32話 ギャンブル
シュウさん(以下、し)「ギャンブルってさ、みんなどうしてあんなにハマってるわけ?」
山田さん(以下、山)「さぁ? 勝ったとき嬉しいからじゃない?」
し「でも負けたら損でしょ」
山「だから勝つために本読んだりデータ見たりしてるんじゃない?」
し「ふーん」
山「急になしたの?」
し「いやね、僕の職場の人たち、大半がギャンブラーなんだよ」
山「ついでに言うとシュウさんの唯一友もギャンブラーだわな」
し「ブースターみたいに言うなし」
山「エンテイですー」
し「どっちでもいいわ! そんでさ、前に化物語のスロットのPV見ちゃって、やりたいなーってツイッターで呟いたら、そのすぐ後に『今度二円スロットで化物あるところあるから、今度そこ行くべ』って誘われたんよ。まぁ興味があったからOK出しましたわ」
山「今度の土曜日だっけ?」
し「いえすまん。でも、僕ってばすぐに影響されちゃうタイプだから、とりあえずよくバナーとかで出てる無料でパチスロができるやつをインストールして少し遊んでみたのよ」
山「ふむふむ。結果は?」
し「全然面白くなかった。大体なんだろうけど目押しとかめんどくさいし、画面見てる余裕ないし、なにより疲れる」
山「あー。クルクル回ってるやつ見てるだけでもうお腹いっぱいか」
し「昔のポケモン赤緑時代のゲーセンのスロットとかでいいわ」
山「それかそこらへんのゲーセンのメダルゲームな」
し「でも化物語の映像はちょっと見たいから連れて行ってもらうけど、二円スロットで一時間も遊んだらもうお腹いっぱいになりそう」
山「でもちょっと前にゼーガペインのスロットも触ったって言ってなかった? 親友君に連れられて」
し「その時は実際閉店三十分前とかで、わけもわからず彼の言うとおりに押してたら、コンボみたいのが入ってて、先輩が画面に映ったと思ったらシューティングゲームになってたでござる」
山「それ、ただの知識不足じゃね?」
し「まぁそうとも言う。僕はのんびり画面見てたら当たってたー的なパチンコのほうが性に合ってる気がしてる」
山「パチンコしながらスマホいじってるもんね」
し「パチンコにしろスロットにしろ音が聞こえないんだよね。アイマスのパチンコとかないのかしら? なんでもかんでもスロットから入りおってからに。パチンコの新台に北斗の拳とか来られてもおっさんホイホイ過ぎて僕なんかはあんまりわからんからどうしようもない」
山「でもジョジョのスロットがでたらやるんでしょ?」
し「んーたぶんやらないかな」
山「なんで?」
し「きっとモーションとかいろいろはASBっぽくなりそうだし。アニメーションならやる。3Dならやらない」
山「なんで3D嫌いなん? 神風動画(※)が嫌いなん?」
し「バカヤロー! 神風動画は好きだ! ガッチャマンのOPも作ってるしめっちゃカッコイイ演出だと思ってるぞ!」
山「あれだって3Dじゃん。ついでにいうならキングダムだって八割3Dだったじゃん」
し「いや、3Dが嫌いなわけじゃないよ? ただジョジョは3Dよりもアニメーションのほうが好きってだけ」
山「ふーん」
し「それにスロットになったとしてもやらないと思う。内容がコテコテになるだろうし」
山「あーゆー系は『ジョジョ好きのためのスロット化』じゃなくて『オタクを呼び込むためのスロット化』って感じだから、ジョジョ好きからしてみたら『またこんな感じか』程度で物足りなくなっておわるんだよね」
し「そうそう。じゃあどうしろってわけでもないけどさ、アメトークの『○○芸人』のオタクのやつもそんな感じだよね。自身のオタクアピールして終わりみたいなところがある」
山「でもあーゆーのって、その作品を知らない人に興味を持たせるっていう意味では面白いよね」
し「別にケンコバですぎとか思ってないからね。つっちーみたいに娘の名前にガンダムのキャラ名つけたりするくらいになってから出てきてほしい」
山「面白そうに見てたくせに」
し「北斗の拳は僕も内容全然知らなかったからね。ジョジョ芸人なんて結局一部から三部くらいまでの話で終わってたしね。僕が好きな七部の話は全然出てこなかったもん」
山「名言集のほうで出てたような……」
し「もう各部ごとに特集を組んでほしい!」
山「あっ……ただの抗議だ、コレ」
おしまい
※神風動画
ジョジョのOPやガッチャマンクラウズのOPを作ってしまうスゲェところ。
最近のシュウさんのお気に入り。
ちなみに『背景が草薙』『OPが神風』『声優に沢城』
この三つのうちどれかが入っていると大抵視聴決定のアニメとなります。




