いざ、王都へ行かん3
とうとう千文字割りました
こうしてチーム【ツキアケ】はやっと王都につきます
ニーナから声をかけられたらタイミングで、陣を起動する
ちょうど、サイレントがきれたらしく
断末魔が聞こえてきた
しかし、気分の晴れる声ではなかった
「う、ううん」
『気がついた?』
女性に話しかける
「誰ですか?」
『私はチーム【ツキアケ】の一人、リップル・ファート王都に行く途中、盗賊達をつぶしてたら、この砦のことを盗賊達から聞いて、あなた達を助けた。方法については聞かないでください』
「わかりました」
『あと』
「あと?」
『ちょっと説得の方を』
「へ?」
要人さんと一緒に外にでる
騎士達が要人さんにかしづく
「姫!ご無事でしたか!いやぁ、騎士団一同大変心配していたのですよ」
大きくへこんだ鎧をまとった老人がきた
実は連絡があったので判っているのだが、聞いておく
『私はチーム【ツキアケ】の一員リップル・ファートと申します、この人を治療した者です。できれば、あなたがどちら様なのか名乗っていただけないでしょうか』
老人は私のほうをいぶかしげな目で見てきた
「本当か?お前達のリーダーはワシに卑怯な攻撃をしてきたぞ」
「卑怯な攻撃とは?」
「聞いてくだされ姫、あやつめ、なにやら怪しげな薬を頭上にブン投げたのです。私は、あれが毒物だとすぐわかりました。故に効果が出る前につぶそうとしたのです。そしたらなんと、空中にいた私に、爆薬をぶつけてきたのです。ほれこの通り鎧がへこんでおる」
そう言って、鎧のへこみを指す
「本当に毒薬だったのですか?」
私に要人さんが訪ねてくる
「毒薬に違いないとわた「私は彼女に聞いているのです」…申し訳ありません」
『多分で構いませんか?「構いません」あれは、私たちへの合図の役割を持った。閃光薬じゃないのかな。その直前に爆発があったって、ニーナが言ってたし』
因みに出血量から考えても、ギリギリのタイミングだったとは思う
このじいさん、一歩間違えば要人さんを殺していたかもしれないのだが、言うつもりはない
何より、この後、老人は、私たちも乗せてもらった馬車の中で真っ白になっていたのだから
要人さんに聞いても、教えてくれなかった
教訓、物事は柔軟かつ考えて行いましょう
老人は、馬車の中で
昔のことも掘り下げられたようです
いったいなにがあったのかは
次回に語りたいと思います




