎っぷりだな。じゃあ、クソ大和田おおわだ大和田おおわだの息子たち。美濃は、織田おだ家の領内だから、30秒以内に立ち去らないと、その汚ねえ脳みそ、鉄砲で 吹き飛ばすぞ」と俺。

「やれるものなら、やってみやがれ!」と、クソ大和田おおわだの息子の1人。

そう言い放った矢先に、クソ大和田おおわだの息子は、小六ころくの部下の者に、頭を撃ち抜かれた。


「待て!アイツ相手に、これ以上 挑発をするな!アイツは、有言実行の男だ。わかった!立ち去るし、お前の領内にも 入らないから、立ち退き料を出してくれ。こっちは負けて、しかも 隠しておいた全財産も 武器も、失っているんだ。立ち退き料さえ 出してくれれば、お前の領内には立ち入らない。約束する」と、クソ大和田おおわだ

「お前の約束ほど、当てにならないモノは、ないんだよ。約束を守る気がないから、約束を覚えてすらいないからな。もう 30秒経ったから、徐々に 消していくからな。それと、今後 一切、織田おだ家の領内へ 立ち入ることを、禁止するからな。れ」と俺。

クソ大和田おおわだ 憎しの小六ころくの部下たちは、手前から 順に撃ち始め、クソ大和田おおわだと その息子たちは、背中を見せて 散り散りになって、逃げ出した。

どういう理屈か?法則か?は知らないが、撃ち殺された クソ大和田おおわだの息子たちの死体は消え、根本的に クソ大和田おおわだを、完全に消さなければ 意味がないと、改めて思った。

何はともあれ、この織田二郎三郎信長おだじろうさぶろうのぶながとしての人生では、VSクソ大和田おおわだとの戦いは、勝ちきった。 続


《さてと、2018/06/25今現在、2回目のひがし 清二きよじとして、やっと 送りたくもなかった 最後の最後の人生を送る俺は、前のめりに ぶっ倒れ、挫折と敗北を知った。最低最悪の人生になると、覚悟はしていたが、その想定を超えている…。だけど、もうすぐ 最期を迎えられる。あと13年間と3カ月を切った、寿命というモノが 俺にも あるからね。か?俺が 念能力を手に入れるまで、待っててくれ!俺の過去達と、俺のがわの人間たち。全ての事柄のキーパーソンの俺のキーを、念能力としてしまったのが、失敗だった…。だから、人生の晩年を過ごしている俺は、嫌な事ばかり 思い出している。その代わり、失ったモノは数知れど、再び 手に入れたら もう手放さない。欲しいモノは、全て 手に入れる。俺の宝物 ピノコ・ナディア・哀姫かなひめも 念能力も 奪われた才能も 人脈もね。元 全宇宙の支配者 クソ大和田おおわだ、必ず 完全に ぶっ消してやるからな。さあ、どっからでも かかって来い!》


こうして 創価小学校での期末テストに向けて、俺の過去 織田二郎三郎信長おだじろうさぶろうのぶなが公の話をして、美濃を攻略し、将棋に例えると ただのだった職業軍人たちが、敵陣に斬り込み トきんに成った。をトきんにする 方程式が出来たので、あとは 管理と内政をしっかりすれば、よくなった。不幸の王様 クソ大和田おおわだは、相変わらず 糞野郎だけど。次回の話は、領土を広げていく 織田おだ家に、武田信玄たけだしんげんが動き出します。さて、どうなることやら。以上。

読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!

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