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仕上がりの決め手

おまけあります。

おまけの時間軸は本編より少し前です。

 巨大フライパンの上に数枚のシーツを載せてかき混ぜる練習に、ハルトおじさんとジェイ叔父と第三皇子だけでなく第三皇子の護衛の一人も参加したので周囲を驚かせた。

 教会内の立ち入り禁止区域に立ち入る第三皇子に護衛が置いていかれないようにするために護衛も頑張ったのだろう。

 中年に近い年齢なのによくやったな、と言いたげな視線を貴賓席の教皇が向けていた。

 ハルトおじさんとジェイ叔父と第三皇子と護衛だけでフライパンの上のシーツを動かすことができたが、上手にかき回すことはできず、スライムたちの補助を受けるとまともに操作できた。

「これなら、大丈夫そうだな」

 ハルトおじさんの言葉にジェイ叔父は大皿を見遣り、できるのか?と潰さないで皿に移すことが難関だ、と目でハルトおじさんに訴えた。

「最後に出来上がった卵を飛ばすのにどうして走ったんだい?」

 第三皇子の質問に寄宿舎生代表が恥ずかしそうに説明した。

「私たちだけでは上手くシーツをかき混ぜられなかった時に、偶々、祝詞を唱えながら外周を走ってみたら上手くいったのです。慣れてくると走らなくてもできるようになりましたが、本番でオムレツをチキンライスの上に載せる時は絶対に失敗したくないので走りました」

 練習で細かい動作を実現できず、思い余って走り出したらうまくいった経験から、行き詰ったらとにかく走れ、と検証した結果、役回りによって走る速度を調節すると空中でシーツを一旦止めることができる、と寄宿舎生たちは突き止めていた。

 そうか、と第三皇子は頷くと、風の章を唱えながら走り出した。

 突如走り出した第三皇子の後に続いた護衛を見ながら、いきなりやるなよ、とハルトおじさんは苦笑しつつも、料理の神の章を唱えながら皇子たちの内側を走った。

 残った役の空の神の祝詞を唱えながらジェイ叔父さんがゆっくりと外周を歩くと、ガクンと巨大フライパンが傾きシーツが宙を舞ったが、放物線の軌道はこのままでは地面に墜落することが明白だった。

 キュアと水竜のお爺ちゃんが補助をして軌道修正をしたシーツが皿の上で一旦停止してから着地すると、難しい!と第三皇子が頭を抱えた。

「教会の正門の外ではオムライス目当の市民たちの行列ができているでしょうから、私たちが作ります」

 いったん経験すれば気が済んだでしょう、と言うかのように素っ気ない口調でキャロお嬢様が、場所を譲れ、とハルトおじさんに迫ると、大人たちは大人しく脇に避けた。

 ハルトおじさんやジェイ叔父さんたちに致命的に欠けていたのは、現実にオムライスを作った経験がないことだ。

 旅に出るたび料理をしているカイルたちはそもそもオムレツのコツを理解している、とハルトおじさんが第三皇子を慰めていた。

 初級魔導士に合格したメンバーが巨大フライパンを取り囲んだので、ガンガイル王国の留学生だけでなくマリアとデイジーとアーロンも参加した。

 ハルトおじさんたちが練習したフライパンを魔法の杖を一振りして清掃魔法で綺麗にした。

 単純な魔法は魔法陣の魔法の方が楽にできる。

 準備万端なことを確認すると、点火の合図に指を鳴らした。

 ぼくたちは始めから火の神の章だけでなく七大神の神の章を同時に暗唱し始めた。

 聖典を暗唱する時はどの章であっても七大神の存在を意識しておくとイメージ通りの魔法になりやすい、とアドニスから助言があったので、人数がいるのだから同時に暗唱してみよう、ということになったのだ。

 祝詞を唱えるぼくたちは肌感覚でフライパンが充分熱せられたのがわかった。

 フライパンの上にバターがたっぷり流れるところをイメージすると、食材投入のスロープから溶かしバターが流れ、フライパンの上に均等に広がった。

 バターの香りが会場中に広がると卵液がフライパンの上に流れ込み、ふんわりオムレツになるために卵液自らが踊るようにフライパンの上で攪拌し、ほどよく熱が通るとクルッと丸まり紡錘形になった。

 事前の打ち合わせでは、ここからぼくたちも走るか走らないかで少し揉めた。

 アドニスの助言の通りに七大神をイメージしながら祝詞を唱え続ければ最後の仕上げまで上手にできるだろう、とマリアが主張すると、アーロンと一部のガンガイル王国留学生たちが賛同した。

 辺境伯領出身者たちは、七大神に分かれて円形に陣取り祝詞を唱えるのなら条件反射的に踊りたくなる、と訴えた。

 領都の噴水広場前や学習館でみっちり洗礼式の踊りを練習したこともあり、七大神の役といえば、どうしてもぼくたちの脳内に与えられた役回りの踊りが自動再生されてしまうのだ。

 結論は、踊れる人だけ踊り、踊れない人は眷属神役で踊れる人の後方から真似してグルグル回ればいい、ということになった。

 まあ、辺境伯領出身者の方が多いから多数決になればそうなってしまう。

 闇の神役のぼくと、光の神役のキャロお嬢様と、土の神役のケインと、火の神役のボリスと、空の神役の兄貴と、水の神役のミーアはすんなりと決まったが、風の神役の辺境伯領出身者にウィルが肩を叩いて強引に役を譲ってもらおうとした。

 魔力のバランス的にウィルの方が相応しいが、踊れるのか?と辺境伯領出身者たちが怪訝そうにウィルを見ると、ウィルのスライムが、躍らせてみせる、というかのように胸を張った。

 スライムのサポートがあればなんとかなるだろう、とみんなも納得すると、ボリスとミーアが、スライムにサポートさせるからアーロンとアドニスも一緒に踊ろう、と言い出した。

 ボリスとミーアが七大神の魔力を均等にしようとすると、便乗した兄貴は自分が使う魔力を確保するためにデイジーを指名した。

 そんなこんなで、フライパン上でオムレツが仕上がると、打ち合わせ通り眷属神役のメンバーが一斉に踊りながらフライパンの周りを回った。

 七大神役の面々は洗礼式の時の踊りの配置に移動して、その場でクルクル回って踊るのだが、光と闇の神の役は洗礼式の配置だとフライパンの中央に位置することになる。

 さすがにフライパンの中には飛び込めないのでぼくとキャロお嬢様は、チキンライスの大皿の前に並んで踊った。

 巨大フライパンがガクンと傾きオムレツが宙を舞う頃、ぼくたちは祝詞を唱えながらクルクル舞っていたので実物は見ていない。

 誰もがふんわりとオムレツがが着地するイメージを持っていたので、おおおおおお、という歓声が上がった時には成功を確信していた。

 精霊たちも渦を巻くようにぼくたちの踊りに合わせて光るので、なおさら、ぼくたちには周囲が見えにくくなっていた。

 祝詞の終了に合わせて踊りを止めると精霊たちも動きを止めたので、チキンライスの真上で制止していたオムレツがゆっくりと着地するのが見えた。

 大歓声が沸き起こると、ぼくたちは一礼してオムライスの前に集まった。

 ふっくらと焼きあがったオムレツにハルトおじさんがナイフを入れると、トロリとチキンライスを覆いつくし、大成功したことにぼくたちは安堵の息を吐いた。

「素晴らしい仕上がりだ!神々の踊りも見事だった!」

 教皇がぼくたちに労いの言葉をかけると、教会関係者たちがざわついた。

「ガンガイル王国に古来より残る洗礼式の踊りは、祝詞と組み合わせて起動する魔法陣がある、ということでしたが、このように魔法の効果を高める働きもあるのですね」

 大司祭が感心したように言うと、教皇は眉間に皺を寄せた。

「踊りの文献が見つからないので、古代の洗礼式の研究が進んでいないんだ」

 日頃のお勤めがある中、秘密組織の残党の追跡や事後処理に神学校の新設と課題が山積している教会で踊りの研究が後回しになるのは仕方がないだろう。

「若い世代に任せるのもいいでしょう」

 月白さんが教皇の背後で囁くと、教会関係者たちは、神学生候補の留学生たちに洗礼式の踊りについて質問している寄宿舎生たちを見遣った。

「ソースを変えてこちらのオムライスも味見をなさいませんか?」

 第二皇子夫人が教皇たちにぼくたちのオムライスを小さく取り分けて、難しい話の続きは貴賓席に戻ってからするように、と目で訴えた。

 ありがとうございます、と皿を受取った教皇たちが下がると、凄かったな、と話しかける第三皇子にぼくたちは捕まった。

「洗礼式の踊りはガンガイル王国国民なら誰でも踊れるのか!」

「いえ、ガンガイル領出身者なら全員踊れますが、全国民ではありませんよ」

 興奮気味にぼくに詰め寄る第二皇子とぼくの間にハルトおじさんが割って入った。

「まあ、兄上。落ち着いてください。ガンガイル王国でも近年になってから洗礼式の踊りに注目が集まったそうですよ」

 第三皇子が説明をすると、私たちは踊れません、とオーレンハイム卿とジェイ叔父さんが頷いた。

「殿下!配膳の邪魔になります。手伝わないなら貴賓席にお戻りください!」

 第二皇子夫人に第二皇子が叱責されると、手伝います!と第二皇子は即答した。

「ここにいた方が貴賓席より間近に見えますから、足手まといでしょうが手伝わせてください」

 第五皇子が丁寧に第二皇子夫人に願い出ると、失礼いたしました、オホホホホ、と第二皇子夫人は自身の言葉がきつかったことを詫びた。

「配膳が進まないと次のオムレツを焼けないから、どんどん箱詰めしてしまおう!」

 第三皇子が張り切って販売用のオムライスの箱を並べだした。

 自分の興味の対象にはまっしぐらなところは相変わらずな方だ、と第五皇子は苦笑した。

 貴賓席でふんぞり返っていては世間体が悪いと判断したのか、第六皇子夫妻も手伝いにきたが、本当に足手まといになっていた。


 オムライスが順調にさばけたので、三回目のオムレツは、寄宿舎生が祝詞を唱え、神学の宣誓をしていない辺境伯領出身の寮生が踊ることにして、焼いてみることになった。

「さっきも思ったんだが、女神役を男児が演じても問題ないんだな」

 第二皇子の素朴な疑問に土の神役だったケインが頷いた。

「洗礼式でどの神様の役を指名されるかは当日までわからないので、一応どの神の役でも踊れるように練習します」

「同じ神の役を二人で踊る子どもたちがいるのは魔力量の関係かな?」

 第六皇子の質問に、そうでしょうね、とハルトおじさんが素っ気なく返した。

 スライムに指導されたアドニスがミーアと踊ったのは、ミーアが自分の魔力量に自信がなかったからであって、アドニスの魔力が少ないからではない。

「洗礼式の踊りは大人が踊ってもいいのかな?」

 自分が踊りたそうに第三皇子が言い出すと、子どもたちの魔力量から話題を逸らしていると気付いたハルトおじさんが笑いながら、いいでしょうね、と言った。

「子どもたちと一緒に次は私たちがやってみましょうか?」

 すっかり乗り気になっている二人に、ジェイ叔父さんと第三皇子の護衛は、付き合わなければいけないのだろうなぁ、と言いたげに顔を見合わせた。

 精霊たちの光に包まれながら踊る子どもたちを見ながら、二人は同時に小さな溜息をついた。

おまけ ~お馬鹿皇子で満足していた男の話~


『第三皇子へ嫁ぐということは……まずもって私は皇太子になることなどないのに、あなたも政敵に命を狙われることもあるだろう。そんな男に嫁ぐことになるのだが、それで……いいのか?』

 妻への求婚がこんな言葉だったなんて、今となっては、恥ずかしすぎて墓場まで持っていきたい秘密だ。

 だけど、上級魔法学校に進学したばかりの十三歳の少年は、親族が派閥間の調整で決めた婚約者候補に誠実であろうとしたら、こんな言葉になってしまった。

『いえ、私はなにも不満はありません。皇族へ嫁ぐことは名誉なことですし、高位貴族の地位にいれば命が狙われるなんて当然のことですから』

 三つ年下で、まだ中級魔法学校に入学したばかりだった頃の妻の返答も素っ気なかった。いや、彼女がまだ幼かったからこそ親の言うがまま素直に私を受け入れてくれたのだ、と当時の私は考えていた。


『殿下の成績が振るわなくてもいいのですよ。難しいことを考えるのは部下の仕事です。下手に秀でても命を狙われるだけですもの。私はこの年で婚約者を亡くしたくありません』

 卒業生代表になれない私を妻は笑って認めてくれる少女だった。

『私、殿下のお顔が好きなのです。無病息災に暮らしていければ、それでいいではありませんか』

 上の二人の兄の婚約者たちと何かと比較されて厳しい視線に晒される魔法学校生活を過ごすことになったのにもかかわらず、妻は私の顔だけを褒めて微笑んだ。

 気遣うように笑う未来の妻の笑みは、私に向けた笑みというより、自分自身を励ますために微笑んだものだった。

 なぜそんなことがわかるかというと、彼女が心の底から笑う時は口角の横に可愛らしい窪みができるのだ。

 政略結婚を受け入れようと精一杯私を励ます健気な彼女を私は愛しく思った、いや、ずっと前から彼女を愛していた……。

 同派閥の貴族たちが私に年が近い娘たちを紹介するお茶会で、私を気にすることなく、高級なお菓子が食べられる機会だ、としか考えていないかのように幼い彼女が贅を尽くした甘味の代表として振る舞われた果実の砂糖漬けを頬張って笑みを深める姿を可愛らしいと思っていた。

 わたしは彼女をずっと愛していたのに、自分の進路に不安があったから、何も行動できないヘタレだったのだ。

 婚約の話が降ってわいてきた時も、あんな言葉しか言えなかった。

 ……婚約の話が彼女の耳に入った時点で、派閥に絡んだ親の圧力で彼女には断る選択肢などないことがわかっていたから、どうしても素直になれなかったことを、この年になったから認められる。

 当時の私の繊細だった。

 いや、当時の私は、自分が彼女を愛していたことに気付いてさえいなかった。


「思春期なんてそんなものですよ」

「護衛のくせに生意気だな」

 死を覚悟して手記を書いていると、手元を覗き込んだ幼いころからの護衛に突っ込まれた。

「ただ何となく生きていらした殿下が、こうも躍起になって活動して、急に手記なんて書き始めたら、誰だって気になりますって」


 常日ごろ私の陰となって支えてきてくれた護衛が軽い口を利くようになったのは、私がハントになってからだった。


「だから、唐突に私を登場させると読み手が混乱しますよ」

「いいんだ。これはリリーとシシリアしか読めない魔法を施すから、私の身近な人物くらい理解できる」

 魔術具のペンを置いてそう言うと、長年の護衛を担当していたガガが笑った。

「話が飛び過ぎたらいくらなんでも理解が及びません。その手記は草稿にしておいて、本物の手記を書けるように、生きて帝都に帰りましょう」

 終戦後の南方地域で、独立を願う現地民と折衝に当たることになり、次期皇太子争いの権謀術数とは違う、祖国を失った人々の悪意と咄嗟に湧きおこる怒りに由来する計画性のない自爆攻撃を受ける覚悟で臨まなければならならないのだ。

「大量破壊の魔術具を供給する役割を果たしていた私が交渉の矢面に出るのだ。死ぬ気で挑むのは当然だろう?」

「私は毎日あなたの代わりに死ぬ覚悟で家を出るので、妻に愛している、と伝えるために手記を残す必要はありません」

 護衛の一言に私は顔面に血の気が集中して瞬時に火照った。

「出勤のたびに愛しているといっているのか!」

「当然ですよ。独身時代から殿下の護衛をしていましたから、妻も私の家業を理解しています。強いて言えば遺族年金をもう少し手厚くしてくれたら妻が喜びますね」

 そうか、と真顔で答えると、約束ですよ!とガガが念を押した。

「私の個人資産から追加の年金を積み立てておこう」

 本気ですか!と目を見開いて私を凝視したガガに、私は自分の顔の良さを最大限に生かした微笑を向けた。

「教会で神学を学ぶ誓約してくれ。そして、聖典を丸暗記するんだ!」

 はぁ、と大口を開けたガガの肩を叩いた。

「私は誓約をして聖典を丸暗記するぞ!教会関係者になれば、いくら仇敵といえども聖職者だ。自爆攻撃を仕掛けられないだろう?」

 ガガは口をパクパクさせたまま、何か言おうとしているのに声が出ないようだった。

「お馬鹿な皇子には無理だと思うのかい?」

「……いえ、ご自身の興味があることについての集中力の高さは存じ上げています。ですが、わたしのような普通の中年おじさんにそれを強いるのはどうかと……」

 ガガは私を馬鹿にしたのではない、と自分の頭を指さして溜息をついた。

「やればできるさ!ガンガイル王国の回復薬を入手した。これがあれば徹夜で聖典を勉強しても仕事に支障をきたさないぞ!」

 ガンガイル王国の発展は、最高品質の回復薬を惜しみなく使用して不眠不休で国民が働いているからではないか、という噂を思い出したのか、ガガは頭を抱えた。

「まあ、徹夜で、というのは冗談だ。教会で誓約すると一般人が立ち入れない教会内部に入れるから、現地民とに交渉の場を教会に設定して、立ち入り禁止区域から私が登場したら教会関係者だと誇示できるだろう?聖典を丸暗記するのは魔導士試験を受ける条件だ」

 ガガは私の作戦に納得すると肩をなでおろした。

「……そうですね。でも、できることなら詠唱魔法を使用してみたいですね」

 ガガの言質を取った私は、ガガの気が変わる前に、と即座に中央教会に押し掛けた。

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